「コロナウイルス」に関する報道はいつから?流れを「見える化」して、今後の行動を考えるキッカケにしましょ!
小・中・高校の一斉休校に、ドラッグストアで続くマスク完売など、日本全体にプチ・パニックを起こしている「新型コロナウイルス感染症」。分からないことが多いからこそ報道の内容や時期などを正しく把握し、落ち着いて行動することが大切ですね!
今、いちばん気になることはやっぱり「新型コロナウイルス感染症」
2020年に入ってからの急速な広がりにより、私たちの生活を大きく変えてしまった「新型コロナウイルス感染症」。なんだかあれよあれよという間に拡大した……というイメージもありますが、実際に「コロナウイルス」に関する報道はいつからされていたのでしょうか?
■「コロナウイルス」に関連する報道をチェック!
株式会社トドオナダは、自社開発モニタリングクラウドサービス「Qlipper」を使用して行った「コロナウイルスに関する調査」の結果を2月25日に発表。「コロナウイルス」に関する報道の動きを“見える化”しました。
報道量や「今、どこに注目が集まっているのか」をきちんと知ることで、早め早めに落ち着いて対策・準備ができることも。WHOが注目をし始めた時期やリモートワーク・在宅勤務について報道され始めた時期なども合わせてチェックし、今後の動きに活かしましょう!
「コロナウイルス」に関する報道まとめ!
【武漢について】
コロナウイルスは武漢で原因不明の肺炎として発表されていたことから、報道初期は武漢市の話題が多めでした。しかし同市を閉鎖したものの、並行して周辺地域で感染者が拡大していき、1月30日を境に他の地域の話題が多くなっています。
3月7日の報道では、新型コロナウイルスの感染者数は全世界で約10万人になった、とのこと。さまざまな人々が行き交う今の時代だからこそ、もはや感染経路の特定や封じ込めは難しいのかもしれません。
私たちが確実にできることは、まずは「咳エチケット」とこまめな「手洗い・うがい」。コロナウイルスだけでなく、いろんな感染症を防ぐためにも徹底しましょう!
【WHOについて】
WHOが「新型ウイルス」と認定したのは1月8日。その後は発表や報告がおこなわれるたびに報道量が増えており、WHOの動きにとても注目していることがうかがえます。
【クルーズ船について】
いろんな国をまわりながら船旅を楽しむ「クルーズ船」ですが、今回、乗船客に「コロナウイルス」の感染者が確認されたため、とても注目されることとなりました。
横浜港に停泊した「ダイヤモンド・プリンセス」号は、2週間以上の「健康観察期間」を経て“陰性”となった人々を下船させましたが、その後、下船者からの“陽性反応”も発覚しています。
「未知のウイルス」であったことや、乗員乗客合わせて約4,000人が乗る「豪華客船」だったことからウイルスの封じ込めが徹底できなかったよう。今後の対策方法や初動の見直しが必要になりそうです。
【アメリカ、中国以外での海外の反応について】
1月15日、アメリカ国務省がコロナウイルスをめぐり米国民へ注意を呼びかけたのが始まりとなり、その後トランプ大統領の発言など受けて徐々に記事数が増えています。
2月2週目までの記事では、コロナウイルスの影響がアメリカの経済や貿易、外貨におよぶという記事が多めでした。しかし2月3週からはアメリカで猛威を振るっているインフルエンザが、実はコロナウイルスだったのではないかという記事が増えています。
そして3月現在、ニューヨーク株式市場では「ダウ工業株平均」が続落。コロナウイルスの拡大を受け、経済に与える打撃が懸念されています。
【リモートワーク 在宅勤務について】
感染を防ぐ目的で企業のリモートワーク導入や出社停止が広まっていますが、この流れが広がり始めたのは、1月26日にIT企業「GMO」が2週間の在宅勤務とすることを公表したため。それを皮切りに、感染回避のための企業対応が記事として増えています。
コロナウイルスの収束時期が見えないことや、小・中・高校の全国休校が実施されたことから、「リモートワーク・在宅勤務」の流れについては今後も広がっていくのでは、と考えられます。
【マスク不足 転売について】
1月15日から中国国内のマスク不足が報じられ、それを受けて日本の自治体などが中国を物資支援する報道されました。その後中国からの感謝を伝える記事が報道されています。
2月8日にコンビニや飲食店など接客業のマスク着用について記事が出ており、今では働く店員がマスクをしている姿が当たり前になりました。しかしドラッグストアなどでは軒並みマスクが完売し、入荷も未定という事態に。世界的なマスク不足が報じられる傍ら、マスクの転売について取り上げる記事も増加しています。
これから花粉症シーズンに突入することもあり、必要な人にきちんとマスクが届くよう、販売する側も購入する側も配慮する必要があるといえそうです。
情報を正しく知って、正しく行動を。
中国国内の「マスク不足」や日本での感染者報道がされてからは、とても早いスピードで全国のドラッグストアからマスクが消える状態に。さらにはトイレットペーパーやティッシュなども売り切れ続出となり、今どうしても必要な人はフリマアプリなどで高額転売されているものを購入せざるをえない状況となっています。
小売店の棚からは消えていますが、毎日ちゃんと生産されているので「手に入らなくなる」ということは今のところないようです。なので落ち着いて「必要な人が必要な分だけ購入する」ことがとっても大切。
また、転売品を購入してしまうことで、さらに転売者が転売品を購入するための資金を増やしてしまうことになります。なので基本的には転売品の購入は避けるべし。みんなが正しい情報を知って正しく行動すれば、大きなパニックは防ぐことができます。
情報は恐れるためではなく、正しい行動をとるために知るもの。ぜひ、自分ができる事から始めていきましょう!
企業の詳細はこちらから
関連記事はこちら
3月8日までに7300人以上の感染者が出ているイタリア。全国的に学校は休校、北部は町ごと封鎖され1600万人が日常生活に制限を受ける深刻な事態になっています。9日には、北部5州からの日本への入国禁止措置&イタリアへの渡航中止勧告も。そのミラノで、休校の高校の校長先生が生徒に宛てたメッセージが感銘を与え話題になっています
手作りマスクの中当てにも最適な「使い捨てクレンジングタオル」