【注意喚起】海水浴では子供にライフジャケットを!ライフセーバーが語る子供の水難事故の危険性
水辺の危険をみんなに知って欲しい!
以下投稿内容全文
少し真面目なお話です。夏休みに海水浴行かれる方は読んでみて。。
出典:www.facebook.com
先週末、7月8日(土)に鳥取県米子市の皆生温泉海水浴場がオープンいたしました。12時から子供行事としてヒラメのつかみ取りがあったので、天候があまり良くない日でしたが多くの子供たちが海水浴を楽しんでおりました。
皆生温泉の砂浜はテトラポットの近くに、丁度小さい子が遊べるぐらいの波が立たない浅瀬の湾ができます。水温も少し高く小さい魚やカニなども見ることが出来るため、小さい子が遊ぶのには丁度良い場所です。しかし、テトラポットの近くは急に深くなる場所がいくつかある所でもあります。
私が砂浜の監視をしていたのは10時30分~12時頃までの約1時間半でしょうか。ほとんどが、ママ友と一緒に来ているグループ。1歳~5歳くらいの子供連れ。。たぶん、子ども達も初めて?または数回しか海に来たことがない感じで大はしゃぎ。。
ママさん達、日焼けしないように完璧なまでのガード、テントの中で海に入る感ゼロ。幼稚園ぐらいの子が浮輪もなしで子供同士で海で遊んでる。危ないな~と思いながらも、一応ママさん達、気をつけて子供を見てる感じで安心。。
数分後、ママさん達、世間話?で盛りあがり、だんだん話に夢中に。。子供たち少しずつ深くなる水位が楽しいらしくどんどん深みに。。急に姿がトポン。。水面から見えなくなり、慌てて飛び込む。。4歳のピンクの水着の女の子。。静かに静かに沈んでおりました。およそ7~8秒程度だったのですぐに引き上げ大事に至らず。。ママさん達のところへ連れて行きました。
えー溺れたんですかー?!(説教するのではなく、感情なしの無表情で説明すると効果的だと経験済みなので)はい、たぶん、僕がいなければ死んでますとお伝えしました。
確かにママさん達、目を離したのは3分も無かったかと思いますが、実際に簡単に溺れます。。そして死ぬんです。。死ぬんですよ。。事故にあった時に気をつけていれば...の反省は次回は無いんです。。特に小さい子が水辺で遊ぶとはそうゆうことなんです。
この日は約1時間半で溺れかけている子供を引き上げたのは5回。。魚取りに夢中でアミを手放さず泳げず溺れかけの男の子、砂に足を取られて仰向けに転んで海水を飲み、そのまま引き波にさらわれた2歳の男の子など、全て浮輪等何もなしで、ママ、またはおばあちゃんと遊びにきている子供でした。別に助けた自慢でも無い、溺れ方は様々だと言いたいだけ。
詳しくは書きませんが、話を聞くとライフセーバーが近くで見ていてくれたから、少しの時間目を離し他のことをしていたようです。。ライフセーバーは監視をしますが、基本的に自分の子供の安全を確保するのは親の責任ですよ。ライフセーバーに委ねるのは違います。
そこでお願いです。酒飲んで海に入るなとか遊泳禁止場所で泳ぐなとか当たり前のことはあえて言いません。どなたでもできる下記の事は最低限お願いいします。(これさえすれば安全という意味ではないです)
ママ友で海水浴を楽しむのは良いと思いますが、必ずひとりは交代で、出来たら水の中に入って見てあげてください。そうでなければパパをひとり強制的に見張り役で必ず連れてくる事をお願いします。。
水位が低い場所でも必ずアームヘルパー、ライフジャケット等の着用をお願いします。浮輪でも無いよりは全然いいです。
いよいよ夏休みが始まります。事故の無いよう楽しい夏休みになるように海水浴も楽しんでいただければと思います。
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