あ…暑い!!夏が暑くなるのはどうして?最近特に暑い理由も解説します♪
梅雨明けしたら、本格的に暑い夏がやってきます!
ところで夏はなんで暑くなるんでしょう?最近の夏って、特に暑い気がするけど…
そんな疑問を、分かりやすく解説します!
暑い夏がやってきました!!
天気予報を見てみると、雨ばかりだった週間天気予報が一転、晴れマーク続きになってきました!全国的に梅雨明けしてきていて、いよいよ夏本番に突入ですね♪
当たり前のように「夏=暑い」となっていますが、なんで夏が暑くなるのかはご存じですか?確か、小学校か中学校の理科の時間に習ったと思うのですが、忘却の彼方という方はぜひもう一度おさらいしてみましょう!
地球の軸の傾きが日本の四季を生み出している

地球は常に2種類の回転をしていて、自分でくるくる回る自転と太陽の周りを回る公転があります。自転はおよそ24時間で1回転していて、日の出から日没までは太陽の光が当たる時間、夜は太陽の光が当たらない時間です。
日本では、太陽の日が当たる時間が一番長い日は夏至、短い日は冬至と言われていますね。このように季節によって太陽の光があたる時間が変わるのは、地球の自転の回転軸(地軸)が傾いているためです。
太陽のエネルギーはとても大きく、太陽光が当たる時間が長いほどその部分の温度は上がっていきます。日本では、春分の日を境に日が当たる時間のほうが長くなり、気温もどんどん暖かくなっていきます。そして暑さが本格化して梅雨が明けた頃、季節は夏となるのです。
温暖化?異常気象⁉最近の夏は暑すぎる…
ママ達が子どもの頃は、夏休みは毎日外で元気に遊んで、夏休み明けは真っ黒に日焼けが当たり前みたいな時代でした。でも今の時代、昼間のお外は炎天下!とても公園で子どもを遊ばせることなんてできない日ばかりです。
昔見た天気予報では、真夏でもせいぜい気温は30℃前後だったはず。でも、最近は35℃以上なんてもはや当たり前!40℃近くまで上がる日もあって、暑いというかもう日差しが痛くて火傷しそうです。
最近気温が高い理由は、主に2つの原因があると言われています。
最近暑い理由①地球温暖化

細線(黒):各年の平均気温の基準値からの偏差、太線(青):偏差の5年移動平均値、直線(赤):長期変化傾向。基準値は1991〜2020年の30年平均値
環境問題の話になると、必ず出てくる「地球温暖化」。二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガス(地球を暖めるガス)の排出が増えることで、地球全体の気温が年々上昇しています。二酸化炭素は石油や石炭などを燃やすと発生することが知られていますが、メタンはなんと牛や豚などのゲップや糞尿も発生源なんですよ!
このままだと東京は100年で4℃も上がると言われていて、その平均気温は鹿児島県の種子島と同程度になるとされています。南国イメージのある種子島ですが、東京がその水準まで気温が上がる言われると、温暖化の深刻さが実感できますね…。
最近暑い理由②ヒートアイランド現象

東京と都市化の影響が比較的小さいとみられる15地点平均の年平均気温偏差の経年変化及びその差の経年変化(1927~2020年)
ヒートアイランド現象とは、都市部の温度が周囲に比べて高くなることです。温まりやすく冷えにくいアスファルトやコンクリートで地表が覆われていること、エアコンの室外機からの熱気や乗り物の排気ガスなどが原因とされています。
アスファルトの地面は温度がとても高くなるので、大人よりも子どもの方が暑くなる点は要注意です!環境省によると、子どもの高さ(50センチ)では大人の高さ(150センチ)よりも気温だけで最大で2℃ほど、さらに地面から発せられる熱で体感温度はさらに高くなるとのこと。ベビーカーも同様で、サンシェードが付いていても中はとても暑くなります。
暑い夏は熱中症対策を万全に!
熱中症は、上がった体温をうまく下げられないことで起こります。特に湿度が高い日は、汗が蒸発できず体温が下がりにくく危険性が上がります。
熱中症対策には、こまめな水分補給と適度に体を冷やすことが大事!水分と同時に糖分や塩分の補給も必要です。熱中症対策用に売られている塩タブレットは、小さい子どもでも食べやすいのでおすすめですよ!
気温の熱中症に対する指標では、28℃以上で警戒(積極的に休息)、31℃以上で厳重警戒(激しい運動は中止)、35℃以上は危険(運動は中止)となっています。お外に行く際は万全の準備を整えて、体調の変化には十分注意してくださいね!
「熱中症」に関する予防・対処法を正しく知ろう!
暑い日のお出かけはできるだけ避けたいところですが、なかなかそうはいかないのが子育て中の大変なところです!地面から近い&熱気がこもりやすいために、どうしても灼熱になりがちな「ベビーカー内」の赤ちゃん。少しでも涼しくすごしてもらうために、効果的な「暑さ対策グッズ」を使いましょう!
2歳~ 子ども向け帽子の選び方はこちら