本サイトはプロモーションを含みます

”子育てコーチング”が気になる。覚えることはたった3つで即実践!

”子育てコーチング”が気になる。覚えることはたった3つで即実践!
最近本屋さんの教育コーナーには、「子育て心理学」などと並んで「コーチング」の文字が目立ちます。コーチングとは、目標達成を目的としたコミュニケーション技法のことで、元々ビジネスの場で使われていました。それが育児にも使えちゃうんです!今、注目されている「子育てコーチング」について、詳しくご紹介します♪
”子育てコーチング”が気になる。覚えることはたった3つで即実践!

そもそも、コーチングとは?

コーチング、という言葉を聞いたことがありますか? 最近では、書店にコーチング関連の本がたくさん並び、コーチング技法を習得するためのセミナーも多く開催されています。また、公文では親向けにコーチングの講座が開かれ、明治大学などの大学でも市民向けにコーチングの公開講座を実施しています。 そんな最近注目されているコーチングとは、どんなものなのでしょうか?

「コーチング」は、目標達成やパフォーマンスの更なる向上を目指して、対象者を勇気付け、やる気を引き出し、自発的な行動を促すコミュニケーションスキルです。具体的には、質問を投げかけ、考えてもらうことによって答え(取るべき行動)を明らかにしていきます。

出典:www.c-coach.jp

コミュニケーションの一種で、日々のアクシデントのことについてというよりも、長期の視点で考え、根本の問題を解決していくのが、コーチングコミュニケーションです。

出典:shining.main.jp

1950年代ハーバード大学で研究が始まり、欧米で発展してきたコーチング。日本に伝わってまだ20年に満たず、じわじわと認知され始めてきている現状ですが、欧米では自分専用のコーチ(マイコーチ)をつけて仕事の目標達成・個人の悩み解決などに活用する、ということは決して珍しい事ではなく、政治・ビジネス界トップ層の8割近くがマイコーチを雇っているとも言われています。このように「個人の自己実現・目標達成のサポーターがというのがコーチの役目なのです。

出典:kumon-elegant.com
コミュニケーションを通じて目標達成や問題解決の道筋を見出してあげること、それがコーチングです。 コーチングのコーチはあくまで道筋を”見出す”役割です。 目標達成や問題解決を”指示して行動させる”わけではありません。 これまでコーチングというと、企業での人材育成の場面で使われることが多かったようです。 例えば、管理職になったビジネスマンが部下育成のためにコーチングスキルを身に付けます。 そのスキルを活かしたコミュニケーションを実践することで、部下が自分自身で考え、行動し、成長に繋がっていくのです。 そんなビジネスの場で使われてきたコーチングが、育児でも実践できるのです!

子育てコーチングが大注目!その理由は?

「子育てコーチング」とgoogleで検索すると約 276,000 件ヒットし、「子育てコーチング」とamazon内で検索すると129件の書籍が並び、「子育てコーチング」とタイトルのついたアメーバブログは38件ありました。 子育てにコーチングを実践するとどんな良いことがあるのでしょうか。

子供の自主性を伸ばしていくことが出来ます。また、子供の考えを認めて上げることで、子供は承認欲求が満たされていきます。

出典:visionary-mind.com

子どもを対等に扱うことで、自尊心が高まります。また、親に感謝されるのは子どもにとって、とても嬉しいことではないでしょうか。自分の存在価値を見出す事にも繋がります。

出典:mamari.jp

次世代を生き抜く子どもに求められる力とはなんでしょうか?「自ら考え、自ら表現する力」と私は考えます。 そして、この力は親が子どものコーチとなることによって、育むことができるのです。

出典:www.mothercollege.com
”前ならえ”で生きていけば安心だった時代は終わりました。 仕事やライフスタイルが多様な時代になったからこそ、子育てでは”自主性を育む”ことがポイントなのです。 キーワードは「自主性」「自発性」。 それが、子育てコーチングが注目される理由です! では、子育てコーチングの実践法を見ていきましょう♪

覚えることはたった3つ!子育てコーチングの実践法

では、子育てでコーチングスキルを使うには、何をすればいいのでしょうか。 覚えることはたった3つでいいんです♪

①「コーチング」と「ティーチング」は別物

「コーチング」を実践するうえで注意をしなければならないこと。 それは「コーチング」は「ティーチング」ではないということです。

一般にティーチングは、親・先生・管理職などの立場にある者が、子・生徒・部下などを豊かな知識や経験に基づき、目標達成へと導くための指導方法です。そのため、指示・命令型の答えを与えるコミュニケーションに陥る傾向があるようです。

出典:www.coachfederation.jp
指示・命令型というのがティーチングの特徴です。 学校での学習はまさにティーチングですね。

一方、コーチングでは「答えを与える」のではなく「答えを創り出す」サポートを行います。 この考え方は「答えはその人の中にある」というコーチングの原則に基づいています。

出典:www.coachfederation.jp
「答えを創り出す」というのが、コーチングのポイントです。 コーチングの考え方では、答えは自分の中に必ず存在するとされています。 「こっちが正しいよ」「こっちにしなさい」といった答えを与えるのではなく、子供自身に答えを考えさせることが大切なのです。

②まずは、子供の話を聴くこと

コーチングはコミュニケーション技法ですが、特に「聴くこと」が大切です。 傾聴です!

傾聴というと、まれに「何も言わずにじっと話を聞くだけでしょ。」というイメージをお持ちの方もおられます。傾聴時は、アドバイスをしたり、話を聞いてみての自分の考えや意見を伝えるということは確かに行いません。

出典:www.listening-skill.jp

相手に意識を100%向けて理解しようとすること

出典:www.shigotonomirai.com
子供の話しに対して、「それは違う」「それはダメ」となどジャッジせず、まずは話を聴いてください。 話を遮るなんてNGです! 子供の話には、相づちを打って「ちゃんと話しを聞いているよ」という姿をみせてください。 子供の話しを反すうするのもいいですね♪

家に帰ってアイスを食べる~と騒ぐ次男に
「アイス食べたいねぇ。いちごのアイス美味しいもんねぇ」と言ったら
(いつもならここで「まずご飯食べてからでしょ!」とピシャリと言ってるところです)、


しばらく考えて、
「うん、アイスはー、ふりかけご飯を食べてから、食べてもいい?」
と言ってくれて、びっくりです!!

出典:ameblo.jp
特に子供のワガママは、承認されたい!という欲求から生じることも多いので、これを実践するだけでも効果があるはずです♪

③とにかく、質問すること

コーチングの基本は「聴くこと」、そして「質問すること」です。 子供の話や主張に対して、「なぜそう思うの?」「どうしてそうしたいの?」ととにかく質問してみてください。 ここで注意なのが、「やるの?やらないの?」というようなイエス/ノーの質問はやめましょう。 イエスかノーの2択の質問(クローズドクエスチョン)は、威圧感がり考える力は養われません。 子供への質問は自由に返答できるオープンクエスチョンにしましょう!

子どもの能力を育てる質問は、オープンクエスチョンです。

お弁当だって松竹梅と3択ありますよね。"自分で選べるから"満足度が高いんですヨ。
自分で考えることができる質問。たくさんの選択肢から選べる質問。
ママが「質問力」をつけることで、子どもの思考力が伸びていきます。

出典:heart-strings.jp

先日、父兄参観でこんな話をされている先生を見かけました。
そのクラスも他のクラスと同様、聞いてない子がいたり騒がしいクラスでしたが、担任の先生が子供達にこんな風に話しかけられました。
「クラスの話し合いの場で、聞いていない子がいます。皆に聞いておきたいだけれど、これで本当に、みんなで決めたことになるのかな?」と。
すると、すぐに静かになりました。

出典:www.coach1to1.jp
「どうして?」などという質問を投げかけることによって、本人ですら意識していなかった答えがぽろっと出てくることはよくあります。 頭の中の漠然としていた考えが具体的になることで、視点を変えることができたのです。 そうすると、「あれ?本当はこっちかも」「これできるかも!」などと、新しい可能性を自分で見つけることができるのです。

途中おかしな質問をしてしまったり、指示的な言い方をしてしまったりもしましたが、相手の反応を見れば、「この質問じゃなかったか」ということもわかります。

とにかくたくさん投げかけてみないとどの質問がよいのかはわからないなーと思いました。

出典:mamaganbatte.com
オープンクエスチョンを心がけることで、これまでよりもコミュニケーションが増えるかもしれません。 それが単純に子供の安心や承認欲求にも繋がっていきます。 ぜひ積極的にオープンクエスチョンをしてみてくださいね!
いかがでしたでしょうか? これからの時代に必要な”自主性”を養うための子育てコーチング。 すぐに実践できちゃうので、ぜひ今からトライしてみましょう!

関連記事はこちらから

子育てがグッと楽になる「コーチング」スキル!ポイントを押さえて、子どもの“考える力”を育てましょ!

子育てがグッと楽になる「コーチング」スキル!ポイントを押さえて、子どもの“考える力”を育てましょ!

近年じわじわと人気が高まっている「子育てコーチング」。子どもの中にある“答え”を一緒に探すことで、目標を見つけたり本人のやる気を引き出したりすることができます。取り入れて損はない、注目のスキルですよ~!