保育園で導入されてる幼児のお昼寝用ベッド(午睡用ベッド)「コット」ってなに?メリット・デメリットなど!
保育園でのお昼寝は「お昼寝布団」で……だと思いきや、最近ではお昼寝用簡易ベッド「コット」というハイテクなものを使っている園も多いそうですよ!
実はスゴイ実力を秘めた「コット」、メリットいっぱいなのでぜひぜひチェックしてみて~!
目次
民間保育園では多数導入している「コットベッド」って?
保育園では午後に「お昼寝の時間」があるため、「お昼寝用布団」を準備して持ち運んでいる保護者の方が多いのではないでしょうか?
しかし園によっては、シンプル&便利なお昼寝用簡易ベッド(午睡用ベッド)「コット」を利用しているところも多いんですよ……! ななな、何だそれは~!?!?!?
メリットいっぱいの「コット」、一体どんなものなのか!? ご紹介していきますねー!
簡易ベッド「コット」のメリット・デメリット!
「コット」とは、ポリエステルメッシュの布が張られた“簡易ベッド”のこと。
“コット”でネット検索すると、まずキャンプ用品として使える大人サイズの折り畳みコットが出てきますが、実はフレームがしっかりしていてスペースを取らない「乳児用・幼児用コット」というものもあるんです。保育園で使用されているのは、この安定感抜群の子ども用「コット」。
とても簡単な作りに見える「コット」ですが、実は驚くほどメリットがいっぱいなんです!
メリット①:設置・収納がラク!
「コット」はそのままベッドとして使えるため、使う時は“そこに置くだけ”、片付ける時は“移動させるだけ”の超便利なアイテム。ちなみに積み重ねも可。
張ってある布はポリエステルなのでタオルケットなどを敷いて使いますが、「お昼寝布団」を準備することを考えれば手間や労力は天と地の差!!!
公立保育園あるあるなのが「月曜日にお昼寝布団を抱えていって、金曜日に持ち帰って洗濯する」作業。ちょっと重いし大きいから、小さな子を連れての持ち運びって大変なんですよね~! でもコットがあれば敷&掛けのタオルケットさえあればOKなので、洗濯だって超ラクです! 嬉しすぎる……( ˘ω˘ )
メリット②:夏は涼しく、冬は暖か
「コット」はほんの少しだけ高さがあるため、床と体の間に空気を通してくれます。そのため夏は通気性が良くて涼しく、冬は床の冷たさが伝わらず暖か。暑かったり寒かったりすると子どもってグズりがちですが、それも「コット」があれば難なく解決! グッスリ眠れるので、子どものご機嫌も良くなるかも?
メリット③:シンプルだから衛生的
一般的な「お昼寝布団」は、小さいけれどやっぱり「布団」なのでかさばるし洗うのも大変、乾くのにも時間がかかります。また、ダニやホコリなどの心配もあるし、衛生面ではちょっと不安なんですよね~。
簡易ベッドの「コット」は、金属フレームに樹脂コーティングやポリプロピレン加工が施してあります。ポリエステルの布部分も含めて汚れた時はサッと水拭きできるし、少し高さもあるので床のホコリなどからもバッチリガード。
ちなみに小さな子って、うつ伏せでヨダレを垂らして寝がちですよね? 夏は特に汗もかくし、お昼寝布団だとちょっと恐ろしいことに……((((;゚Д゚))))
「コット」はまさに、幼児のお昼寝にうってつけの神アイテム……だぞ……!
デメリット……は特にないかもしれない
布団に比べ、良い面ばかりの「コット」。デメリットといえば、少し高さがあるので落下の心配がなきにしもあらず……?
ですが、フレームに布を張った「コット」は体重でほんの少しだけ沈んで“軽いハンモック状態”になるため、よほどのことがない限りは落ちないそうです。
逆にその“ほんの少しの沈み込み”が体にフィットして心地よく、気持ち良いのか子どもたちはよく寝るそう。また、フレーム型ベッドなので「自分だけのスペース」という意識が働き、安心感につながり睡眠が安定する、という声も。
1点気をつけたいのは、あくまでも「お昼寝用簡易ベッド」だということ。ガッツリ長時間寝る「夜睡眠」には適さないそうです。
自宅に1台あってもいいかも!?ネットで買える「コット」
実は「コット」、ネットで簡単に購入できちゃうんです。ちょっと価格は高めですが我が子の快適な睡眠が手に入る……かもしれない!
自宅に1台あればお昼寝に使えるのはもちろん、保育園入園まで「コットでお昼寝リハーサル」してみても。
毎晩お布団で寝るご家庭なら、お昼寝時だけの「なんちゃってベッド気分☆」も味わえて子どもも喜びそうですね!(笑)
エンジェル社 午睡用ベッド お昼寝用ベッドスペースライン
こちらは保育園などでも使われている「エンジェル社」の幼児用「コット」。ちょっと価格は高めですが、使い心地の良さは抜群!
「乳児用サイズ」と「幼児用サイズ」があります。
・サイズ:乳児用/縦107×横56×高さ14cm 重量2.8kg、幼児用/縦138×横56×高さ14cm 重量3.4kg
・材質:フレーム/金属に樹脂コーティング、ネット/ポリエステル化繊
コット用シーツも忘れずに…
保育園では「シーツは各家庭で用意してください」と言われることも。 園や年齢によって必要サイズが異なる場合もあるので、入園前にサイズも忘れずにチェック!
とっても快適な「コット」。保育園見学の際はチェケラ!
保育園に「コット」が完備してあれば、週初め&週末の「お昼寝布団運び」はしなくて済みます。地味~に大変なので、できれば「コット」があるほうがウレシイ……!(´;ω;`) 衛生的だしね!
現在は公立保育園にも導入されている地域も多いようなので、保育園を見学に行く際は“「コット」があるか・今後の導入があるかどうか”もぜひ一緒にチェックしておくと◎。ママも子どもも快適な「コット」。もっともっと普及するといいですね~!
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