乳幼児の溺水は気付きにくい!隣の部屋なら音で分ると思ったら大間違い!!
乳幼児の不慮の事故の発生件数で2番目に多いのが溺水、溺れるなんてめったに起こらないし、第一溺れるときに暴れるだろうから、音ですぐ気付けるはず!
その考え、実は大間違い!!溺水は静かに起こるのです。
乳幼児の溺水はいつも気を付けているので心配ないという人がほとんどでしょうが、溺水に関しては実は、皆さんが意外と知らない事実があるんです!
それは、”溺れる直前は暴れてバチャバチャと音を立てることはない”という事なんです!
イメージでは、溺れる直前は暴れたり叫んだりして大きな音が鳴るというイメージはありますよね?実はこれはほとんどない事だったんです。実際の溺水が起こる際は静かに沈んでしまうんだそうです。これを「本能的溺水反応」と言うそうです。
この乳幼児の溺水の危険性を長野県佐久市の医師会のTwitterアカウント“教えてドクター佐久”さんが訴えています。
乳幼児の不慮の事故で2番目に多い「溺水」。溺れる時、バシャバシャもがくのは映画の世界だけです。溺れた状況を理解できず、もしくは呼吸に精一杯で声を出す余裕もなく、静かに沈みます(本能的溺水反応といいます)。隣の部屋にいれば音で分かると思ったら大間違い。入浴中は気を付けましょう。
— 教えてドクター佐久 (@oshietedoctor) 2017年9月27日
この溺水の注意事項を更にわかりやすくイラストにして投稿もされているのでそちらもご覧ください。
さっきの溺水のツイートを、制作チームのイラストレーターがイラストにしてくれました。 pic.twitter.com/adpqSDkeih
— 教えてドクター佐久 (@oshietedoctor) 2017年9月27日
実際に起こってしまう溺水事故に関しては、やはり、この「本能的溺水反応」というものを知らず、溺れる際は音が出るものという勘違いから起こってしまう事も多いようです!
確かに、この事実を知っていれば、音で判断しようとせずに目で確認しなくてはならないので、事故は減る事でしょう。
溺水は死にも直結する恐ろしい事故です!この「本能的溺水反応」を知っていれば防げる事故もあると思います。この事実はぜひ多くの方に知ってもらい、全ての乳幼児の親たちの常識になって欲しいですね!
特にお風呂の際は、絶対に目を離さないように注意が必要ですね!