『サンタクロースっているんでしょうか？』
子供だけでなく、大人も考えさせられます
クリスマスに合わせて、絵本を探していました。子供に聞かせるつもりで購入しましたが、大人のクラスで読み聞かせをしても共感をする方ばかりでした。
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クリスマスは、大人にとっても子供の心を少し取り戻す良い時期です。100年も前のアメリカでの出来事ですが、子供のピユーアな質問に対して、大人たちが社説を使ってきっちり真面目に答えています。この素敵な対応にも心打たれます。原文が気になりそれも読んでみましたが、やはり素晴らしいです！
子供達には(1年生～6年生）少し言葉渡しながらお話ししましたが、みんな目をキラキラして良く聞いたくれました。
８歳の少女の問いに、真っ正面に向き合い、丁寧に、そして誠実に答えたフランシス・チャーチさんの文章は、本当に美しく、愛情に溢れた名文です。それこそ星５つでは足りないくらいです。
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先日、9歳の娘が、バージニアと同じ質問をしたので読ませてみました。「サンタクロースを信じない人は、心のせまい人」というくだりに納得したようです。
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ちなみに、私が20年前初めて読んだときは、「世の中に愛や人への思いやりやまごころがあるようにサンタもたしかにいる」というこ言葉に、「子ども」の夢を壊さない素敵な内容だと感動しましたが、いま読んでみると上の言葉と一緒に「ただ、信頼と想像力と詩とロマンスだけが、目に見えない美しいものを見せてくれる」
という言葉が重いなと感じます。「子ども」だけでなく「大人」へのメッセージでもあるのですね。
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