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栄養たっぷり!「カブ」を丸ごと、蕪蒸しのレシピ[離乳食後期]

栄養たっぷり!「カブ」を丸ごと、蕪蒸しのレシピ[離乳食後期]
参照 : www.flickr.com
通年手に入るカブですが、この時期に採れるものは特に肉質が柔らかいと言われています。様々な栄養をもつカブの魅力を活かした、『蕪(かぶら)蒸し』のレシピをご紹介します。薄味にすれば、離乳食後期からの赤ちゃんも一緒に食べることができます。
栄養たっぷり!「カブ」を丸ごと、蕪蒸しのレシピ[離乳食後期]
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捨てないで!葉も茎も立派な野菜です

漬物や煮物などでよく目にするのは白い根の部分ですが、実は葉や茎の方が栄養豊富。 カブは、根の部分が淡色野菜、葉や茎は緑黄色野菜に分類され、それぞれの栄養を一度に得られるお得な野菜なのです。

カブ(蕪/かぶ)の栄養価と効能:旬の野菜百科

カブ(蕪/かぶ)の栄養価と効能:旬の野菜百科

詳しい栄養についてはコチラ

その栄養を効率よく摂り入れるのにオススメの調理法が、油で炒めてからスープにすること。 今回ご紹介するのは、根も茎も葉も、カブを丸ごと使った『蕪蒸し』のレシピです。

<< 蕪(かぶら)蒸しの作り方 >>

※つなぎに卵白を使用するので、離乳食後期からのレシピです。 卵白はアレルギーを引き起こしやすい食材なので、卵黄をしばらく食べさせ、アレルギーの心配がないことを確認してから、少量ずつ始めてみましょう。 また、調理の際は、中まで完全に火を通すようにしましょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  材料(作りやすい分量の目安)  カブ:1束(4〜6株)  白身魚(鱈、鯛など):2〜3切れ  卵白:1個分  片栗粉(葛粉なども可):小さじ1   人参:1本  だし汁:適宜 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1. カブを擦りおろす

よく洗ったカブを擦りおろす(我が家では皮ごと使ってしまいますが、気になる場合は剥いてください)。 写真のように茎を残して切っておくと、持つ部分があるので安定して作業することができます。 擦りおろしたカブは、目の細かいザルなどに入れて水気を切っておく。

2. 白身魚を細かく切って、粘りが出るくらいまで叩く

皮や骨が残っている場合は、よく確認して完全に取り除きましょう。

3. 材料をよく混ぜ合わせる

よく叩いた白身魚、片栗粉、卵白、カブ(軽く絞る)を、ボウルに入れてよく混ぜ合る。 片栗粉を少なめにすると柔らかく、多めに入れるとモチモチに仕上がります。 お好みの固さに加減してみましょう。

4. 適当な大きさに丸めて、蒸す(約10分)

生地を適当な大きさに丸める。 柔らかめの場合は、小鉢などに入れても良いです。 蒸気の上がった蒸し器で、中火で10〜15分くらい蒸す。 火を止めてからも蓋をしたまましばらく置いて、余熱で完全に火を通す。

5. カブの葉とにんじんのスープを作る

カブの葉とにんじんを細かく刻み、少量の油(分量外)でサッと炒める。 だし汁を加えて、柔らかくなるまで煮る。 離乳食の進み具合や好みに応じて、醤油をひと垂らししても美味しいです。

6. 盛り付けて完成

蒸しあがったものにスープをかけたら完成! 寒い時期には、スープにとろみをつけると身体がより温まります。
本格的な和食のレシピでは、魚に下味をつけたり、カブの皮を厚めに剥いたりしますが…家庭で食べる分には、それらの工程を省いてしまっても充分美味しく食べられます。 上から下まで、全ての部分を食べることのできるカブ。 立派な葉付きを見つけたら、是非丸ごと味わってみましょう。

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