唇の皮を剥く癖がやめられない! めくれた皮はどうするのが正解?
唇の皮はリップメイクで荒れたり、乾燥したりすると自然とめくれてしまうもの。めくれた皮をどうしたらいいのかわからず、ついつい手で剥いてしまうという人もいるのではないでしょうか?
今回は、唇の皮がめくれる理由や、めくれた場合の正しいケアなどをご紹介します。
唇の皮がめくれたときの対処法
唇の皮がめくれる原因
唇は他の部分の皮膚とは違い、皮脂腺を持たず、バリア機能がないため乾燥しやすいパーツです。
食べたり話したりと動かすことも多く、紫外線や食品、化粧品などによって常に刺激を受けます。そのため唇の皮膚は荒れやすく、簡単に皮がめくれてしまいます。
特に、空気の乾燥する冬は唇の皮がめくれやすくなる季節。
放っておくと皮がめくれるだけでなく、唇がひび割れて出血することもあります。
こまめにリップクリームを塗り、乾燥から唇を守りましょう。
皮剥けを助長するNG行動
唇を舐めたり、こすったりする癖がある方は要注意。さらに乾燥が進み、皮がめくれやすくなります。
また、唇の皮がめくれるとつい手で剥きたくなりますが、無理やり剥くのはNG!唇が腫れて痛くなったり、必要な皮まで剥いてしまい血が出たりすることもあります。
皮を剥くのが癖になると、その刺激で唇が荒れてさらに皮がめくれやすくなるという悪循環に陥ります。触りたくなる気持ちはグッと我慢し、できるだけそっとしておきましょう。
とはいえ、皮がめくれたままの唇を放っておくのは難しいもの。
皮剥けが気になるときは、眉用のハサミでカットしましょう。根元から皮をカットすればそれ以上めくれることはなく、必要な皮をしっかり残すことができます。
唇の皮剥けを予防するには?
唇の皮剥けを予防するには、こまめにリップクリームを塗って保湿するのが大切です。リップクリームは乾燥や荒れを感じる前に塗るようにしましょう。
ベストなタイミングは、起床時と就寝前、食事の後。食後に塗る際は、先にウェットティッシュなどで口元の汚れを落とすと衛生的です。
唇を拭くことで、飲食物に含まれる刺激物質を落とすこともできます。
唇がすでに荒れぎみのときは、医薬品や医薬部外品のリップクリームを使用しましょう。
荒れた唇の修復を促す成分、唇の皮膚の新陳代謝を促す成分が入ったものがおすすめです。
森下仁丹/デンタルピルクリーム
口唇炎・口角炎治療薬として販売されている医薬品リップクリーム。
ひび割れ、皮剥け、ただれなどの唇のトラブルに有効です。ステロイド剤が配合されており、治りにくい荒れた唇を補修します。
■内容量:5g
■有効成分:プレドニゾロン(ステロイド)、セチルピリジニウム塩化物水和物(殺菌、化膿止め)
■適応症:口唇炎、口角炎、口内炎、歯肉炎、歯齦炎
唇の皮がめくれているときのリップメイク
唇の皮がめくれているときは、刺激の強い化粧品の使用を避けましょう。
口紅ではなく、保湿効果がメインの色付きリップクリームを使用するのがおすすめです。
ザ パブリック オーガニック /色付き リップクリーム
オーガニック処方の色付きリップクリーム。厳選された濃密な植物オイルと濃厚シアバターがとろけて馴染み、つややかな唇に。
色付きタイプは、天然石由来のミネラルカラーがしっかり発色します。
無色タイプは、天然精油を使った3種類の香りなので、その日の気分で選んでみて!
■カラー:全4色/グレースフルピンク、バーニングレッド、ノーブルオレンジ、無色(香り:スーパーシャイニー、スーパーバウンシー、スーパーポジティブ)
ニベア/リッチケア&カラーリップ
人気美容雑誌のベストコスメで「プチプラカラーリップ部門」第1位を獲得したこともある色付きリップクリーム。
美容オイル配合のリッチなうるおいとツヤやかな発色が特徴です。
リップクリームとは思えない独特のカラー展開を誇り、定番のレッドやピンクだけでなく、ボルドー、くすみローズ、ベージュなど、口紅顔負けのオシャレなカラーが揃います。
■カラー:全8色/シアーレッド、スモーキーローズ、フレンチピンク、大人のボルドー、ラズベリーピンク、コーラルレッド、ルビーレッド、チェリーブラウン
皮剥けがひどい場合は皮膚科へ
こまめにリップクリームを塗ったり、医薬品のリップクリームをしばらく使用したりしても皮剥けが改善されない場合は、唇にトラブルを抱えている可能性があります。
皮膚科を受診し、医師の診察を受けましょう。
【ライター紹介】 小晴(こはる)
出版社での美容雑誌編集、web制作会社でのライター業を経て、フリーライターとして活動中。
「文章を通してひとの暮らしをよりよくする」をモットーに、美容からライフスタイルまで、女性向けを中心に幅広い分野の記事執筆を手がける。
2018年より唐突にパーソナルカラーの世界にハマり、イエベメイクの研究に日々勤しんでいる。現在は化粧品検定1級の取得を目指し奮闘中。
Published by Ameba Ownd
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