子供は大人よりも2℃熱い…!?この夏特に気をつけたい熱中症対策!!
いよいよ本格的な夏がやってきましたね。連日熱中症の危険性を伝えるニュースが流れています。子供たちは大人よりも熱中症の危険が高いので、より注意が必要です。ポイントをまとめてみました。
★子供は大人より2℃も暑い!
夏の日射はアスファルトを温め、日中の道路はかなりの高温となります。犬の散歩をするため、よく道路を触って確認するのですが、夏は9時を過ぎるとやけどをするのではないかと思うくらいの熱さになっていることがあります。
環境省の熱中症予防情報サイトによると、地表50センチの高さを測定したところ、大人の高さと比べて平均して0.1~0.3℃、日の当たるところでは2℃近く高くなった事例も確認されているそうです。
50センチと言えば、ちょうど子供が歩いている時の高さ、あるいはベビーカーに乗せているときの高さですよね。大人はまだ大丈夫、と思っていても、子供たちはそれ以上に温度の影響を受けていると言えます。特に、体温調節機能がまだ十分に発達していない乳幼児にはより注意を払ってください。
地面から反射してくる光や熱を遮る、あるいは熱が困りにくいように風通しの良い服を着せる等、大人以上の対策・工夫が必要ですね!
★熱中症を予防しよう!
暑くても外を歩いたり遊んだりする機会の多い子供たち。ぜひ大人以上に気を付けて、熱中症予防に取り組んでください。ポイントをまとめておきます。
①水分を多めに!
子供たちは汗っかき!新陳代謝が活発なので、汗や尿として体から出ていく水分が大人より多いのです。脱水症状を起こさないように、水分を多く含む食事や、こまめな水分補給を心がけましょう。おやつにスイカやキュウリなど水分を多く含む食材を取るのがいいかもしれませんね!
②帽子や風通しのよい服を!
体温調節機能がまだ未熟なので、直射日光を遮るように帽子をかぶる。ベビーカーならひさしをかける、など、直射日光を遮る工夫を忘れずに。また綿など風通しのよい服を着せてあげるといいですね。
③日向や車中など、日の当たる場所に置き放しにしない!
車内に放置されていた赤ちゃんが熱中症で・・・という悲しいニュースがあとを絶ちません。車内だけではなく、日向や熱のこもる室内などに一人きりでおいておくのは危険です。「寝ていたから」「少しの間だけだから・・・」というのは絶対やめてくださいね!
④子供は自分では分からない。大人がいつもチェックを!
子供は外遊びで夢中になっていると、自分の体調の変化に気づかず夢中になって遊んでいて、突然熱中症になって倒れる…ということがあります。子供たちに任せきりは危険。必ず定期的に状態を大人がチェックしてあげて、水を飲ませたり休憩させたりしてあげてくださいね。
⑤水遊びは最強!
熱中症を予防しつつできる夏の遊び…やはり最強は”水遊び”ですよね。小さいプールや公園などの水場での水遊びは熱中症を予防しつつ子供たちも楽しく遊べます。もちろん、プールなどで遊ぶ場合は浅くても子供たちは溺れることがあるので、見ていてくださいね!
自分の住んでいる地域の熱中症予想・情報などを提供してくれるサイトもあります。外出する前にぜひチェックしてみてください。
「あなたの街の患者数予測」と「熱中症情報」について、都道府県の日別予測を公開しています。
夏は子供たちにとっても楽しいおでかけが目白押しの季節。ついついはしゃぎすぎて気づいたら具合が悪くなっていた・・・なんてことがないように、ぜひ気を付けてください。もちろん、お母さんたちも自分自身の対策を忘れずに!お母さんが倒れたら、それこそ大変ですよ。元気に楽しく夏を乗り越えましょう!!