【1】国際人へのパスポート、国際感覚を養う「親子留学」の魅力
異文化や異言語の環境に身を置くことで初めて気づける事があります。慣れ親しんだ祖国を離れると、不思議と見えるものがあります。グローバルスタンダードである「英語」という言語習得を目的に、世界へと挑戦する…その情熱やチャレンジ精神に感化される方も多いと思います。わが子にも、グローバル人としての肌感覚=国際感覚を身に着けて欲しい、そのために「親子での語学留学」を検討中のママを後押しすべく【就学前に体験しておきたい3つの理由】をお伝えします。
①【理由 その①】視座が変わる
「ものごとを見る立場」「目の付けどころ」という意味を示す〝視座”。低年齢だから…と決して早すぎる事はありません。祖国をいったん離れ、ボーダレスな環境に身を置くと「私」というアイデンティティーの捉え方も相対化されます。換言するなら、私という主人公のステージが「日本」から「世界」という認識に広がり、発想方法や着眼点が何倍にも豊かになります。
世界地図や地球儀でも知識や情報を得ることはできますか、異なる環境に身を置くことでしか感じ得ない「生身の肌感覚」「カルチャーショック」…初めての留学は、母子にとって英断かもしれませんが、幼少期ならではの〝柔軟な感性”は、きっと多様な価値観を受け入れやすい様に感じます。就学前に海外を体験しておくと、発音や文法といった形式以上に「自分の意見を他者に伝える大切さ」も自然と身に付きますし、義務教育で必修化される英語にも自信を持って挑めるのではないでしょうか?
【理由 その②】選択肢が広がる
言わずもがな、幼少期の異文化体験や英語環境での生活経験は「将来のキャリアパス」に大きな影響を与えます。「慣れ親しんだ日本という環境で人生を歩みたい」と言う人はいるでしょうし、「海外で将来活躍したい」「国際舞台に挑戦してみたい」というお子様もいらっしゃいます。その種まきは、ある程度自我が芽生え始める”学童前”が程よいと感じます(義務教育がスタートすると、学校との日程調整が必要ですね)英語という第二言語への抵抗感も、幼少期から慣れ親しむ事で軽減可能です。
お子様の性格やキャリアパスにより将来の選択は異なりますが、親としてバリアフリーな言語教育環境は用意してあげたいものですね。(もちろん0歳から始めることも、大人になってからでも遅くはありません)
【理由 その③】学びへの動機付けになる
正直、日本でも言語習得は可能です。近年ではインターナショナルスクールや子供向け英語教室も充実してきました。では「海外へ語学留学」する意義はどこにあるのでしょう?それは「世界中に親友が出来る」こと。ヨーロッパやアジア諸国、英語を母国語としない子供達が世界中から〝英語で学びたい”というパッションを持ち、遥々集まるのです。将来の夢や目標に向かい目を輝かせ、チャレンジ精神一杯のクラスメイトの存在は、刺激・モチベーションとなり「一生ものの財産」であり続けます。なぜ学校で学ぶのか?教育が大切なのかを意義を考えた時、世界中の熱意に満ちた親友の存在はこの深き問いへのヒントになるのです。
(わが娘にも、日本を始め、アジア、オセアニア、南米と各地に離れていった友達がおりますが、その子たちの成長や活躍を耳にしたり、久しぶりに再会出来ると”異国の地でも頑張ろう”という生きるエネルギーが不思議と沸いてきます)
【2】どのエリアがおすすめ?留学先の選び方
近年では親子留学専門会社やコーディネーターさんも増え、多様な選択肢が与えられています。各留学先によりメリット・魅力が異なりますので、ご家庭の希望・条件・予算に合うプログラムや住環境を比較検討されることをお勧め致します。
教育移住の地としても注目される多民族国家・マレーシア。1週間の短期留学からOK、現地の英国式インターナショナルスクールに通学できるコースも人気だそう。日本からのフライト時間も比較的短く、食文化、医療環境、低コストな生活費、親子で同じ語学学校で学べる等メリットが満載です。
広大な大自然と親日家が多いことで有名なオセアニア圏。時差も少なく、年間を通じて過ごしやすい温厚な気候も人気の理由。アジア近隣諸国からの短期留学の受け入れも豊富で、最短1日 1週間からと柔軟なプログラムが準備されており、気軽に参加も可能です。ホームステイ先でのホストファミリーの温かさは、忘れられない一生ものの財産になりますね。
小学校は、自然溢れる、とても素晴らしい環境で、何よりも校庭に野生のカンガルーの群れが寛いでいて、これぞ来た甲斐があった!と感動してました。クラスの皆も、とても親切で人懐こくて、息子たちもたくさんの友達ができたことで、とても楽しい学校生活だったようです。
[治安・安全面について]
道を聞けば丁寧に教えてくれたり、連れていってくれたり、自分のスマホで調べて教えてくれたり…とても親切なオージーにたくさん助けてもらいました!
出典:www.glolea.com
子連れでのホームステイや幼稚園など行く前は心配なことも多かったのですが、ホストファミリーはとても素敵な家族で息子もすぐに慣れ、私よりもママの近くにいる時間が多く、一緒に鳥に餌をやったり、鶏の卵を取りに行ったり日本では絶対できないお手伝いを進んでやってくれました。ホストファミリーは本当にやさしくて、本当に大好きでした。
出典:www.glolea.com
梨花さんや吉川ひなのさん等、有名人ママも多いハワイへの教育移住。世界各国より留学生が集うダイバーシティーな環境、フライト時間の短さ、日本語対応OKな医療といった総合的見地より候補地として高い人気を誇ります。週末にはビーチ散策やショッピング、ママにとっても魅力満載ですね。
親子留学のもっとも大きな目的だった自分の英語スキルだが、まず、英語を話すことに躊躇しなくなった。これは、学校に通った影響だけでなく、子どものケアをする上で日常的に必要不可欠だったからだろう。形ばかりの会話例ではなく、身近なことを気がついたら英語で話すようになっていた。そういう意味では、親子留学という留学方法が、英語でのコミュニケーション能力を高めたと言える。
出典:resemom.jp
子ども達の夏休み中に2週間ハワイ留学へ。語学学校へは1週間、後の1週間は家族の時間を持ちました。(中略)
子ども達の頑張る姿や笑顔を見ていると、子ども達にとって、小さいうちの色々な国の方との触れ合いは、後の財産になるように感じました。
出典:www.glolea.com
正統派イングリッシュを習得したい方は英国を候補地にされる方も。留学国はどこであれ、親子留学を経験したママの満足度は想像以上に高いようです。親子二人三脚で乗り越えた時間は、ママと子供にとっても強い絆を深めてくれます。どんな環境下でも適応し、開拓精神を胸に”世界中の仲間と連帯し、ソーシャルしていくスキル”最高の宝物を手に入れることが出来るのではないでしょうか?