マナー違反にご注意!改めて知りたい入学祝いのお返し【5つの基本】
お子様の門出を祝って頂いた方へ、感謝の気持ちを伝えるお返し=「入学内祝い」。「内祝いのタイミング」や「お返しの相場」等、意外と知らないマナーやルールがあるもの。ここでは、入学祝いのお返しに関して、改めて押さえておきたい基本をまとめました。
【お返しの基本①】お祝いをもらったら「数日以内に」お礼を伝える
意外と忘れがちなのが「到着報告」です。
(1)頂いた直後のお礼の挨拶 (2)内祝いを贈るという、2段階でのお礼と覚えておきましょう。到着連絡がないと「無事に届いたの?」と、贈り主も不安になってしまいます。お礼の伝え方ですが、お子様と一緒に電話や手紙を書いたり、多忙な方には電子メールでと、お相手に合わせた方法で構いません。
【お返しの基本②】「入園・入学式後 1か月以内」を目安に内祝いを贈る
無事に入園式・入学式が済み、学校生活にも慣れた「1か月以内」を目安に内祝いを贈りましょう。新生活や学校生活の報告をかねたお礼状を一筆そえると、お相手にも近況が伝わり大変喜ばれます。また、早すぎるタイミングでの内祝いも避けた方が良いとされています。
【お返しの基本③】のしの正しい書き方=「入学内祝・お子さんの名前」
【新入学】=おめでたい、縁起の良い祝い事です。「蝶結びの水引きタイプ」を選び、上記画像のように「入学内祝・お子さんの名前」を記入しましょう。
【お返しの基本④】内祝いの相場は頂いた金額の5割以内が妥当
気になる内祝いの相場ですが、頂いた贈り物の【3~5割程度】が目安とされています。
ちなみに、2016年にギフトコンシェルジュが行ったアンケートによると、幼稚園や小学校入学祝いの金額は、祖父母からは「2万円以上」、それ以外の親戚・友人からは「5,000円~10,000円未満」が多数結果に。いくら相当のお祝いを返すべきか、金額を決める際のご参考にしてみてください。
・(調査期間:2016年1月6日~1月8日)
【お返しの基本⑤】贈る相手あった内祝いを選ぶ
◎贈る方別、内祝いのギフト選定ポイント
■祖父母や親戚へのお返し
可愛いお孫さんの成長を何より喜んでくれると思います。
お子様の日々の様子が垣間見れるお写真や、手書きのイラストなどを添えて
感謝のお手紙を書差し上げてはいかがでしょう?
■親しい方へのお返し
日常生活での消耗品やご自身でお好きな品を選べ、額面が顕著に表示されていない「カタログギフト」が人気です。
センスや趣味嗜好が色濃く分かれる記念品よりも、食べ物や生活関連品を贈る方が、賢明な選択と言えるでしょう。
こちらに、内祝いの人気商品をピックアップしました。
・カタログギフト
・お菓子詰め合わせセット
・図書カードや商品券等の金券
・コーヒーや紅茶
・洗剤や入浴剤
・旬のフルーツ
◎「カタログギフト+プチギフト詰め合わせセット」なら喜びも2倍!
以上、いざと言うときに知っておきたい「入学内祝いの5つマナー」をお伝えしました。「入学祝いのお返しはしない」という地域もあるようですので、是非ご自身の慣習と照らし合わせて下さいね。