そもそも、コーチングとは?
「コーチング」は、目標達成やパフォーマンスの更なる向上を目指して、対象者を勇気付け、やる気を引き出し、自発的な行動を促すコミュニケーションスキルです。具体的には、質問を投げかけ、考えてもらうことによって答え(取るべき行動)を明らかにしていきます。
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コミュニケーションの一種で、日々のアクシデントのことについてというよりも、長期の視点で考え、根本の問題を解決していくのが、コーチングコミュニケーションです。
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1950年代ハーバード大学で研究が始まり、欧米で発展してきたコーチング。日本に伝わってまだ20年に満たず、じわじわと認知され始めてきている現状ですが、欧米では自分専用のコーチ(マイコーチ)をつけて仕事の目標達成・個人の悩み解決などに活用する、ということは決して珍しい事ではなく、政治・ビジネス界トップ層の8割近くがマイコーチを雇っているとも言われています。このように「個人の自己実現・目標達成のサポーターがというのがコーチの役目なのです。
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子育てコーチングが大注目!その理由は?
子供の自主性を伸ばしていくことが出来ます。また、子供の考えを認めて上げることで、子供は承認欲求が満たされていきます。
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子どもを対等に扱うことで、自尊心が高まります。また、親に感謝されるのは子どもにとって、とても嬉しいことではないでしょうか。自分の存在価値を見出す事にも繋がります。
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次世代を生き抜く子どもに求められる力とはなんでしょうか?「自ら考え、自ら表現する力」と私は考えます。 そして、この力は親が子どものコーチとなることによって、育むことができるのです。
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覚えることはたった3つ!子育てコーチングの実践法
①「コーチング」と「ティーチング」は別物
一般にティーチングは、親・先生・管理職などの立場にある者が、子・生徒・部下などを豊かな知識や経験に基づき、目標達成へと導くための指導方法です。そのため、指示・命令型の答えを与えるコミュニケーションに陥る傾向があるようです。
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一方、コーチングでは「答えを与える」のではなく「答えを創り出す」サポートを行います。 この考え方は「答えはその人の中にある」というコーチングの原則に基づいています。
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②まずは、子供の話を聴くこと
傾聴というと、まれに「何も言わずにじっと話を聞くだけでしょ。」というイメージをお持ちの方もおられます。傾聴時は、アドバイスをしたり、話を聞いてみての自分の考えや意見を伝えるということは確かに行いません。
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相手に意識を100%向けて理解しようとすること
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家に帰ってアイスを食べる~と騒ぐ次男に
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「アイス食べたいねぇ。いちごのアイス美味しいもんねぇ」と言ったら
(いつもならここで「まずご飯食べてからでしょ!」とピシャリと言ってるところです)、
しばらく考えて、
「うん、アイスはー、ふりかけご飯を食べてから、食べてもいい?」
と言ってくれて、びっくりです!!
③とにかく、質問すること
子どもの能力を育てる質問は、オープンクエスチョンです。
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お弁当だって松竹梅と3択ありますよね。"自分で選べるから"満足度が高いんですヨ。
自分で考えることができる質問。たくさんの選択肢から選べる質問。
ママが「質問力」をつけることで、子どもの思考力が伸びていきます。
先日、父兄参観でこんな話をされている先生を見かけました。
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そのクラスも他のクラスと同様、聞いてない子がいたり騒がしいクラスでしたが、担任の先生が子供達にこんな風に話しかけられました。
「クラスの話し合いの場で、聞いていない子がいます。皆に聞いておきたいだけれど、これで本当に、みんなで決めたことになるのかな?」と。
すると、すぐに静かになりました。
途中おかしな質問をしてしまったり、指示的な言い方をしてしまったりもしましたが、相手の反応を見れば、「この質問じゃなかったか」ということもわかります。
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とにかくたくさん投げかけてみないとどの質問がよいのかはわからないなーと思いました。
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近年じわじわと人気が高まっている「子育てコーチング」。子どもの中にある“答え”を一緒に探すことで、目標を見つけたり本人のやる気を引き出したりすることができます。取り入れて損はない、注目のスキルですよ~!