海外では定番の「グルテンフリー」
今や日本でもよく聞くようになってきた「グルテンフリー」。グルテンとは、小麦や大麦などに含まれるたんぱく質の一種。
海外では当たり前の健康管理法のひとつで、アメリカに続きヨーロッパでもグルテンフリーな食品の成分・ラベル表示に関する新規則が今年適用されました。
イギリスでもどのメニューがグルテンフリーなのかはほぼ全てのレストランで記載があり、ホテルのアフタヌーンティーもグルテンフリーで楽しむことができるのです。
グルテンは、食べるとアレルギーを引き起こす可能性があり、人によっては腸の疾患などを引き起こす恐れがあるといわれています。
出典:www.skincare-univ.com
また、重篤になると小腸に炎症が起こり、体に必要な食べ物の栄養分を吸収することができなくなるセリアック病という病気が起こる危険性もあります。
元々、グルテンフリーはセリアック病や腸の疾患を予防することや、改善を図るために生み出された食事療法でした。
しかし、特にアレルギー体質ではない健康な人々が、この療法を取り入れたところ、体の調子がよくなったとの口コミが広まりました。
最近では世界ランキング1位のテニスプレイヤー、ジョコビッチ選手がグルテンフリーを取り入れていることも話題となりました。
スーパーにも必ず大きなコーナーがありますし、もはやグルテンフリーはダイエット法の一つに留まらないのです。
数あるグルテンフリー粉のうち、米粉の力が話題!
タピオカ粉、大豆粉、キヌアなど、グルテンフリーな粉はたくさんの種類が海外では販売されていますが、そのなかでも米粉はアジア由来の栄養豊富な食材として今人気が高まっています。
米粉は、ホットケーキミックスからベビーフード、焼き菓子だけでなく、揚げ物まで汎用性のある粉です。
出典:beforeitsnews.com
米粉は、グルテンフリーでありながらマイルドな味で消化しやすいです。型抜きのお菓子や、チップスにするとサクサクと軽い食感を提供します。
また、ベビーフードや多くのアジア料理にも最適でしょう。
美肌などの美容面、グルテンをとりすぎないことでこどものアレルギーを防ぐ知恵として、
米粉は様々な海外メディアに紹介されている万能フードなのです!
キッズも嬉しい!海外米粉スウィーツレシピ♡
米粉はキメが細かく、おやつ作りの際ふるいにかける必要がないので小麦粉を使ったお菓子よりもカンタンに作れます。
優しい甘さで焼くだけお手軽レシピを海外サイトよりご紹介。リンクは全て英語ですが、粉類を混ぜて焼くだけなので分量を見れば作れちゃいます。
ふんわりバニラケーキ
①牛乳、バターを鍋にかけ、バニラエッセンスを加える。
②卵の白身とレモンでメレンゲを立て、砂糖を加える。その後卵黄を加える。
③上記を半分ずつ米粉に加え、なめらかになるまで混ぜる。
④オーブンで表面が黄金色になるまで焼けば出来上がり!
その他グルテンフリースウィーツレシピが多数掲載されています
ココナッツパンケーキ
①卵、牛乳、ココナッツオイルを泡立てる。
②ココナッツシュガー、塩少々、ベイキングソーダと米粉を加え、混ぜ合わせる。
③室温で1時間または冷蔵庫で一晩寝かせる。この工程でふわふわ食感に。
④フライパンで弱火で焼けば完成!
グルテンフリーの他ヴィーガンレシピも多数掲載
アボカド×バナナのココアブレッド
①米粉とキヌアをブレンド。
②よく熟れたアボカドとバナナ、はちみつ、レモン、植物油をまぜ、ベーキングパウダーを投入。
③ブレンド粉にココアを混ぜる。
④全てを混ぜ合わせ、オーブンで50分焼けば完成!
行程の写真つきでわかりやすく作れます
いかがでしたか?
グルテンフリーな米粉は調理もカンタン。
手作りおやつタイム、親子で楽しみましょう♪