【我が子が『岩』役だったら…?】“親バカ”のほうが伸び伸び育つ!?「そのままを認めて褒める」“子育てのコツ”とは
ついつい「できないこと」ばかりに目が向いてしまいがちな育児中ですが、“素直に褒める”を意識することで「できること」が見つけやすくなるかもしれません。
子どもをまるっとそのまま認める“親ばか力”は、子どもの才能をグーンと伸ばすキッカケになるかも!?
劇の配役、うちの子が「岩役」だったら?
「尼僧のひさこむ(@hisacom5)」さんがツイートしたのは“親ばか”についてのこと。
本物の「親ばか力」は、子どもの可能性をグーンと引き出すこともあるそうですよ~!
たとえば幼稚園や保育園・学校などの「劇」で、もしもうちの子がビックリするような“脇役”だったらどうしますか?
ママやパパの反応が、子どもの将来の可能性を左右する……かも!?
どんな役でも全力で応援を!
親バカとは、例えば劇の配役で我が子が岩役だったときに「なんでうちの子が岩なんですか!?」とクレームを入れるのではなく、「見てあの岩‼うちの子、岩なんだけどチョーカワイイ‼」みたいなのが本物の親バカなんですってね。わかる。我が子が演じる岩、絶対かわいい。
— 尼僧のひさこむ (@hisacom5) October 2, 2019
「せっかくの大舞台だから、うちの子はストーリーの中心となるような役をこなしてほしい!」という気持ちは少なからず、多くの保護者の方にあるのではないでしょうか。
でも“劇”はいろんな役がそれぞれ協力して一つの形を作るもの。岩役も木の役も波の役も、どれも重要な役割です。
与えられた役を精一杯こなす我が子。
たとえ大きな見どころがない岩役であっても、その頑張りをまるっと受け止めて「スゴイ! 頑張ってる! 超カワイイ!」と言える親こそが、我が子の良いところを伸ばしていけるステキな親なのかもしれません。
ツイッターでは共感の声が
うちの子のエビフライすごかったです
出典:twitter.com
桃太郎でキジとか犬とかが従ってついていく時、ウチの子のお面だけウルトラマンでした!
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先生〜ごめんなさい と思いながらもチョー可愛かった
息子が演じた時のあれは最高でしたね、後にも先にもあんなに可愛い「壁」は見たことないですねー。←
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うちの娘は波でした。
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舞台裏で大きな箱に豆をたくさん入れてザーッザーッってやってましたよ。
良い波でした( ◠‿◠ )
「エビフライの役」が気になりすぎてもうダメぇぇぇ!!!(笑)
劇の内容が気になりすぎるぅ!!!(´;ω;`)
短所は長所?「親ばか力」を高めよう!
世界的ピアニストとして活躍する「辻井伸行」さんの母・いつ子さんは、「親ばか力 子どもの才能を引き出す10の法則」という本を出版されています。
実は伸行さんの赤ちゃんの時代には「日常の騒音ですぐに泣いてしまう」という、他の人からは“困りごと”に思えてしまうことがあったそうですが、いつ子さんは「この子は耳の感度が人より優れているのかもしれない」と思ったそうです。
成長していく中で常に伸行さんをよく観察し、「上手! すごいね!」などの言葉をかけてきたいつ子さん。
寄り添いながらキッカケを与え、見守ることで伸行さんはグングンと素晴らしい才能を発揮していくことになります。
「ほめて伸ばす」というよりも、いつ子さんは心の底から伸行さんのピアノが上手だと感じていたそうです。
親の本当の気持ちが伝わっていたからこそ、伸行さんもそれに応えるように上達していったのかもしれませんね~!
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「えっ?」と思う部分が“才能の芽”なのかも
とはいえ、毎日見ている子どもの「長所」を見つける……ってけっこう難しい気がしますよね!
そんなときは「何でだよ!」と怒ってしまいそうな部分に対し、反対の目線で見てみるのが良いそう。
例えば
・飽きっぽい……「自分に合わない」という見極めが早い
・いろんなことに手を出しては中途半端……興味の幅が広い
などなど!(笑)
ちなみにうちの長女は「寝てるときと食べてるとき以外はずっと何か喋ってる」タイプ。めちゃくちゃ気が散るし話しかけてくるので、私がしんどい時はイライラが止まりません。
あと工作が大好きで、いろんなモノを作ってはよく机周りが(というか家中が)ゴミ溜めと化しています。泣きたい。(私が)
でも逆に考えると、常に頭の中ではいろんなことを考えているから「発明家タイプ」なのかな~とか! HAHAHAHA!!!
次女は口数は多くないですが、大人が思わず笑っちゃうような鋭い一言をピンポイントで発したりします。そして歌や踊り・お絵かきやお化粧・オシャレが大好き。お友達とのコミュニケーションが苦手なのか集団生活が苦手なのか、幼稚園に行くのは気が進まないようです。毎朝ホントに大変。(私が)
逆に考えると、まぁコミュ力は必要ですが一人で自由に作業する「クリエイタータイプ」なのかな~。
成長すればまた違う一面が見えてくるかもしれませんが、その子のタイプや方向性が分かれば褒めやすく、伸ばしやすくなってくるのではないでしょうか。
「素直な気持ちで褒める」ことが大切!
子どもが何かしてくれたときには「ありがとう」、“オッ、すごいな!?”と思ったときには「この〇〇がすごいね!」など、とにかく褒めようと努力するのではなく「素晴らしいと感じたことをそのまま子どもに伝える」ことが大切です。
あとオススメなのが、そのことに対してさらに「なぜそうしようと思ったの?」と聞いてみること。意外と親が予想もつかないような素敵な答えが返ってきて、見る目が変わるかもしれませんよ~♪
我が子だからといっても、ママやパパとは考え方も性格も違う一人の人間。そしてまだまだ人生これからの、可能性の塊です。
ぜひそのままの我が子をまるっと認めて、褒めて期待して。素敵な人生へと導いてあげたいですね~!
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3人の子どもを育てる「尼僧のひさこむ」さんは、なんと“4代目の住職”だそう!
考え方や日常など、面白い情報がたっぷりの「ひさこむ」さんのブログです。
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