“口腔がん検診”を知る!「レッド&ホワイトリボンキャンペーン2019」
2019年11月1日から11月30日までの1か月間、日本で初となる歯科医療におけるCSRキャンペーン「レッド&ホワイトリボンキャンペーン2019」が実施されます。
第1回目となるキャンペーンでは、日本全国の口腔外科や企業、健康保険組合なども連携をし、日本全国で口腔がん撲滅に向けての活動を行います。
口腔がん検診の重要性!CSRキャンペーン「レッド&ホワイトリボンキャンペーン2019」
日本は、口腔がんにおいて後進国
日本は先進国の中で比較して、口腔・咽頭がんによる死亡数推移が20年以上に渡って増加傾向です。
また、日本での口腔がんの死亡率は35.5%で、これは米国の約1.8倍にも相当します。
国内のがんの種類別でも見ても、罹患数や死亡数が高いことが分かります。
一般的に第一発見の立場となることの多い全国の歯科医院においても、口腔がんへの意識が低い点が指摘されており、口腔がん検診に取り組む歯科医院数はまだ少ないのも実情です。
そこで、本キャンペーンを通じて、口腔がん検診がより身近なものになるよう啓蒙の促進が期待されます。
11月15日は、口腔がん検診の日
2008年11月15日に、日本歯科医学会総会において、口腔がん検診の普及をテーマにした、シンポジウムが開催されています。
そして「レッド&ホワイトリボン」と題した本活動の提案に、多くの賛同が得られたことを記念して、11月15日が「口腔がん検診の日」に制定されました。
「レッド&ホワイトリボン」
口腔がんの炎症や病変部位の色は「赤」と「白」であることから、日本のみならず米国でもテーマカラーとして使われています。
「レッド&ホワイトリボンキャンペーン2019」
2019年11月1日から11月30日までは、日本で初となる歯科医療におけるキャンペーン月間!
キャンペーン期間中は、全国約1,000の歯科医院で、口腔がん検診への取り組みを目指し「口腔がんセルフチェックキット」について、全国約100万人への配布・利用を見込んでいます 。
「一般社団法人口腔がん撲滅委員会」より、キャンペーンを通じて頂戴した寄付については、すべて下記の活動に活用されます。
・口腔がんの認知向上活動
・口腔がん検診の普及活動
・オーラルナビシステムの保守及び運営
・患者さん支援
・最低限の事務局運営費用
・その他、歯科医療発展向上のため
今回のキャンペーンには、
今年2月に口腔がん(左舌扁平上皮がん)と診断され、「ステージ4」を患った堀ちえみさんや、2013年に、早期舌がんを患った甘利元大臣(衆議院議員)からの応援メッセージが届いています。
また、著名人だけではなく、多数の企業も応援、協賛しています。
家族や大切な人達の為にも、口腔がんについて知っておくことは大切です。
検診や知識によって、がんの初期発見にもつながります。
みなさんもこの機会に、口腔がんについて学んでみませんか?
キャンペーン概要
2019年11月1日から11月30日までの1か月間、日本で初となる歯科医療におけるCSRキャンペーン「レッド&ホワイトリボンキャンペーン2019」
特設サイトを開設(10月1日より公開)
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