ママ必見!あらためて見直したい「乳幼児で注意する食物とその予防方法について」
赤ちゃんの食事は、母乳やミルクから始まり、徐々に味がついたものや固形物へと移っていきます。どんなに気をつけて食事を与えても、体がびっくりしてしまう赤ちゃんも多くいますが、今回は絶対に気を付ける必要がある「命に関わる場合もある食物一覧」をご紹介します。
えっ!?それも!?再確認しておきたい「注意が必要な食物一覧」
新米ママの子育ては何もかも初めてで情報を手に入れにくいうえ、悩みや相談にのってくれる人も少なくなりがちです。
反対に2人、3人を育てるベテランママは、1人目はかなり気を遣ったけれど2人目以降はかなりアバウトになることも。
そんな時に役立つのが「佐久医師会」がまとめている一覧表!
大切な赤ちゃんを命の危険にさらさないために、今一度確認してみてくださいね!
はちみつ【1歳未満は禁】
1歳未満の赤ちゃんが口にすると、乳児ボツリヌス症を引き起こす可能性がある「はちみつ」。
家庭での加熱では死なないボツリヌス菌は、一見関係なさそうな「自家製野菜ジュース」や「コーンシロップ」にも入っている可能性が。
丸くてつるつるの食品・噛み砕きにくい食べ物【3歳以下は禁】
「グミ」や「キャンディー」、「枝豆」などは何の疑問も感じず食べさせてしまいがちですが、丸のみする可能性がある3歳未満の子どもにはとても危険なんです。
窒息や誤嚥を引き起こし、重い障害が残ったり、最悪の場合は死に至ることもあります。
どうしても欲しがる場合は、小さく砕いて食べさせましょう。
ぎんなん
独特の風味が特徴的な「ぎんなん」は、3歳未満の子どもがたくさん食べると中毒を引き起こす可能性が。
おつまみにするととても美味しいので子どもにも分けてあげたいところですが、もう少し大きくなってからのお楽しみにしておきましょう。
粉ミルク・生卵
赤ちゃんの主食「粉ミルク」は、まとめて作り置きできれば便利ですが、衛生的にはアウトです。
哺乳瓶など、全てしっかりと殺菌消毒したものを使用して作ったミルクでも2時間以上放置しないようにしましょう。
加熱不十分のお肉
「火が通り切っていないお肉」は食中毒を起こす可能性があります。
まだ自分の言葉で自由に話すことができない赤ちゃんや子どもは、体調不良を訴えにくいのでとても危険。
大人がしっかりと確認してあげることが大切です。
生の魚介類・二枚貝、古くなった魚
生魚や貝は、気をつけているママも多いですよね。
食べさせる時は、少量からにして十分に気をつけましょう。
古くなった魚は、加熱してもアレルギーを引き起こす可能性が。
保存する場合は必ず冷凍し、早めに使うようにしましょう。
旅行・帰省時の食べ物
赤ちゃん連れの旅行先や帰省先では、今まで食べさせたことのない食材が出てくる可能性があります。
かかりつけ医がいない場所での赤ちゃんの体調不良は、とても大変です。
義実家に帰省し、祖父母が赤ちゃんに食べさせようとするけれど断りづらい…。
そんな時はぜひこの一覧表を見せましょう。
Twitterでのみんなの反応
@oshietedoctor とてもステキなイラストで、とても分かりやすいです‼PDFを希望します。よろしくお願いします。
— ひまわり (@5963himawari) 2017年5月7日
@oshietedoctor はじめまして。孫たちのためにプリントアウトしたく存じます。宜しくお願いいたします。
— 岩井和教 (@IwaiWakyo) 2017年5月7日
@oshietedoctor はじめまして。妊活・保育中の友達に配布したいです。PDF頂けると助かります。よろしくお願いします
— まきたまき (@helixmakimaki) 2017年5月7日
パッと見て理解しやすいイラストとデザインは、毎日忙しいママがふと悩んだ時にもすんなりと頭に入ります。
ちなみに、この表は、下記リンクからダウンロードできるとのこと。
ぜひ目につく場所に貼って、「うっかり」を無くしましょう。
ダウンロードはこちらから
一覧表を作成した「教えてドクター!プロジェクト」とは?
長野県・佐久医師会が進めるプロジェクトチーム「教えてドクター!プロジェクト」は、子どもの病気やホームケアを中心にさまざまな情報の発信をしています。
今回、一覧表をアップしたTwitterアカウント「教えてドクター佐久」で最新の育児情報をつぶやくほか、冊子やアプリ、小児科医による保育園・幼稚園への出前講座なども行っています。
出前講座や新しく作成したコンテンツなどは、Facebookでもチェックしていただけます。
育児は大変なうえに分からないことも多く、悩んでしまいがちですが、正しい情報をしっかりと選びとってどんどん活用していきましょう。
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