【2024】冬至の七種(ななくさ)って何?柚子湯にも入って健康と幸運を呼び込もう!
冬至といえば、柚子湯にかぼちゃ料理は定番ですよね!
無病息災、健康長寿を祈る古くからの風習です。
実は、かぼちゃは「冬至の七種(ななくさ)」の一つ。
今回は、こんなご時世だからこそ食べたい、冬至にちなんだ食べ物のことをお伝えします。
2024年は12月21日土曜日!冬至は運が回復に向かう境の日
冬至は、1年のうちで最も太陽が出ている時間が短い日であり、古来から太陽のエネルギーが最も弱まる日とされています。なんか怖い日⁉と思われるかもしれませんが、冬至を境に再びエネルギーは高まっていくことから運気も上昇すると言われているんですよ!
日本では、冬至の日に幸運を呼び込む縁起担ぎとして「冬至の七種(ななくさ)」を食べる風習があります。こういった風習は地域性があるので、「何それ初耳!」という人もいるのではないでしょうか。
冬至の七種は「〇ん〇ん」
冬至の七種は、以下の7つです。
・なんきん(かぼちゃ)
・にんじん
・れんこん
・ぎんなん
・きんかん
・かんてん
・うんどん(饂飩=うどん)
共通点は、名前が「〇ん〇ん」となっているところ!「運→ん」として、「ん」が2回入っていて運を呼び込む力が強そうな食べ物が冬至の七種なんです。
あんぱんも仲間に入れてくれないかな…(ボソッ)
ただの語呂合わせじゃない!栄養豊富で風邪予防にも美容にも◎
冬至の七種の中でも、特に栄養価が高いのが、緑黄色野菜であるかぼちゃとにんじん。この二つの野菜にはβカロテンがたっぷり!
粘膜の正常に保つことに加えて免疫力を高めるなど、風邪予防には欠かせない栄養素です。また、強い抗酸化力を持っているので、美肌やエイジングケアにも欠かせません。
かぼちゃにはビタミンEも多く含まれていて、こちらは別名若返りのビタミンと呼ばれるほどの効果が!抗酸化作用が強い他、血行促進や血管の老化を防いだり、ホルモンバランスを整えるなど女性に嬉しい効果ばかりです♡
また、れんこんは切ってしばらくすると変色しますが、こちらはポリフェノールの一種、タンニンによるもの。殺菌や抗炎症作用があるので、こちらも風邪予防に最適ですね!アク抜きすると流出してしまうので、切ったらそのまま調理がおすすめです♪
冬至の七種の食べ方♡
冬至の七種、栄養豊富で運気も上がるならぜひともコンプリートしたいですよね。うどんに野菜のかき揚げをのせれば、一気に数種類食べることができます!
ぎんなんは、茶わん蒸しだと子どもも食べやすいですね。寒天はぜひデザートで!寒天ゼリーや、ちょっと豪華にあんみつも美味しい♡
きんかんは皮に苦みがあるので、甘露煮やジャムにしてみてはいかがでしょうか。そもそもスーパーで見当たらない…という場合は、きんかんのど飴あたりでなんとかねじ込むのもアリ⁉
柚子も忘れずお風呂に浮かべよう♪
冬至といえば忘れてはならないのが柚子湯!古来は強い香りで邪気を払うなど、運を呼び込む前のみそぎとして柚子湯に入っていました。
今ではこれに「柚子=融通がきく」「冬至=湯治」と、またしても語呂合わせ的に意味も加わっています。日本人は言葉遊びが好きですね…!
柚子にはビタミンCがたっぷり含まれていて、柚子湯に浸かるだけで美肌効果が期待できます。血行も促進されるので、芯からポカポカで風邪予防にもなりますよ♪
冬至は柚子湯で邪気を払い、七種を食べて運気アップ!
冬至の七種と柚子湯は、これから運気を上げるためのブースター的存在です。どれも美容や健康に良いものばかりなので、今年はぜひ七種コンプリート+柚子湯にチャレンジしてみましょう♪
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