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交通事故や近所トラブルに発展する場合も…社会問題『道路族』に様々な声

交通事故や近所トラブルに発展する場合も…社会問題『道路族』に様々な声
参照 : www.flickr.com
人や車が行き交うための、公共の通路である『道路』。その道路上で行われる様々な行為が、社会問題になっています。
交通事故や近所トラブルに発展する場合も…社会問題『道路族』に様々な声
参照 : www.flickr.com

『道路族』とは…?

『道路族』とは、道路をまるで公園のように使って周囲に迷惑をかけてしまう人のこと。近年ネット上でも話題になっている言葉でもあります。

『道路における禁止行為等』

何人も、次の各号に掲げる行為は、してはならない。
一 道路において、酒に酔つて交通の妨害となるような程度にふらつくこと。
二 道路において、交通の妨害となるような方法で寝そべり、すわり、しやがみ、又は立ちどまつていること。
三 交通のひんぱんな道路において、球戯をし、ローラー・スケートをし、又はこれらに類する行為をすること。
四 石、ガラスびん、金属片その他道路上の人若しくは車両等を損傷するおそれのある物件を投げ、又は発射すること。

(中略)

七 前各号に掲げるもののほか、道路又は交通の状況により、公安委員会が、道路における交通の危険を生じさせ、又は著しく交通の妨害となるおそれがあると認めて定めた行為

出典:www.houko.com
人や車などが安全に通行できるように、道路には様々な決まりごとがあります。 道端に立ち止まってちょっとお喋りをしたり、家の前の道で子どもが遊んだからといって即違反になるわけではありませんが、通行の妨げにならないよう配慮をすることは必要。 近年ネット上で話題になっている『道路族』という言葉は、道路をまるで公園のように使って周囲に迷惑をかけてしまう人を指すのだそうです。

『道路族』に悩まされる人の声

落書きやゴミの放置、縄跳びくらいなら筆者も見かけたことがありますが、道路遊びの規模が予想を遥かに超えていて驚きました。 こうしたトラブルは新興住宅地で多くみられる傾向にあるらしく、その背景には、公園でボール遊びや大声を禁止されるなど「子どもが自由に遊べる場所がない」ということもあるようです。 ただ、だから道路を使って良いかといえばそれはまた別問題。日常的に『道路族』に悩まされる方々のツイートからは、強い憤りが感じられました。

『道路で遊ぶこと』の危険性

出典:www.flickr.com
交通量が少ないからといって、車やバイク、自転車がいつ通るかはわかりません。 小さい子どもは特に、夢中になって遊んでいるうちに興奮して駆け出してしまったりして、自宅などの安全な場所でさえ大怪我をすることがあります。 また、ぶつかって人に怪我をさせたり、物を壊したりと「加害者」になってしまう可能性もゼロではありません。 道路は「遊ぶのに適さない場所」。 公園や自宅敷地内と比べて、事故の起こる危険性は格段に高いのです。
出典:www.flickr.com
近所に公園がなかったり、家の中で遊ぶと騒音が問題になってしまうなど、『道路族』と呼ばれる人たちにも様々な事情があるのだと思います。 しかし、その遊びは、どうしてもその時その場所でやらなければならないことでしょうか? 身体を思い切り動かすことのできる「外遊び」は、大人にも子どもにも大事なリフレッシュ方法。 折角遊ぶなら、安全や周囲にも配慮して、気兼ねなく楽しめる場所を選びたいですね。