子どもの食べ残し、どうしてる?試行錯誤しながら悩んだ末に「処分」を選んだらストレスが減った話。
「もったいない」という言葉は、日本で生まれた独特の言葉。
“モノを大切にする”のは資源や地球を守るうえで大切なことであり、子どもにもしっかりと伝えていくべきことです。
しかしそれは、時と場合によりママを追い込んでしまうほどのストレスになることも。
育児中は「うまく割り切っていく」ことも大切です。
試行錯誤しても防ぎきれない「子どもの食べ残し」
3歳のお子さんを育てている「ちくま(@chikumababy)」さんは、“子どもの食べ残しは親が食べる”姿を見て育ってきたママ。
もちろん、食べ残しが出ないように毎日の工夫や試行錯誤していることは大前提であるものの、子どもの気分のムラや急な好みの変化により「どーーーーーーーしても」生まれてしまう食べ残し。
その“食べ残し”を当たり前のように食べてきたちくまさんですが、あるとき思い切って食べるのをやめたら「ストレスが減った」のだそうです。
食べ残しを食べる事をやめたら、ストレスが減った話。 食べ残しを食べるのがいいとか悪いとかではなく、自分にとってストレスが少ない方を選べばいいと思う。 #育児漫画 pic.twitter.com/vYTKUEKcfl
— ちくま@3歳 (@chikumababy) 2018年4月18日
「食べ物を大切にしなければ」
「食べ残しが出ないようにしなければ」
「せっかく作った食事を残されるのは悲しい」
「量を少なくしたり好きな物に混ぜてみたり、毎日毎日工夫して考えて食事を出しているのに」
食べ物や食事の大切さ・重要さを分かっているからこそ、より大きくなってしまうストレス。
子どもの食事を少なめに、自分の食事を普通に準備すると「足りなーい」と言われて分けることになり、子どもの食事を普通にして自分の食事を普通にすると少し食べただけで「もう食べられない…」と言われて食べ残しを食べることに。
子どもは毎日の運動量や体調が不安定なことに加え、日々成長しているので「食事」に関してのムラがとても大きい。
そんな子どもに「完食してもらうこと」を前提として食事を作るので、メニューは何にしよう、量はどのくらいにしようなど、ママの頭は日々フル回転です。
疲れます。本当に疲れますよね!!!!!
そんなに頑張ったあげく一口食べただけで残されるんだもん!!!泣きたくなるぜ!!!!!(同じく3歳児を育てている私の叫び)
ツイッターでは「分かる!!」の声
すごく分かります。
出典:twitter.com
無理やりリメイクして食べてましたが、最近は無理してまで食べなくなりました。
食べられる時だけ美味しくいただいてます(笑)
凄くわかります‼
出典:twitter.com
子供達が残したものは、捨てるの勿体ないし、でも、私も食べる分は食べたし…
その捨てる勇気、語る勇気、偉い‼
外食でそれやったばかりです お腹いっぱいなのに食べなくていいですよね…。ほんと、子ども達って食べるときと食べないときの差が激しすぎて…
出典:twitter.com
家での食事はもちろん、外食で注文するときの量にも気をつかいます。
子どもが「これ食べたーい」と言ったものを時間をかけて協議し、全員納得した上で注文していざ食事がきたら「そっちが食べたい…」という子ども。
「キミが選んだんでしょ」と断って一口だけあげたり“はんぶんこ”したり…
さすがに成長とともにきちんと食べるようになるため、うちの6歳の長女は自分が選んだメニューに責任を持ち、残しませんが…3歳児は本当にまだまだ大変です…
「食べ残しを食べる」のは実はデメリットしかない!?
以前、Uptoyou!でも「食べ残しを食べるのはデメリットしかない」という話題を特集しました。
体調不良の際に食べ残すことが多い子どもですが、その食べ残しを親が食べることで「子どもの体調不良の原因をもらってしまう」のだとか…!!!ギャーーーーー!!!
私も以前は「子どもの食べ残しは当然食べる」派だったのですが、この話題を機に思い切って処分することに。
そしたらなんと……私自身が風邪をひいたり、体調不良を感じることがグッと減ったんですよ……!!!!((((;゚Д゚))))
子供の食べ残しから「手足口病」に感染した方の育児マンガです
今だけ、と割り切るのも大切
自分の大切な子どもですから、いろんな食材をバランス良く食べて元気に育ってほしい、食べ物を大切にできる人になってほしいと考えるのは当然のこと。
だからこそ「完食」を目指し、ママは毎日毎日試行錯誤を繰り返しています。
「完食」することによって「できた!」という自信と満足感を感じてもらうために、食事量を超絶少なく盛る。
子どもが大好きなものを多めに、苦手なものはほーーーーーんの少しだけ。
ひとつの食材でもいろんなバリエーションで食事をつくり、とにかく食べてくれる味付けを探す。
オヤツの時間や量を調節したり、もしくはオヤツを抜く、などなど。
でも残すんだよねッッッ!!!!!くぅ~~~~!!!!
できることが増えてイヤイヤ期まっさかりの3歳。今は大変ですが、成長すれば食べムラもある程度落ち着いてきます。
どうしてもストレスになり、ママ自身が苦痛になってしまうのなら、「今だけ」と割り切って食べ残しは処分することも有効です。
その際は子どもにきちんと思いや状況を伝えると良いかもしれません。
ママの元気と笑顔が子どもの元気と笑顔になります。
割り切るとこは割り切って、ママ自身にとってできるだけストレスのない選択を!
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