【おせち料理】壱(一)の重に入る「数の子」のいわれ・レシピ【2021年おせち特集】
おせちの中でも人気の高い数の子のいわれ・意味についてを解説します。
お正月に数の子を食べる由来や起源をご存知ですか?さらに、おすすめの数の子レシピも紹介中です。
数の子とは?
数の子は、にしんの卵の塩漬けを調理したものです。
にしんは一腹に3万~10万という沢山の卵を宿すことができるため、数の子は「子宝」を象徴するとても縁起の良い食材です。
また、にしんは「二親」に通じ、子孫繁栄や二親健在を願った縁起物のひとつで、とても正月らしい一品です。
数の子のおすすめレシピ
おせちに入れる数の子は、31日の早朝から作り出せば元日の朝食に間に合います。
3週間前から冷凍もできるので、時間がある時に作っておくのもいいですね!
材料(クズ18切れ人分)
・数の子:約300g
・水(1回分=1ℓ):3ℓ
・塩(1回分=大1):大3
・鰹節:少々
・★水:270ml
・★酒:大4
・★白だし:大3
・★みりん:大3
・★薄口醤油:大1
作り方
〈①〉(塩抜き)
水1ℓに塩大さじ1を加えて溶かし、その中に数の子を入れます。
〈②〉
3時間おきに2回、①と同様の塩水を作り取りかえます。
塩水に漬けている時間は合計で9~10時間になります。
〈③〉(つゆ)
鍋に★印のついた素材を入れて、ひと煮立ちさせ冷まします。
〈④〉
数の子の薄い膜を指先できれいに取り除き、間の膜は竹串を使って取り除きます。
〈⑤〉
③のつゆに、④の数の子を入れます。
数の子が空気に触れないように、サランラップで覆い12時間漬け込みます。
〈⑥〉
器に盛り付けて、お好みで鰹節をかけて、お召し上がり下さい。
〈⑦〉
一日分ずつ小さいタッパに汁ごと入れて冷凍します。
賞味期限は、冷凍庫で3週間です。
※数の子が汁に漬かっていないと乾燥(粒が白くなる)のもとなので、密閉ラップをして蓋をしましょう。
〈⑧〉(解凍)
食べる前日(12~24時間前)に、冷凍庫から冷蔵庫に移して解凍します。
数の子の詳しい作り方はこちらをチェック!