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“虚礼廃止”派と存続派…「お中元」を巡る様々な声に考えさせられる

“虚礼廃止”派と存続派…「お中元」を巡る様々な声に考えさせられる
日頃お世話になっている方への感謝と共に、健康を願う気持ちを表す「御中元」。近年、減少傾向にあるらしい夏の風習ですが…みなさんはどうしていますか?
“虚礼廃止”派と存続派…「お中元」を巡る様々な声に考えさせられる

目次

▶︎ビジネスシーンでは減少傾向?

『虚礼廃止』とは、形ばかりで意味のない儀式をやめましょう、というもの。 御中元・御歳暮だけでなく、年賀状やバレンタインの時期にもよく耳にするようになった言葉です。 上司や先生へ盆暮れの付け届けが欠かせなかった時代もあったようですが…こうした贈り物によって評価が左右されないように、と公平・公正を求める風潮や個人情報保護の観点からも、虚礼廃止を通達する企業などは年々増えているそうです。
また、個人間でも負担を減らすために「お互いやめましょう」と示し合わせる人たちもいるのだそう。 そして御中元の話題の中には、ちょっと怖いものもチラホラ…。

▶︎御中元の闇

ノルマ達成のために自己負担で自社商品を購入するという『自爆営業』。 違法性が高く、近年問題にもなっていますが、こうして実際にノルマを課せられた人の声を聞くと…数字が生々しくて恐ろしいです。
ボーナスのお礼、とは一体…!? こちらはかなり特殊な例かと思われますが、このように負担を強いられる人たちの存在もまた『虚礼廃止』を後押ししているのではないでしょうか。 相手を思いやる心の表れである御中元の、本来の意味が失われてしまうのは悲しいことですね。 ______________________ とはいえ、もちろん「御中元を送る派」の大多数の人たちは、正しい心構えでこの習わしと向き合っています。

▶︎「続ける派」の信念

『きっちりした形ではなくても心は残せたら良いのに』 まさにその通りだと思います。 御中元・御歳暮も、年賀状も、普段なかなか会う機会のない方たちと関わりを持てる良い機会。 なにが喜ばれるか想像しながら品物を選んだり、近況を報告し合ったり… 心のこもったやりとりまでを『虚礼』という言葉で片付けられてしまったら、残念ですよね。
こうした時候の挨拶によって、細く長く続いていく縁も素敵です。

▶︎御中元の思い出

出典:www.flickr.com
瓶のカルピス、カスタードプリン、水羊羹… 筆者の子どもの頃にも、このあたりのラインナップは夏休みの定番でした。 今思えば御中元の戴き物だったんでしょうね。懐かしい!
素麺も定番のひとつ。 子どもには残念かもしれませんが(笑)大人にとっては嬉しい贈り物ですよね!
宝石のような佐藤錦、目に浮かびます…! 桐箱の特別感は、やはり贈答品ならでは。

▶︎やっぱり楽しみ、御中元

果物、和牛、ビール… 御中元の関連ツイートには、美味しそうな写真が添えられているものが多く 喜びの様子が伝わってきました!
贈ることを楽しむ人たちの声も。 「生どらのおばちゃん」って、サンタさんみたいで可愛いですね(笑)
出典:www.flickr.com
御中元で贈られる品物の定番は、夏に嬉しい食べ物や飲み物、自分では買わないけれど貰うと嬉しい高級品など、相手への気持ちが感じられるものばかり。 贈る側からすれば選ぶのが大変だったり、金額が嵩んだりと大変な部分も多いですが、相手の方に喜んでもらえれば、その苦労も報われるというものですね。 今年の御中元、あなたはどうしますか?