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「在宅ワークって育児と両立しやすいんでしょ?」にちょっと待った!甘くない現実…育児・家事・納期の板挟みでヘトヘト!?

「在宅ワークって育児と両立しやすいんでしょ?」にちょっと待った!甘くない現実…育児・家事・納期の板挟みでヘトヘト!?
参照 : www.photo-ac.com
子どもをみながら空いた時間で稼げる…そんなイメージを持たれがちな「在宅ワーク」ですが、実際のところは? 経験者の様々な声と、在宅歴2年の筆者の実体験をもとに、知られざる一面をご紹介します。
「在宅ワークって育児と両立しやすいんでしょ?」にちょっと待った!甘くない現実…育児・家事・納期の板挟みでヘトヘト!?
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ここ数年でかなり一般的になってきた「在宅ワーク(テレワーク)」。 そのメリットは、なんといっても通勤しなくて良いことでしょう。 パソコンやスマートフォンなど環境さえ整っていればいつでもどこでも仕事することが可能です。
出典:www.flickr.com
ずっと家にいられて、自分の好きなタイミングで稼げる。 それならば、と、出産を機に「在宅ワーカー」へ転身する人も多いのではないでしょうか。 実は筆者もその一人です。 でも、ちょっと考えてみてください…

「子どもをみながら」本当に仕事が出来るのでしょうか?

本当にそう…そうなんですよ…! 筆者も産後ずっと在宅で細々仕事をしていますが、ラクなのは本当に「仕事場が自宅である」という一点だけだなと痛感しています。 子どもの様子をみながら「同時に」仕事を進めるなんて、実質不可能でした。 上記コメントの方が仰るように、子どもは基本的に親が仕事するのを嫌がります。 自分以外のことに集中していて、目の前にいるのに構ってくれない。 冷静に考えると可哀想だし、「仕事が忙しい」なんて事情を幼い子が理解できるはずもないですよね。 では、仕事できるタイミングはいつやってくるのか? その答えは…
そう、「子どもが寝ている間」だけです。 たっぷりお昼寝してくれる時期なら、日中に少しは作業を進めることも出来るでしょう。 が、成長するにつれ昼寝時間は短縮→いずれ消滅してしまいます。 すると、どうなるか? 体力のある子どもと遊びまくって疲労困憊なのに、睡眠を削って仕事するという修羅場が訪れます。 徹夜続きとイヤイヤ期のダブルパンチで、筆者は体を壊しました。 さらに、見落としがちなのが…
在宅ワーク=仕事+育児+家事 だということ。
出典:www.flickr.com
納期は待ってくれないし、子どものお世話は手が抜けない。 となると、真っ先に疎かになるのが「家事」ですよね。 …そうは言っても、ホコリだらけの部屋で子どもを遊ばせるわけにはいかないし、子どもの食事だけ用意して大人の分は無視!なんてわけにもいかず… 大量に出る洗濯物だって、今日の分を溜めてしまえば明日の自分が辛いだけ… 「家事」と「育児」を切り離して考えるのは難しいことです。 そして、必要最低限の家事しかせずにいると、外で働いている配偶者から「サボっている」と思われてしまうことも。

〜ここが辛いよ「在宅ワーク」〜

▶︎▶︎▶︎ 周りに理解されなくてキツい!

うう、同じ気持ちの仲間が沢山いる…(涙) 「ずっと家にいるんだからラクでしょ」なんて偏見にさらされて悔しい思いをしている人、多そうです。 ちなみに…筆者が今まで言われて嫌だった言葉ワースト3は 第3位「仕事してないから保育園には入れないよね」(by親戚) ずっと家にいるなら子どもと一緒にいられて良いね〜という流れからの一言。 ついさっきまで在宅ワークの話をしていたのに、「そんな程度じゃ仕事とは認められない」と言われたようでショックを受けました。 第2位「自分のことばっかりして!ちゃんと(息子)を構ってあげないと可哀想」(by実母) ワンオペ在宅ワークに限界を感じてきた頃、繁忙期だけ実家へ駆け込んで、息子を母にみてもらったのですが… スマホとPCを代わる代わるいじる筆者の姿が、遊んでいるようにでも見えたようで叱られました。 「どうしても忙しいから今日だけ仕事に集中させて欲しい」と説明していたけれど、母にはピンとこなかったようです。 第1位「ずっと家にいるんだから空いた時間でチャッチャッと出来ないの?」(by夫) 納期直前で寝不足MAX、家事が滞ってどうにもならず手伝いを求めた時に言われて目の前が真っ暗になりました。 フルタイム勤務の夫に比べたら少額とはいえ、毎月振り込まれる筆者の稼ぎがどこから湧いてきたと思っているのか… 「空いた時間」など無いってこと、きっと経験者にしか理解されませんよね… 同じく夫の言葉で「俺が休みの日に仕事しないで」というのもキツかったです。 いけない、いけない!恨み言がどんどん湧いてきてしまう(笑) …こうしてみると「身内に理解されない」のは精神的に一番辛いことかもしれませんね。
そして「理解されない」弊害のひとつが…

▶︎▶︎▶︎ 保育園に入りにくい!

外に出て働いている人たちと比べると、在宅勤務はどうしても優先順位が下がるんですよね。 就労状況の説明もややこしくて、「ちゃんと働いてます!」と証明するのが難しい。 運良く預けられたら、今度は周りの目も気になってくる… 「ずっと家にいるのに保育園入れちゃったの?」なんて言われたりして。 心を強くもたなければなりませんね(笑)

▶︎▶︎▶︎ ON/OFFの切り替えが難しい!

この切り替えは、余程しっかりした人でないと難しいのではないでしょうか。筆者も大の苦手です。 頭のどこかで常に仕事のことを考えているから、気が休まらないし、子どもと遊んでいて上の空になることもありました。 子どもを第一に考えて「在宅」を選んだはずなのに、全力で子どもと向き合えないのは本末転倒ですよね。 「このままでは却って寂しい思いをさせてしまう」と気付いて、筆者は慌てて保育園を探しました。 地域柄、一時保育ならすぐに入ることが出来たので、今はなんとかメリハリつけてやっています。 保育園は「在宅ワーク」にも必要! 心からそう思います。
出典:www.flickr.com
「空き時間で簡単」と、在宅ワークの手軽さを謳ったネット広告などはよく目にします。 けれど、ラクそうだからと安易に始めるのはちょっと危ないかもしれません。 どんな仕事にもメリットとデメリットがあります。 向き不向きを考え、内容をよく吟味して、自分たち家族のスタイルに合った働き方を選べると良いですね。