スーパーフードとしても注目のアーティチョーク(カルチョーフィ)はイタリア料理のテッパン野菜です♡
イタリア料理に欠かせない野菜の1つと言えるカルチョーフィ(アーティチョーク)。グルメな人やイタリアン好きの間で話題の食材ですが、ここ数年で知名度も上がりました。イタリア料理でも特にローマの伝統料理に、カルチョーフィを使った有名なレシピがあるのでご紹介します!
イタリア語でカルチョーフィと呼ばれるアーティチョーク(日本語では朝鮮アザミ)。
食物繊維やカリウム、マグネシウムを豊富に含む優れモノです。利尿効果や解毒作用などを期待でき、古代ギリシャ、ローマや古代エジプトでも食べられていたという歴史ある食材。ほろ苦く、ハーブのような独特な奥深い風味があり、たまにとてつもなく恋しくなる味わいです。
古代ローマの政治家プリニウスの記述によると、紀元1世紀にはエジプトでもすでに食されていた
出典:www.gustoitalia.jp
下処理としては、外側の硬いガクをバリバリと剥き、とがった先端を切り落として、レモン水に浸します。茎の部分は食べられるので3cmくらいの長さにカットします。
https://cookpad.com/recipe/1788768
ローマ風カルチョーフィ Carciofi alla Romana

下処理をしたガクの間に、イタリアンパセリとミント、ニンニクを刻んだものを詰めて鍋に下向きに並べ、オリーブオイルと白ワイン、水、塩コショウで煮詰めたものです。ハーブの風味が口の中に広がり、ほろ苦いカルチョーフィの奥深い味わいがくせになります。
前菜として温かいままでも、冷めてからでも美味しく、パスタに和えても肉料理の付け合わせにしてもばっちりです。
ユダヤ風カルチョーフィ Carciofi alla Giudia

ローマのゲットー(ユダヤ人街)の名物料理。
カルチョーフィをそのまま素揚げし、レモンと黒コショウ、塩を振ったもの。カリっとしたガクの食感がたまりません。
https://cookpad.com/recipe/3358506
カルチョーフィのフリット Fritti di carciofi

カルチョーフィを縦に8等分し、小麦粉をつけて揚げたもの。スナック感覚でパクパクいけちゃいます。
イタリアで春になるとどこでも見かける野菜、カルチョーフィ。
カルチョーフィの詰め物 Carciofi ripieni

牛乳にひたしたパン粉に粉チーズ(羊乳のペコリーノチーズがベスト)、ニンニク、パセリのみじん切りを混ぜた詰め物をしたカルチョーフィ。
ミンチ肉の詰め物バージョンなど、各家庭でマンマのレシピがあります。これだけでもメインになれそうな美味しい一品です。
イタリアで秋から春になると出回るカルチョーフィ(アーティチョーク)。このカルチョーフィを使ったノンナ(おばあちゃん)の昔ながらのとっておきのレシピを本場イタリアよりお届けします!
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オイル漬けカルチョーフィ
カルチョーフィ(アーティチョーク)を香ばしく炙り、ひまわり油に漬けたもの。
様々な料理に活用できるほか、そのままおつまみにしてもOK!
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塩水漬け カルチョーフィ
カルチョフィ本来の味をそのままいかした塩水漬け。
そのままサラダに入れたり、煮込みや揚げ物にするなど、幅広い料理を楽しめます。
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パテ(ペースト)
アーティチョークにワインビネガーとニンニク、ミントなどを加えて、パテにしたアイテム。
バゲットやクラッカーにそのまま乗せてもよし、ハムなどと一緒にサンドイッチの具材にしても良し。パスタソースとしても使えます。
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ぜひお試しください!
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