目次
1.赤ちゃんを迎える環境を整える
赤ちゃんが生まれてからはなかなか大掛かりな模様替え、片付けが難しくなります。赤ちゃんが生まれてからのスムーズな動線をシミュレーションしてみて、お部屋の配置換えや大掛かりな片付けをするなら妊娠期間中がおすすめです。赤ちゃんにとって危なくないか?というしてんもお忘れなく!
食洗機や乾燥機付きドラム式洗濯機、ロボット掃除機などの時短家電は育児中の強い味方です。導入を検討しているなら今のうちに設置を!
育児用品は使わなかったりする場合もあるので、授乳クッションや新生児期のお洋服など、すぐに必要になるもののみを購入、あとは下見だけしておいて、実際に時期が来たら購入するのがおすすめです。
産後は無理せずママの体を休めることが何より大切。身内のサポート体制が得られない場合、産後ケア施設や産後ドゥーラさん、行政の支援など下調べしおくと安心です。食材などの宅配サービスもすぐ使えるように登録を!
手伝いたくてもどう助けたらいいかわからない、というパパも多いもの。あらかじめ分担してほしい家事をリストアップし、手順をまとめておくとディスコミュニケーションがなくなりイライラせずにすみます。お母さんやヘルパーさんなどにお手伝いをお願いするときにも役立ちますよ。
第一子の赤ちゃんの場合、赤ちゃんがいる生活がどんなものなのか具体的にイメージしづらいもの。特にパパはママよりもっと難しいはずなので、パパにも一緒に読んでもらいましょう!
妻の妊娠を知る前からこの本を読んでいてよかったと本当に思っている。世の夫婦が子どもを作ろうと思ったら、もしくは妊娠がわかった直後でも、すべからく一読しておくことをマジでおすすめしたい(読めばケンカが減ると思う…)。
出典:www.vogue.co.jp
2.出産、育児を元気に乗り切るための体づくり
妊娠中&授乳期はママの食べたものがそのまま赤ちゃんの栄養になるので、今まで食生活にあまり気を遣っていなかった・・・という人もしっかり栄養を考えた食事を摂りたいもの。特に妊娠中、産後に不足しがちな鉄分、葉酸、カルシウムなどをしっかり摂り、体をいたわってあげましょう。
妊娠中はおなかに血流が集まったり、ホルモンの関係で特に冷えやすい時期。でも冷えは赤ちゃんにも居心地が悪く、妊娠中のトラブルや逆子、難産を招くと言われています。特に足首や足の甲は一年を通して冷やさないように服装や冷房、食事などにも気をつけておきたいです。
筆者の通う産院では、切迫早産兆候がなければ、安産になるように有酸素運動を推奨されます。マタニティヨガ、マタニティスイミングなどの教室に通うとママ友もできるし、夫婦2人で手を繋いでのお散歩もいい思い出になりますよ。
妊娠直後から赤ちゃんを産む準備のため、骨盤の関節をつないでいる靭帯は緩み始めますが、現代の妊婦さんは足腰、骨盤周辺の筋肉、靭帯が弱くなっていて、妊娠すると骨盤がゆるみ過ぎてしまい、腰痛などのマイナートラブルに繋がるのだそう。また、骨盤が歪んでいると、分娩時に赤ちゃんの頭がひっかかって回れなくなり、お産の進行が思うように進まなくなるのだとか。おなかの中でも赤ちゃんが居心地よく、出産時にもスムーズに行くように妊娠中の骨盤ケアはオススメです。
骨盤底筋群や会陰部は、子宮や膀胱、直腸などを支えている女性にとってはとても大切な部分!うまく機能しないと、尿漏れや子宮脱、便秘、下腹ポッコリになってしまいます。ケアやエクササイズで、しっかり保護してあげましょう。
妊娠線は出来れば最小限に抑えたいですよね。さらに産後の母乳育児をスムーズにするためのおっぱいマッサージ、会陰切開を最小限に抑えるための会陰マッサージまでしておけば万全。筆者がやってよかったと本当に思うことの一つです。
3.お金、手続き、仕事関係はもれなく準備!
出産後に提出しなければいけない書類、申請するべき手続きををリストアップし、スケジュールを作っておくと漏れがなくなり安心です。確定申告に備えて医療費などの領収書をひとまとめにしておくこともお忘れなく。
学資保険に加入するならば妊娠中に比較検討しておくとスムーズです。同時に、現在加入している保険プランが妥当かどうかFPさんに見直しをしてもらうと安心ですね。
産休中はスキルアップのチャンスにもなります。仕事をしているとなかなかまとまった時間が取れなかったりしますが、ゆっくりできる今だからこそ、仕事のスキルアップに繋がる資格や趣味を活かした資格をとったアクティブママも!
職場復帰を望むママの場合、申し込みが先着順の保育園もあるので妊娠がわかったら保育園を探し始めた方が安心です。地域の子育てサポートも調べておくとより安心。子育てや介護を相互補助するための有償ボランティア制度「ファミリーサポート」や、子どもが病気にかかった時に手当を受け持ってくれる「病児保育」、ベビーシッターさんなど利用できるサービスを調べておきましょう。
内祝いは産後一ヶ月くらいで贈るのがマナーとされていますが、その頃ママはまだ出産で消耗した体調も万全でなく、昼夜問わない赤ちゃんのお世話でヘトヘト・・・という時期。金額や贈る相手毎に品物を選んでおくと楽です。親戚同士で慣わしがあることも多いので、母親や義母に確認してみてください。
4.陣痛〜出産の準備
30週頃を目安に入院セットを作っておけば、万が一何かあって早く入院することになっても安心です。急な陣痛の傷みや妊娠トラブルに襲われると、通常ならば簡単に判断できることが頭に浮かばなくなってしまうこともあるので、緊急の連絡先を携帯したり、陣痛タクシーなどにあらかじめ登録しておくことも大切です。
立ち会い出産にするか、どこまで立ち会ってもらうのか、義両親にはどのタイミングで連絡するか、など、事前にパパと具体的に話し合っておけば、当日慌てることなく動けます。ママ自身もどんなお産をしたいか、シミュレーションをしておくことでお産への不安が和らぎ、納得のいく出産ができるはず!育児に対する考えをパパと話し合うきっかけにもなります。
里帰り出産をする人は、里帰りの準備を進めましょう。おじいちゃんおばあちゃんに、あらかじめ昔と今の赤ちゃん関連の知識の違いを説明しておくことも大切です。
5.幸せなマタニティ期をめいっぱい楽しむ!
赤ちゃんはお腹の中にいてもママの声をよく聞いていて、外の世界を感じているのだそうです。毎日話しかけていた筆者の体験ですが、「もう生まれてきていいんだよ、早く会いたいな。」とお腹を撫でて話しかけた直後に陣痛が始まり、コニュニケーションが取れすぎてびっくりしました。
おなかの中に赤ちゃんがいるというのは、人生に数回しかない神秘的で幸せな時間!後から思い返すために記録をとっておくことをおすすめします。
赤ちゃんが生まれてしまうと、レストランやカウンターのお店、映画館、夜遊び、エステなど、なかなか足が遠のいてしまいます。パパとの二人きりの時間も思う存分楽しんでおけば後悔なしです。
妊娠の経過は人それぞれですが、もし体調が許すならば、限られた妊娠期間にこれからに備えて準備できることをしておくと、産後、ゆっくりと自分の体を休めたり、赤ちゃんとの絆作りに集中できる環境ができ、幸せな妊婦生活&赤ちゃんとの時間を過ごすことができるのではないでしょうか?後悔のない楽しいマタニティライフを!
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