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【歯科医師が解説】「舌のひび割れ」なぜ起こる？原因と自宅でできるケア方法

【歯科医師が解説】「舌のひび割れ」なぜ起こる？原因と自宅でできるケア方法

参照 : ha-no-ne.com

みなさんはご自身の舌の状態を気にしたことはありますか？トラブルはないと思っていても、もしかしたら舌がひび割れるリスクがあるかもしれません。今回は舌のひび割れの原因とケア方法についてご紹介します。

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参照 : ha-no-ne.com

兵庫県三木市で歯科医師として「医療法人社団MDC みらい歯科クリニック」を経営する松本武院長による舌のひび割れの解説とあわせて、ぜひ参考にしてください。放っておくと怖い「舌のひび割れ」の知識を得て、健康的できれいな舌を手に入れましょう！

舌のひび割れの原因とは？

乾燥も？舌のひび割れに関係していること

ふとした瞬間、鏡で見た際に「舌が割れている」ことに気づいた経験はありませんか？舌が割れる原因に関しては、実ははっきりとしたメカニズムは解明されていません。しかし歯科医師の松本武院長によれば主に以下の2つが考えられています。 1：栄養不足 肌の生まれ変わりでよく聞く「ターンオーバー」という言葉。実は舌の上皮でもこのターンオーバーは行われています。しかしビタミン類やタンパク質などが不足していると、新しい上皮を作るのに必要な栄養素が足りず、その結果舌のひび割れが発生する恐れもあるそう。通常の生活で舌のひび割れが発生するほどの栄養不足に陥ることは少ないと考えられます。しかし胃腸炎などで栄養の吸収がうまくいかない場合、舌がひび割れるリスクがあるといわれているのです。 2：ドライマウス 特に秋冬のシーズン「お肌だけでなく、お口の中の乾燥も気になる」という方はいませんか。歯科医師の松本武院長によれば、乾燥が関わる「ドライマウス」が原因で、舌がひび割れるケースもあるそう。ドライマウスとはお口の中が常に乾燥している状態で「口腔乾燥症」と言われるもの。予備軍を含めれば、日本人の約800～3,000万人がドライマウスと推定されています。一説によれば、このドライマウスも舌のひび割れの原因のひとつだそう。また、近年は30～40歳代の女性でドライマウスの自覚症状がある方が増加傾向にあるとのこと。あなたも舌のひび割れのほかに「口の中がネバネバする」「口臭が気になる」といった症状があれば、ドライマウスを疑ってみてはいかがでしょう？

常に口が渇いている！ドライマウスの改善方法とは？

舌のひび割れをケアする2つの方法

ここでは、舌のひび割れをケアする方法をいくつか紹介します。いまはひび割れの症状がない方も、前述したようなドライマウスの傾向があれば、以下のポイントを意識してみてくださいね。 1：口腔内を清潔に保つ外傷が原因で溝状舌になった場合、「もともとは比較的浅い溝だったのにもかかわらず、気づかないうちに深くなっていた」というケースも。これは傷口から細菌が入り込み、内部で炎症を引き起こしている恐れが……。ですからこれ以上細菌を増殖させないため、口腔内を清潔に保つことが大切です。口腔内を清潔に保つためには、「歯磨き×マウスウォッシュ」が役に立ちます。例えば使う歯磨き粉は殺菌の働きが期待できる「システマデンタルペーストアルファ」など。こちらの歯磨き粉には、菌の塊にアプローチする成分「IPMP（イソプロピルメチルフェノール）」が配合されています。またマウスウォッシュはIPMP配合の「システマ EXデンタルリンス」も注目を集めています。「システマデンタルペーストアルファ」との併用で口腔内の細菌繁殖を抑え、お口の中を清潔にキープできるはず。「システマ EXデンタルリンス」には刺激を抑えたタイプもあり、独特の使用感が苦手な人でも使いやすいのが魅力です。

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2：水分をこまめに摂る前述したように、舌のひび割れの原因として「ドライマウス」があがります。そしてこのドライマウスの原因のひとつが、「唾液の分泌量の減少」だといわれているのです。唾液は唾液腺が刺激されることで分泌されますが、実は体の水分が不足すると唾液の分泌も減少すると考えられています。そのため水分を多く摂ることは、ドライマウスはもちろん舌割れのケアにもつながるでしょう。１日の唾液の分泌量はおよそ1.5 Lといわれており、同程度の水分補給が必要だと考えられます。また水分の飲み方にもコツが。一度に大量に水分を摂取すると、血中の塩分濃度が薄まり体調が悪くなるケースも……。以下の7つのタイミングを目安に、1回コップ１杯程度(180〜200ml)を飲み、合計1.5 Lになるよう調節すると良いでしょう。 1. 起床時 2. 朝食時 3. 昼食時 4. 夕食時 5. 運動時 6. 入浴時 7. 就寝前唾液には口腔内の細菌繁殖を抑える働きもあります。ですから十分な水分補給は口腔内環境を整えるメリットや舌割れの予防、歯周病・口臭の予防にもつながるといわれているのです。