スーパーフードブームの食の世界。今最も熱い話題は…なんと細菌!
食の世界でいま、最も熱い話題といえば、どこぞの料理や食材でもなく、気鋭のシェフやレストランでもない。ケール、トルティーヤ、デイヴィッド・チャン(米レストラングループ「モモフク」代表、韓国系米国人シェフ)、いずれも否。単なる一過性の話題よりもっと大切で、本質的なもの。細菌、なのだ。
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私たちの消化器官には約100兆もの細菌や微生物が生息しており、元から体に備わる細胞の数を優に上回っている。言ってみれば、自分を自分たらしめている細胞より多い細菌を連れ歩いているわけだ。最近は、この菌が脳の働きと無関係ではないことも科学的に理解されつつある。「虫の知らせ」を英語でgut feeling(gutは腸)と言うけれど、これはつまり、「考えるおなか」が仕事をしてるってことなのか
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幸せは腸からやってくる?腸が”第2の脳”と言われるわけは?
「腸は第2の脳である」 という言葉を聞いたことがあるでしょうか?それは、腸が脳からの指示がなくても、自分で判断をすることができる唯一の臓器だからです。例えば、傷んだ食べ物を食べたりすると、お腹をくだしてしまったり、脳死に陥った際も、腸は活動を続けたりするのは、「腸の判断機能」によるものです。
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ハッピーホルモンと呼ばれ、やる気や幸福感につながる脳内の神経伝達物質「セロトニン」は実は脳にはたったの1割しかなく、9割が腸にあることが明らかになりました。セロトニンは、食事からのトリプトファン(アミノ酸の一種)から、葉酸やビタミンB6などに助けられ、主に小腸内で合成されています。ハッピーホルモンを増やすためには、やはり腸内の環境を整えておくことが大切と言えますね。
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”腸内フローラ(マイクロバイオーム)”を育てよう!
腸内フローラにとって塩素消毒水や化学添加物まみれの加工食品がよくないように、抗生物質もまた、悪影響をもたらすことが分かり始めている。庭のお花にあげないものを、何が悲してくお腹のお花に?
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”腸内フローラ”を育てるのに欠かせない存在に注目!
“プロバイオティクス”は、「健康のために」という意味のギリシャ語が由来とされ、人間に利益をもたらす善玉菌を指しています。生きたまま腸までたどりつき、そこで産生する乳酸などの代謝産物が、ヒトにとって有益な健康効果をもたらしてくれます。
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プロバイオティクスに含まれる微生物にはたくさんの種類があります。ヒトにもたらしてくれるよい作用もそれぞれ千差万別で、多くの仲間たちがプロバイオティクスとして利用されています。 プロバイオティクスは、副作用や薬剤などでみられがちな耐性菌の出現することはなく、安全で、健康を維持するためのとても優れた手立てといえるでしょう。
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こうした意識の変化にともない、プロバイオティクス(生きたまま腸まで届く微生物)の評価も高まっている。小さなプラスチック容器に入った甘いだけのヨーグルトよりも、もっと伝統的な発酵食品に含まれているものだ。これらは消化器官の中で乳酸菌の働きを自然に高めてくれると言われる。
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日本の伝統的食材、それもみそやしょうゆ、納豆にとどまらず、塩辛やふなずしといった魚介系発酵食品のファンには朗報だろう。いずれも心身のバランスを整えるために腸が必要とする細菌を含んでいる。
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子供のうちから”賢いおなか””考えるおなか”を育てよう♪
悩ましいのは、人生の大半を共にする嗜好や味覚が養われるのは幼少期だということだ。腸内細菌が好みを形成するのも、この頃なのである。子供の嫌いな食べ物を口車にのせて食べさせるのはよくないといわれるが、一方で、昔からある自然食品をできるだけいろいろ食べさせるの親のつとめだという厳しい現実もある。
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幼い頃からその味に親しんでいない限り、大人になってから好きになるには相当の努力を要する。味を知らなければ「考えるおなか」が郷愁を呼び覚ますこともない。
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発酵食品や乳酸菌は子供が便秘になった時だけでなく、 腸内環境をいい状態に維持していくためにも毎日継続して摂取していくことがポイントです。というのも善玉菌の生命力はさほど強いものではないためです。そのため毎日の食事に添えたり、おやつとしてなど何かしらの形で発酵食品と乳酸菌を取り入れていくと便秘予防にも繋がるためオススメです。
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食材に付着した微生物は、発酵の過程で食材に含まれるでんぷん質やたんぱく質を分解し、アミノ酸や糖分などの新しい栄
消化器官に生息する100兆もの細菌たち。彼らを元気にさせるには、みそやしょうゆ、納豆などの伝統的な発酵食品がいいらしい。腸は「第二の脳」とも呼ばれる。みなさん、わが子の「賢いおなか」を育てるなら今ですよ!
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