あれ?みんなオムツしてる?
天気の悪い日が多いイギリスには、教会の広場でこどもたちを遊ばせるプレイグループという集まりがあります。
そこでのキッズは3歳を過ぎてもみんなオムツが多いような・・・
そしてママたちもみんなあまりそのことに関して気にしている様子がありません。
イギリスでは、トイレトレーニングを焦ったり、周りと比べない理由。
周りのママたちに聞いてみると、そこには海外ならではの事情と考え方の違いがあったのです!
その① ナーサリー事情が全然違う!
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入園式なし! みんなバラバラに入園
イギリスの幼稚園や保育園は、「2歳半から」「3歳から」入学可能と年齢で区切って募集をしており、日本のように学年で区切られていません。
こどもたちはそれぞれの誕生日が来たらその学期に入園。4月に月齢が違う子たちと一緒に入園したりはしません。
ナーサリーでもオムツ不可のところはそんなにありません。
その為、ナーサリーは一つの区切りにはなりますがそこまで重要視されていないのです。
その② 日本ほどトイレが至る所にない
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日本のトイレの凄さを改めて認識
イギリスではこどもがトイレに行きたい!と思った時にすぐに行けるような環境が整っていません。
これはこどもに限らず、外出先でトイレに行くのはなかなか難しいので、大人であってもトイレを見つけた時に済ませておかないといけないほど。
どの駅にも公衆トイレがあり、コンビニも沢山ある日本がふと懐かしくなります。
その➂ 先生がトイレトレーニングを手伝わない
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日本の友人から、「トイレトレーニングは保育園の先生がやってくれた!」という話を聞いたことがありますが、こちらはナーサリー側が積極的に働きかけてくれることは稀です。
あくまでも、親の方針とその子のペース。
また公立のナーサリー(全てではないですが)では、トイレに行くときも先生はドアの前までしか来てくれません。
こどものプライバシーを守る為です。(性犯罪からこどもを守る為、無犯罪証明書を先生がナーサリーに提出しているところもあります。)
その④ やると決めたらいきなりパンツ
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このパターンのママが最多
日本ほどオムツやトレーニングパンツの性能が良くなく、種類もさほどないイギリスではこの手法が多いです。
もうおもらし前提で、「おしっこが出る感覚」を分からせるのが重要だとか。
多国籍の人々が集まるロンドンでは、キッズのペースを重視したトイレトレーニングが主流。いきなりパンツ派はトレーニングも早く終わるのだとか。