美味しいアボカドの見分け方は?いつものスーパーで今日からできる、選び方・買い方・追熟・保存などのポイントはコレ!
別名“森のバター”と呼ばれる、良質な栄養がたっぷりのアボカド!
サラダやサンドイッチ、和食にも登場するとっても美味しい緑の果物です。
今回はいつも行くスーパーでも美味しいアボカドを見分けられる方法、選び方や買い方のお話です♪
こってりとクリーミーな舌触りと、果物とは思えない濃厚な味が美味しいアボカド。
でも、スーパーで買ってきたアボカドを切ってみたら、「まだ固くてあまり美味しくなかった…」なんて経験ありませんか?
美味しいアボカドの見分け方のポイントを覚えて、いつもの食事にアボカドのクリーミーさをプラスしてみてください!
どう見分ける?アボカドの食べごろ
いつものスーパーに買い物に行って、いざアボカドを買おう!と思っても、固さや色などの見た目からどう選んでいいのかわかりませんよね。
ここでは、アボカドの「食べごろ」の見分け方をご紹介しましょう!
固さ
アボカドは、“追熟”といって熟れる過程で固さや味が変わってきます。
固さも熟れるほど柔らかく、軟化していきます。
スーパーなどで買う時には、指で弾力を確認するとへこみが残ってしまうことがあるので、手のひらでそっと押してチェックしてみましょう。
食べごろのアボカドは、“固すぎず、やや弾力がある”状態がベスト!
あまりに柔らかすぎる物は、熟しすぎている可能性があります。
スーパーなどで買う時にすぐに食べない時には、家で食べごろまで室温で追熟させる事も考えて“やや固さが残っている”くらいの物を選ぶとよさそう!
色
アボカドは、木になっている時には緑色です。
そこから収穫され熟していき、だんだん濃い緑色になり、さらに追熟されると黒に近い深い緑へと変わっていきます。
食べごろのアボカドは、“黒みがかった濃い緑の物”。完熟していて、ちょうど美味しい色です!
スーパーで買う時には、あまりに黒すぎると熟しすぎているかもしれないので、“やや濃い緑の物”を買って、室温で数日追熟されて黒みがかってきたら食べごろ…!という感じにすると、焦らず食べごろを見極められそう。
ヘタの状態
ヘタもアボカドの食べごろを見分ける時に、大事な存在。
買う時にも“ヘタが付いている物”を選びましょう!
そして、まずは“カビが生えていないか”もしっかりチェック。カビが生えていると追熟していく時に、そこから腐敗が進んでしまうかもしれないので気をつけてくださいね。
アボカドは熟す過程で水分が失われていくので、次第に重量が軽くなると同時に、ヘタも沈んでいきます。
完熟で食べごろのアボカドは、“ヘタが沈んでいて、実との間に少し隙間が空いている物”!
買う時には、完熟まで熟していない“ヘタが付いていて、ヘタと実の間に隙間がない物”を選ぶと、自宅で追熟させて食べごろを見極められると思います。
形
美味しいアボカドを選ぶ時には、“ハリがあって、しぼみのないぷっくりした物”を選んでください!
シワシワでしぼんでいるような物は、収穫が早すぎたり木になっている時にきちんと油分が乗り切れなかったりと、あまり美味しくないかも…
きれいな涙型で、ピンとハリのある物がいいですね!
アボカドを自宅で食べごろにするには?
20度前後の室温で保存する
アボカドは、冷蔵庫などの5度以下の気温だと“低温障害”といって、食べごろになる前に黒く変色しまうことがあります。
逆に暑い27度以上の気温だと、“追熟障害”により、傷みやすくなるのでこちらも注意が必要。
保存する時にはだいたい室温が20度前後の日の当たらないところに、新聞紙などにくるんで乾燥させないよう保存するといいですよ!
「完熟より一歩手前の濃い緑の物を買ってきて、20度前後の室温で黒みがかった濃い緑になるまで追熟させる」と食べごろを逃さなそう♪
完熟したアボカドを食べごろのまま保存するには
買ってきたアボカドが、思ったより早く完熟してしまった!という場合も、焦らないでください!
ちょうど黒みがかって食べごろになったアボカドは、その状態で冷蔵庫のチルド室へ。
数日は完熟した状態をキープできますが、なるべく早く食べるのがベスト◎
真夏なども、1日くらい家で追熟してからは冷蔵庫で保存すると傷みにくくなります。
その時にも乾燥しないよう、新聞紙やラップ、それがなければひとつずつポリ袋に入れるなどしてくださいね。
切ってしまったアボカドはもう保存できない?
半分に切ったアボカドなら、種がついている方を冷蔵庫で数日保存できます。
アボカドは空気に触れると変色していくので、種がついていれば空気に触れる面積を減らせます。
断面も空気に触れると酸化して黒ずんでいってしまうので、レモン汁などを数滴ふりかけ、ぴったりとラップで覆って冷蔵庫へ!
なるべく空気に触れないよう、隙間をなくすよう包んでくださいね。
この方法で2日程度は、冷蔵庫で保存可能です。なるべく早く食べると食べごろを逃しません。
冷凍したいならペースト状に
食べごろのアボカドをフォークなどで潰し、変色しないようレモン汁を数滴混ぜて空気に触れないように保存すれば、1ヶ月くらいは冷凍庫で保存できます。
この時にフリーザーバッグなど、空気が抜きやすい物に入れると◎
自然解凍させたアボカドのペーストは、ディップにするなどして美味しく食べてください!
▼ディップを作る時には、こちらの「3分で完成!みんな大好きアボカドディップ」の動画が、とってもわかりやすいです♪
食べごろを見分けて、とろ〜り美味しいアボカドを食卓に♡
買ってきたアボカドが、ちょっとまだ固いかな?緑が明るいかな?という時でも大丈夫。
アボカドは、追熟して食べごろを見極める事によってさらに美味しく食べられます。
今回お話しした食べごろの見分け方、選び方などを参考に美味しいアボカドを味わってくださいね♪
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