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怒られてばかりの男の子の願いに涙…オススメ絵本『おこだでませんように』が心にドシンとくる

怒られてばかりの男の子の願いに涙…オススメ絵本『おこだでませんように』が心にドシンとくる
参照 : www.amazon.co.jp
いつも怒られてばかりいる男の子の心の中を、優しく、でもハっとさせられる鮮やかな視点で描いた絵本です。「ああ、どうしてうちの子いつも怒られるようなことばかりするの!」と感じているお母さんたちに、ぜひ読んでもらいたい!
怒られてばかりの男の子の願いに涙…オススメ絵本『おこだでませんように』が心にドシンとくる
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『おこだでませんように』くすのき しげのり (著) 石井 聖岳 (イラスト)

主人公の男の子は、いつも「自分は怒られている」と感じています。家でも、学校でも。
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妹と遊んであげようと思ったのに、妹に泣かれて怒られる。学校では女の子を驚かせたり、友達とケンカをしたりして、怒られる。ぼくの中にはいつも「ちゃんとした」理由があるのに、なぜかいつも怒られる。
「まだ宿題してないの?」そう怒られるけど、それは妹と遊んであげていたからなのに。でも、そうやって言うと、余計お母ちゃんに怒られるから、ぼくは黙って横を向く。
今日も明日も怒られる。そんな絶望的な気持ちを抱えたぼくが、七夕の短冊に書いた願い事とは?その願い事を読んだ時、胸がギューっと締め付けられます。
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読み進めている内に、普段子供を叱っている自分を振り返り「ハッ」とさせられる作品です。ついつい「なんでこんなことするの?忙しいのに?!」「ダメって何度言えば分かるの?!」と怒ってしまいますが、ぼくにはぼくなりの、理由がきちんとあるのです。怒る前に一度立ち止まることも大切、と改めて実感させてもらえる絵本でした。

■作者の言葉

作者のくすのき しげのりさんはこのように語っています。

お母さんや先生や友だちに言うのではなく、七夕様のお願いの短冊に、一文字一文字けんめいに書いた「おこだでませんように」。このお話の「ぼく」にとって、それは、まさに天に向けての祈りの言葉なのです。子どもたち一人一人に、その時々で揺れ動く心があります。そして、どの子の心の中にも、祈りのような思いがあるのです。私は、そんな子どもたちの心の動きや祈りのような思いに気づくことができる大人でありたいと思います。

出典:ehonnavi.net
子供たちの心の中にある祈り。一年に一度の短冊に願いを書くだけではなく、毎日の日々の中でその祈りに気づけていたらいいな、と思います。

■読者の反応

読み終わった感想を、多くの方がシェアしてくださっています。
みなさん、一様に涙されているようです。確かに、親としての自分のあり方を振り返って、涙を流さずにはいられないかもしれません。
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 同い年ぐらいの息子がいて、主人公とかぶってしまい涙が止まらなくなりました。子供向けというより、子を持つ親が読むべき絵本ですね。何気なく子供に接している中でも、子供の目にはどう映っているのか考えさせられました。この本を読んでからは息子を毎日ぎゆ~っ!と抱きしめることが多くなりました。

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最近子供に対して怒りすぎと思い、この本を読み聞かせしました。読みながら泣いてしまいました。子供の気持ちが痛いほど伝わる本でした。少し怒りすぎた日は、子供から夜の読み聞かせにこの本を読んでと言います。何だか親の反省絵本のようですが、ここで子供に対する接し方がリセットされるように、子供の寝顔に「ごめんね」としみじみ思います。

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この本の感動は、もう多くの方に書き尽くされていますが、主人公である男の子にも、先生にも、そしておそらく、たった一人で懸命に二人の子育てをしているお母さんにも等しく、優しく暖かいまなざしが注がれているところが何よりも素晴らしいのです。子育てに正解などありません。迷ったり、失敗したりしながらも、いつでも、何度でもやり直すことができるはず。そう、信じたいと思いました。

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読みながら、自分自身の子供と親としての自分とリンクせずにはいられません。子育て世代には、ぜひ読んでもらいたい一冊!
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いかがでしたか?「最近、私子供に怒ってばかりだなぁ」「でも、あとで反省するんだよね」こういった経験は、親であれば誰でも経験することだと思います。子供たちは親や先生の幸せな笑顔をみたくて、その笑顔で抱きしめてほしくて毎日がんばって生きているんですよね。誰も怒られたくて生きている人はいません。そんな子供たちの気持ちに寄り添えるよう、怒る前に一瞬深呼吸をして「おこだでませんように」と唱えてみませんか?自分の中にある怒りがスーっと消えていくかもしれませんよ。