日本とはまるで違う!?学力で世界トップクラスの「フィンランドの教育環境」その内容がうらやましすぎる~!
「高福祉社会」と呼ばれる北欧の国・フィンランドは“安心して暮らせる”ことで有名です。さらに教育環境も素晴らしく、子どもたちが生き生きと学べ、先生も充実感をもって働けるのが魅力的。
なぜそんなに素晴らしい国になったのか?それはフィンランドが国としての努力を積み重ねてきたからのよう。日本も上手に取り入れていきたいですね!
ザ☆北欧、フィンランド!オシャレなうえに学力も高かった!
「Childish Teacher(@TeacherChildish)」さんがツイートしたのは、世界トップクラスの学力を誇る「フィンランド」の教育環境。
日本とはかなりの“差”があるようですよ……!
フィンランドの教育は…『授業料と給食費が無料』『年間の授業時数が少ない』『1クラス20人前後の少人数制』『教員の勤務時間はほぼ授業のみで部活もないため授業準備にも時間を費やせる』『塾もそんなに多くない』…などと、ここまで日本と異なる教育環境なのに学力が世界トップクラスという不思議。
— Childish Teacher (@TeacherChildish) 2018年9月18日
え~、すごい!めちゃくちゃいいじゃん~!!!って思いますよね~!!!実は人々の性格や土地柄、歴史などさまざまな事情が絡むものの、フィンランドはかなり努力をしてきた様子。
フィンランドってどんな国なの?少し見ていきましょう!
すべてが“成熟”した社会、フィンランド。
多くの人々に夢を与えるムーミンやサンタクロース、オシャレな北欧雑貨として有名なマリメッコやイッタラなどなど……。フィンランド生まれのものは「とにかくオシャレ、とにかく洗練されてる、とにかく優雅!!!」そんな感じありますよね。
実際に森や湖が多く自然に囲まれまくっていて「何かに追われることなくゆったりと過ごせる国」であるのは間違いないよう。
“ゆとりある心で自由な発想ができる”からこそ、多くの人々が憧れる素晴らしいモノを生み出せるのかもしれません。
1960年代までは“日本っぽい”国だった?
現在では多くの家庭が共働き、保障も手厚いといわれるフィンランドですが、なんと1960年代までは「男性が働き、女性が家を守る」風潮だったそう。えー、日本と一緒じゃん?
その後の人口減少などにともない徐々に環境を変えていき、今では税金が高く「高福祉・高負担」と呼ばれるものに。
“税金が高い”なら国民の反発も大きいのかな……と思いきや、日本と違い税金の使い道がかなり「見える化」されているようで、“税金がどのように使われたか分からない”という状況ではないそう。
また「トップダウン式」ではなく「ボトムアップ式」の政治であるため“国民のための改革”がおこなわれやすいのだそうです。
国民が国を信頼し、国もそれに応えている。
税金はたっぷり払うけど、国民のため・子どもたちのため・未来のために国が効果的に使ってくれている。そんな安心感があるからこそ、多くの人々が幸せを感じているフィンランド。
今の日本のような「給料は安いし支払いや税金は多いし未来の安心感は無いし」みたいなことがないので、生き生きと暮らせる人が多いのではないでしょうか。しかし「安心感がある」がゆえの社会問題も増えていて、現在はまた新たな課題となっているようです。
上手に取り入れて「独自のメリット」を作り出すことが大事。
さまざまな努力を経て時間をかけ、満足度が高く“学力トップクラス”な国となったフィンランド。
人口が減り、共働きが増えてきた……という同じような道をたどっている日本ですが、風土も生活スタイルも違う日本が“まるまる”フィンランドの真似をしたところで、きっとうまくはいかないでしょう。
今後の日本に必要なのは「国民のニーズにきちんと対応した」改革。日本ならではの良さをうまく活かし、焦らずゆっくり確実にでいいので、子どもから高齢者までみんなが満足に暮らせる国になってほしいですね!
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