今さら聞けない!スマホ決済「PayPay(ペイペイ)」3つの疑問…。実際に使っている人がスッキリ答えます♬
スマホ決済といえば「PayPay」を思い浮かべるほど、利用者は急増しています。
しかし、実際に使ってみるといくつか疑問に思うことが出てくるようです。
今回は、PayPayを利用した人が疑問に思うことを3つ挙げてスッキリ解決します。
店頭で「PayPayで支払います」と言うと、店員がスマホをのぞき込んでくるのはなぜ?
スマホ決済は、スーパーなどの身近な小売店でも導入され始めています。
スーパーで食料品をカゴに入れてレジに向かい、レジ担当者に「PayPayで支払います」と言うと、急にレジ担当者は身を乗り出し、客のスマートフォンの画面に視線を向けます。
スマホ決済の流れは、レジに貼りだしてあるQRコードをスマートフォンで読み取り、金額を入力して支払いボタンを押すだけです。
つまり、支払い作業は客のスマートフォンを使って客自身が行います。
レジ担当者は、客が支払い手続きを終えるまで待っていればいいのですが、なぜか支払い手続きが始まるとレジ担当者はスマートフォン画面を注視するのです。
実は、多くのスーパーのレジと客のスマートフォンは連動していません。
客がスマートフォンにQRコードを読み取り、支払い手続きを終えたことを確認し、レジに売上を入力してレシートを出すのです。
スマホ決済が導入された直後は、レジ担当者もスマホ決済に慣れていないため、支払い手続きが終わっていなくても客が「支払いました」と言えば、その言葉を信じてレジで売り上げ処理をしている担当者もいました。
客のスマートフォンとレジは連動していないため、支払い手続きが完了していなくても売り上げ処理は可能です。
そうすると、翌日に売上金額と収入金額が合わないことに気がつきます。
そのようなトラブルがあったため、多くのスーパーや小売店では、スマホ決済で支払いがある場合は「支払い手続きが最後まで行われたか」をレジ担当者の目で確認するよう周知されたのです。
結論!レジ担当者は「支払い金額」をチェックしている!
客が「PayPayで支払います」といったとき、レジ担当者は客のスマホ画面の”支払い金額”をチェックします。
例えば1,620円の購入にもかかわらず、客が162円と入力して支払い手続きを完了させることもできます。
それをレジ担当者が見落としてしまい、レジで1,620円の売り上げ処理を行えば、大変なことになります。
後から間違えに気がついても、客に渡したレシートにはレジに入力した1,620円が出力されているのです。
客に悪意がなくても金額の入力間違いはおこる可能性があります。
間違いがおこらないようにするためにも、レジ担当者は客が入力した金額を自分の目でしっかりとチェックします。
最後の「ぺイペイ♬」という音は演出?消音にして支払い手続きをしてもいいの?
PayPayは支払い手続きが完了すると「ペイペイ♬」と声が聞こえます。
客がたくさん並んでいるときに自分のスマートフォンから「ペイペイ♬」と声が流れることは、恥ずかしいと思う人もいるかもしれません。
単なる演出ならば、消音にしたいと思うかもしれませんが、実は「ペイペイ♬」の声は単なる演出ではなく、しっかりとした意味があります。
レジ担当者は、会社側から「PayPayの場合は”ペイペイ♬”という声をしっかりと確認するように」「ラインの場合はシャリーンという音をしっかりと確認するように」と指示されています。
なぜならば、実は最後の音には「支払いが正常に行われた」というメッセージが込められているからです。
例えば、金額をしっかりとスマートフォンの画面に入力しても、その後に画面を戻してしまったり、中断されてしまったら支払い手続きも中断されます。
レジ担当者が、支払い手続きが正常に完了したかを確認する唯一の方法が「ペイペイ♬」という声を聞くことなのです。
そのため、消音にしたり、恥ずかしいからといって「ペイペイ♬」という前にスマートフォンをバッグにしまわれてしまうと、レジ担当者はとても困ります。
SIMを利用している人はPayPayを利用できない?
おサイフケータイは、利用できるスマートフォンの端末が限られていました。
しかし、スマホ決済はQRコードを読み取ることができる端末ならば、どれでも利用できます。
PayPayもQRコードを読み取ることで支払い手続きを行うアプリのひとつです。
つまり、PayPayは格安SIMでも問題なく利用することができますが、キャリアでもSIMでもスマホ決済が利用できないことがあります。
それは停電のときです。
スマホ決済は、インターネット回線を利用するため、インターネットがつながっていない環境の中では利用することができません。
外国の一部ではオフラインの状態でも決済できるものもありますが、PayPayはオフラインの機能はありません。
大規模災害がおきると、無料でWi-Fiが解放されます。
その場合はインターネット環境があるため、スマートフォンがあればPayPayの利用ができると思うかもしれません。
しかし、大規模停電のときには店のレジが起動していない可能性が高く、キャッシュレス決済が利用できないでしょう。
また、無料で開放されるWi-Fiでキャッシュレス決済を行う場合は、セキュリティ面においても注意が必要です。
PayPayは、支払い画面がとても見やすく、スマホ決済初心者でも簡単に始めることができます。
まだまだキャッシュレス決済やPayPayに慣れていない店員が多い状況ですが、確実に決済完了できるようにレジ担当者と相互の確認を心がけましょう。
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