「MRワクチンを打っておいてよかった…」風疹大流行の今、先輩パパからのアドバイスTweetが!
今年、風疹の流行が拡大しているのをご存知ですか?妊婦さんにとっては、妊娠中に罹患すると胎児に影響が出る可能性があるので、怖いですよね。
2018年風疹が大流行中…
ニュースで度々報道されているのでご存知の方も多いと思いますが、2018年現在風疹が首都圏を中心に大流行の兆しを見せています。昨年度までの3倍の患者数となっているようです。なぜ流行が話題になっているのか?風疹について、引用しながらご紹介します。
「風疹」とは?
風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症です。 風しんウイルスの感染経路は、飛沫感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播します。症状は不顕性感染から、重篤な合併症併発まで幅広く、特に成人で発症した場合、高熱や発しんが長く続いたり、関節痛を認めるなど、小児より重症化することがあります。また、脳炎や血小板減少性紫斑病を合併するなど、入院加療を要することもあることから、決して軽視はできない疾患です。また、風しんに感受性のある妊娠20週頃までの妊婦が風しんウイルスに感染すると、出生児が先天性風しん症候群を発症する可能性があります。(厚生労働省HPより)
出典:www.mhlw.go.jp
「風疹」の場合、かかった本人にも症状がでますが、さらに妊婦さんが感染した場合、お腹の中の赤ちゃんに先天性の疾患が発症する可能性がある。なので、流行が警戒されているのです。
数年前にも流行したのですが、実はその流行世代には気を付けなくてはいけないある特徴があるそうです。
平成2年4月2日以降に生まれた人は2回、ワクチンを受ける機会がありましたが、それより年齢が上の人は受けていても1回。そして、昭和54年4月1日以前に生まれた男性は1回もその機会がなく、十分な免疫を持たない人達が蓄積していたものと考えられています。(厚生労働省HPより)
出典:www.mhlw.go.jp
つまり、現在30代後半以上の世代については、予防接種を打たずに来てしまった可能性が高く、風疹に対する十分な免疫がないため流行を担ってしまう可能性も同時に高くなる、というわけです。まさに、私たち育児世代の年代ですね!
「MRワクチン」を打っておいてよかった
そんな中、先輩パパからアドバイスTweetが寄せられています。
僕は麻疹が流行った時に麻疹ワクチンを妻に言われて打つことにしたんだけど、単独のものがなくて仕方なくMRワクチンを打ちました。子供が産まれて今度は風疹が流行し始めて、あの時にMRを打てて本当に良かった。
— suigetsu (@maru_sui_) 2018年8月29日
打ってない人は是非。自分はもちろん自分の周りの人の為にもMRワクチンを打って欲しい
MRワクチンとは、麻疹風疹両方を予防する種類のワクチンです。現在は子供たちも摂取しているワクチンなので、ご存知の方も多いと思います。麻疹(はしか)風疹ともに、妊婦さん・赤ちゃんへの影響が出る病気ですので、30代以上の方、そして妊婦さんと接する場面が多い方などは、特に気を付けて、できればMRワクチンを接種しておいてほしいですね。
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