どうして小学生で英語ができなくなる?
2020年度から始まった教育改革の中で、小学生にとっての一番の変化は英語です。
この教育改革によって、小学5年生から本格的に教科としての英語が始まります。
この急な変化に対応できず
小学生からいきなり始まった英語ができない…
と苦労されるご家庭も多いようです。
小学生で英語ができなくなる理由として考えられるのは以下の3つです。
①英語に興味がない、英語がおもしろくない。
②英語の授業内容が理解できない。
③英語を話すことが恥ずかしい。
⚠小学生英語に躓くと、中学生の英語で成績が取れない恐れがありますので要注意が必要です。
以下3つの理由を参考に、
お子様が「英語ができない」と感じている理由を見つけてあげることが、克服の近道です!
理由1:「英語に興味がない、英語が面白くない」
小学生のお子様が「英語ができない」と感じる理由の1つ目は、
英語に興味が持てず、おもしろいと感じられないことです。
なぜ子どもは英語に興味が持てないのでしょうか。
それは英語をパッと見て読めないことが多いからです。
暗号のように感じてしまい、読むことをやめてしまうことが多いようです。
理由2:「小学生の英語の授業内容が理解できない」
小学生のお子様が「英語ができない」と感じる理由の2つ目は、
小学校の英語の授業内容が理解できないことです。
子どもが難しさを感じるのは、英語に対してだけとは限りません。
なかには英語の授業が堅苦しくておもしろくない・理解できないと感じる小学生もいます。
英語の授業に興味を持てないことが、子どもにとって「英語が嫌い」という先入観を持たせてしまっているのかもしれません。
理由3:「英語を話すことが恥ずかしい」
小学生のお子様が「英語ができない」と感じる理由の3つ目は、
英語を話すことに恥ずかしさを感じることです。
小学校高学年になると自らを客観視できるようになり、その分羞恥心も増していきます。
そのため、英語を話すことに抵抗を感じる小学生も少なくありません。
→苦手意識を放っておくと、英語を使うことに恥ずかしさを感じ、より苦手意識が深く根付く恐れがあります。
お家でできる小学生英語の勉強法と教え方!
ここでは、小学生にオススメの英語の勉強法3選を解説します。
まずはお子様が興味を持ちそうな題材を使って英語に慣れることが大切です。
お子様に英語を教えるときのポイントも解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
勉強法1:「英語版の映画やアニメなどを見る」
お子様を心配するあまり、
つい「しっかり勉強させなければと…」
と焦ってしまいがちですが、まずは「英語を勉強する」と考えず、お子様に「英語は楽しい!」という印象を持たせましょう。
その点で、お子様が興味を持ちそうな映画やアニメを英語版で見ることは、効果的です。
お子様が見たことのある映画・アニメなら内容も知っているので、勉強と捉えることなく英語に興味を持てるでしょう。
また、その映画やアニメで印象的なシーンを英語で覚えたがる小学生は多いです。
もし覚えた英語のフレーズが今後の英語の勉強で出てくると、英語がより好きになるきっかけになります。
教え方ポイント1:「一緒に英語を勉強する姿を見せる!」
教え方ポイント1つ目は、一緒に英語を勉強する姿を子どもに見せることです。
英語を勉強していると、必ずぶつかる壁があります。それは【英単語】です。
小学生にとって「調べる」という作業はどの教科でも重要なことですが
多くの小学生は、「調べるの面倒くさい!」と思うでしょう…。
さらに英単語を調べるとなると、見慣れない英語で書かれた単語を調べるわけですから、より面倒くさいと感じます。
⚠例えば、急にプログラミング記号を調べてくれと言われたら大人も「面倒だな…」と思ってしまいますよね。
小学生が1人で英単語を調べることは簡単なことではありません。
知らない英単語を何度も調べることが嫌になってしまい、英語の勉強をやめてしまう可能性もあります。
そこで重要になるのが、一緒に英単語を調べることです。
子どもは大人のマネをしたがります。
大人が一緒に調べる姿を見せることで、自分で調べる習慣が身に付きます。
お子様の理解度もより深まり、飽きずに英語を勉強することができます。
勉強法2:「英語の本を読み聞かせる」
映画やアニメ以外にも、【英語の本を読み聞かせる】ことも小学生におすすめの勉強法です。
絵本であれば挿絵がついているので、話をよりイメージしやすいかもしれません。
⚠なかなか本を読み聞かせる時間がない保護者様には、音読CD付きのものがおすすめです。
CDを使えば保護者様の負担も軽減されます。
小学生におすすめなのは、”The Cat in the Hat”です。
教え方ポイント2:「一緒に音読する」
教え方ポイント2つ目は、一緒に音読することです。
お子様が映画やアニメ、本の読み聞かせなどで英語を聞くことに慣れたら、実際に発音をさせてみましょう。
自分で英語を発音する(読む)ことができれば、英語に対する自信がつきます。
✔英語を口に出すことで英語を聞く力がより身に付くので、「英語が楽しい!」という印象を持つことができるでしょう。
勉強法3:「小学校の英語の授業の予習・復習を手伝う」
小学5年生・小学6年生では、小学校で教科としての英語が始まっています。そのため国語や算数と同じように、英語の宿題も出るでしょう。
そこでお家でできる勉強法に、宿題を通して予習・復習のお手伝いをしてあげることが挙げられます。
✔宿題をすることで授業の復習になり、次の授業の準備につながります。
もし宿題がわからず進まないと、次の授業も理解できない可能性があります。そして英語は難しいという印象を持ってしまうかもしれません。
そうなることを防ぐために、お家での宿題の取り組みが大切になります。
子どもが英語に慣れてきており、もし保護者様に時間があれば学校の宿題を手伝ってあげましょう。
そうすることで、英語への理解が深まり、英語に対する自信も持てるようになります。
教え方ポイント3:「ハードルを下げてあげる」
教え方ポイント3つ目は、お子様が感じている英語へのハードルを下げることです。
勉強する前から「英語は難しい」という印象を持っている小学生はたくさんいます。
その状況で、いきなり中学生で習う英文法を教えてしまっては、子どもが持っている「英語は難しい」という印象は消えません。
まずは単語やフレーズの発音の確認をするなど、お子様のレベルに合わせてできるものから取り組みましょう。
まとめ:お家で勉強するのが難しければプロに頼もう
ここまで、お家で取り組める小学生英語の勉強法をお伝えしてきました。
★この記事のポイント—————————————————————————
①2020年度から小学5年生・小学6年生で、教科としての英語が始まっている
②子どもは英語を「わからない」「面白くない」「恥ずかしい」と感じることがある
③まずは英語に親しむことから始めるのがおすすめ!映画や漫画・絵本を活用しよう
④英語に慣れてきたら、一緒に音読したり学校の予習復習を手伝ってあげるとよい
⑤お子様のレベルに合わせた取り組みが大切!
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初めにもお伝えしたように、英語は最初の勉強法で好印象を持てるかどうかが非常に大切です。
ただ小学生のお子様を持つ保護者様のなかには、
学生のとき苦手だったから教えられるかな…
最近子どもが自分の話をなかなか聞いてくれなくて…
とお悩みの方もいらっしゃるかと思います。
そんなときは思い切ってプロの力を借りてみましょう!
フラップスでは中学生・高校生の英語の知識に精通したプロ講師が、小学生のお子様が楽しんで勉強できるカリキュラムで英語への自信を育みます。
※相談会は【教室での相談会】と【オンラインでの相談会】から選択いただけます。
フラップスでは小学1年生から授業を開講しており、音読練習にも力を入れております。早くから入塾されたお子様ほど、高学年になるにつれて安定した学力向上につながっています。
ぜひこの機会に、プロの学習アドバイスを体験してみてくださいね!
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