先輩ママが教えます!ギリギリになって焦らないための『小学校準備』
2017年もいよいよスタート。小学校入学まであと少しというご家庭も多いのではないでしょうか。この後は入学する小学校の説明会・卒園式・入学式などイベントも盛りだくさん。忙しくなる前に、小学校入学準備をできるだけ進めておきましょう。私の経験も踏まえて準備しておきたいことをまとめておきます。
①親が1人で準備できること
★学用品をそろえよう!
まずは親が主導で準備を進められることから始めてみましょう。2月に入るとに各地で学校説明会が開かれ、そこで学校毎に必要な学用品のリストを受け取ると思います。学校ごとに必須の学用品(例:体操服・靴・算数セットなど)は説明会後に学内販売という場合も多いので、もし初めてのお子さんの場合はできるだけそこで購入しておきましょう。慣れてくれば近所の学用品販売専門店などでの購入もできますが、とにかく忙しいこの時期&初めての入学の場合は、学内販売で買ってしまうのが一番簡単でかかるパワーも少ない!と思います。
一般的なもので、各学校によって異なる場合もあるので注意してください
ただし!ここで気を付けたいのが、必要な学用品、卒園祝いや地域の行事でのプレゼント、子供会の歓迎会などで、この時期けっこうもらえるケースが多いのです。園からの卒園記念品や地域からのプレゼントなどでもらえるもの、チェックしてみましょう。ちなみに、我が家はクレヨン、色鉛筆、えんぴつ(大量)、ノート、傘などはすべてもらえました。
★学用品に名前をつけよう
学用品&準備品がそろいだしたら、できるだけ早い段階から名前づけを始めておきましょう。1年生は園時代と違って自分で自分の物はしっかり管理することが求められます。特に算数セットなどがある場合は細かい部品も多く、名前をつけなくてはならない品の数も多い!後回しにしていると、ギリギリで夜なべをすることになってしまいます。ちょっとずつでいいので、名前つけをスタートしておきましょう。
入学後も新しい学用品が増えるたびに名前をつける機会も多いので、ラベルライターを購入しておくと便利です。
★準備品リストには載っていないけど、そろえておくとよいもの
●リュックサック
入学後、遠足や社会科見学、運動会の時など、意外とリュックサックで学校に行く機会も多いものです。園時代のものより、少し大きめのものを用意しておくと便利です。
●水筒
小学校では、園とちがって足りなくなったらお茶を先生が用意してくれることはありません。特に夏などは「お茶足りなかった!」となって帰ってくることもよくあります。少し重いですが、ちょっと大きめの水筒を買っておくと一年中使えて便利です。
●ポケットティッシュホルダー
ズボンやスカートに取り付ける方式のポケットティッシュホルダー。園時代から使っていた方も多いのでは?先生によっては、ティッシュやハンカチなどの持ち物に厳しい先生もいます。毎日ティッシュとハンカチを確認してポケットに入れたりしなくても、これにセットしてもっていけばワンアクションで準備が整うので便利です。ポケットにティッシュ入れたまま洗っちゃったー!ということもなくなります。
●えんぴつ削り
とにかく鉛筆は毎日削ります。がんばって勉強している証ですね。鉛筆削りがない場合はぜひ用意しておきましょう。毎日のことなので、電動の鉛筆削りも便利ですよ。
●国語辞典・漢字辞典
すぐには使いませんが、漢字学習を始めると家で国語辞典や漢字辞典を使う機会が増えます。またわからない単語をすぐ一緒に調べたりする習慣もつけられます。
『辞書引き学習法』という名前の学習法もあるくらいですから、将来のためにも用意しておくといいですね。
「辞書引き」学習の目的は、子どもが「問う」「知りたい」を自分で満たせるように成長すること。自分の力で、新しい言葉と出会うことによって言葉を磨いていく・成長していく姿を具体的に見れるのがとても感動的で、逆に気づかされることも多いですよ。「辞書引き」学習が多くの子どもたちの向学心、好奇心に役立つ勉強法となるだけではなく、親子のコミュニケーションも増えるよいきっかけとなることを望みます。
出典:www.mmm.co.jp
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★どこで勉強するか決めましょう
各家庭によって、リビング、ダイニング、子供部屋などどこで勉強するかは異なるとは思います。新生活をイメージして、どのようなスタイルで勉強するのか、決めましょう。そして、①ランドセル②持っていかない教材(教科書・ノート・副教材など)の置き場所は確保してください。整理整頓の練習にもなりますし、忘れ物防止、散らかり防止にもなります。また経験的に、えんぴつ削りや辞書なども、できるだけ勉強場所の近くにあるとよいと思います。
②親子で準備してみよう
次は、親だけでなく入学前の子供さんと一緒に取り組みたい準備について書いてみます。
★通学路を一緒に歩いてみよう
お休みの日に、家から学校までの通学路を一緒に歩いてみましょう。地域によっては防犯マップなどが用意されていて、なにかあったときに駆け込める110番のお店やお家がまとめてあることがあります。ぜひお子さんと一緒に確認しておいてください。防犯マップを見ながら、子供たちに万が一の時に駆け込める場所などを伝えておくと安心です!ご近所の方と顔見知りになって、つながっておくことも大切です。
★早寝・早起きの練習をしよう
保育園・幼稚園への登園時間と比べると、通学はより早い時間に起きる必要があるお家も多いはずです。また入学してすぐは子供たちも新しい環境への適応で、心身ともに疲れて睡眠が必要です。ぜひ春休み中に早寝早起きの習慣へと切り替えておきましょう。
★時計を読む練習をしてみよう
小学校生活と園生活の大きな違いは、とにかく時間によって管理されていて、自分で動かなくてはいけない、ということ。時計の読み方は基本的には小学校入学後学習します。ですが、学校では自分で時計を確認したりしながら、時間に合わせて行動することが求められてきます。完ぺきに読めないとしても、おおまかに何時なのか分かるくらいでもいいので練習しておくとよいと思います。まだ10分、30分、1時間などの感覚をつかめるように練習しておくと、子供も感覚で理解できるので便利です。私はアニメの時間を使って感覚を伝えていました。ドラえもんは1話は15分くらい、全部見ると30分、それを2回みると1時間だよ、と伝えると、なんとなく感覚がつかめるようです。
★子供の気持ちを聞いてみよう!
最後に、子供が小学校に通うことをどう感じているのか、聞いてみましょう。不安に感じているの?楽しみに感じている?心配なことはなにかある?できるだけ口を挟まずに、子供たちの感じている気持ちをしっかり受け止めてあげましょう。それだけで、子供たちは安心することができます。何か新しい発見があるかもしれませんよ!ちなみに我が家の次男は、「卒園してお友達と別れることが悲しい」と言っていました。
阿佐谷保育園園長の亀谷久美子先生。保育士歴38年の大ベテランです。 「私たちは、ことさらに“もう小学校なんだから”という言い方はしないように配慮しています。「どこの園でも、卒園に向けて何かを作ったり、どこかへ行ったりします。そのときに、なぜそういうことをするかを保育者が話しますから、 必然的に小学校の話も出てきます。ご家庭では、今日は園でこんなことをしたよ、とお子さんが話し出したら、じっくり聞いてあげてください。 自然に自覚が芽生えていくと思いますよ」入学準備は親子の会話から。聞き上手になって、子どもが自発的に気持ちを切り替えていくのを見守りましょう。
出典:mamanote.jp
③そして最後は!お母さんが深呼吸♥
初めての子どもの入学。大きな環境変化や卒園・入学の準備で忙しく、お母さんもついいっぱいいっぱいになってしまいがちです。お母さんのイライラや動揺は子供たちに伝わってしまうもの。まずお母さんたちが落ち着いて、リラックス♪準備を多少忘れても、命をとられるわけではありません!入学まで卒園&入学の喜びを存分に味わって、ぜひ子供たちと一緒に楽しんでください。