2月が旬の食べ物って何がある?美味しいレシピで早春の味覚を楽しもう♪
2月の旬の食べ物って、いまいちピンときませんよね。節分豆やチョコレートはなんか違うし…。でも、今が食べごろの美味しい食べ物、たくさんあるんですよ!
今回は2月に旬を迎える食材と、それを使ったレシピをご紹介します。旬の食材は栄養満点!しっかり食べて、風邪を撃退しましょう☆
2月は感染症シーズン!栄養満点のものを食べて強い体になろう
毎年冬になると、風邪をひいていませんか?風邪を引き起こすウイルスって、低い温度と乾燥した空気で活発になります。
こんな時期だからこそ食べ物でしっかり栄養を摂って、風邪に負けない体を作っていきましょう!
栄養満点の食べ物と言えば、旬の食材です。2月はどんな食べ物が旬を迎えるのでしょうか。さっそくチェックしてみましょう♪
2月の旬:野菜編
菜の花
食卓に春を先取りできる菜の花は、2月が旬の真っただ中!菜の花には、風邪対策にもなるβカロテンが多く含まれています。
また、苦み成分のひとつであるケンフェロールには新陳代謝をアップさせたり、デトックス作用も期待できます!美容と健康のために、ぜひ旬のうちに食べたいですね♪ちなみに、チーズやマヨネーズなどを味付けに使うと苦みが和らぐので、お子さんでも食べやすくなりますよ。
水菜
お鍋はもちろん、サラダにも使いやすい水菜は90%が水分という野菜です。白っぽいイメージがありますが、実は緑黄色野菜なんですよ。
水菜にはビタミンCや葉酸が豊富に含まれていますが、これらの栄養素は熱に弱いので調理方法に注意!栄養をしっかりいただくなら、サラダなどにして生で食べるのがおすすめです♪
カリフラワー
カリフラワーは、最近では糖質オフ食材としてダイエッターが取り入れることも多い野菜です。食物繊維が豊富で、熱を加えても壊れにくいビタミンCや、過剰な塩分の排出を助けるカリウムも多く含まれています。
最近では白だけでなく、オレンジや紫などカラフルなカリフラワーもありますね。そちらにはβカロテンやアントシアニンといった色素の栄養もプラスされるので、見た目も健康パワーもアップ!
よく潰してしてチーズなどと合わせると、低糖質なマッシュドポテトならぬマッシュドカリフラワーのできあがり♪罪悪感なしに満腹感が得られます。
ブロッコリー
ブロッコリーとカリフラワー、よく似た形をしていますが、もともとはブロッコリーが突然変異してカリフラワーが生まれました。そんなカリフラワーの祖先(?)であるブロッコリーは、βカロテンとビタミンCがとっても豊富!ビタミン・ミネラル類が多く含まれている、栄養価の高い野菜です。
美味しく新鮮なブロッコリーは、花蕾がキュッと締まっていて濃い緑色をしています。紫色っぽいものは甘味が強いので、シンプルな味付けでも美味しく食べられますよ♪
ちなみに、蕾の部分より茎の部分の方が栄養豊富です。ブロッコリーに含まれる栄養は水に溶けやすいので、茹でるよりもレンジ加熱したり、油で炒める食べ方がおすすめです!
れんこん
なんとなく風邪によさそうなイメージのあるレンコンですが、その理由は豊富なビタミンCと「アク」にありました!アクとして扱われているのはタンニンというポリフェノールで、抗酸化作用や殺菌作用があります。
アク抜きするとレンコンの色が黒くなるのを防ぐことができますが、タンニンだけでなくビタミン類も流出してしまいます。肉団子のタネに混ぜるなど、変色が気にならない調理法の時はアク抜きせずそのまま使いましょう!
2月の旬:果物編
伊予柑
甘酸っぱくて果汁たっぷりの伊予柑は、こたつに入りながら食べると格別の美味しさ…。皮をむくのがちょっぴり面倒ですが、美容や健康に欠かせないビタミンB群やビタミンCの他、キレイなオレンジ色のもとであるβクリプトキサンチンは免疫力を高める効果も期待できます。
酸味のもとであるクエン酸は疲労回復にピッタリなので、夜ごはんのあとのデザートにおすすめですよ。
美味しい伊予柑は、小さいヘタでオレンジ色が濃く、持った時にずっしり感があります。2月は伊予柑が一番多く出回っているので、よく吟味して選んでみてくださいね!
はっさく
ちょっぴり感じる苦みがクセになる、爽やかな柑橘です!はっさくは収穫してすぐは酸味が強すぎるので、しばらく寝かして酸味を抜いてから出荷されます。その時期が2月頃からで、完熟の甘さが強いものは4月上旬まで楽しめますよ。伊予柑よりは、旬の時期が少し後にずれます。
ビタミン類はもちろん豊富ですが、はっさくの苦み成分であるナリンギンには食欲を抑制する効果があるんですよ!100gあたり45カロリーしかなく、お菓子と比べるととても低カロリーなのも魅力的です。ダイエット中のおやつにいかがでしょうか♪
いちご
いちごは、ハウス栽培されているものが旬を迎えます。2月はいろいろな品種が出揃うので、甘味や酸味、香りなど好みのものを探してみてくださいね!
可愛らしい見た目のいちごには、ビタミンCや葉酸など、女性に嬉しい栄養がたくさん含まれています。また、いちごの赤色はアントシアニンによるもので、目の疲れや強い抗酸化作用によるエイジングケアなども期待できますよ。
傷みやすいいちごは、パックから取り出して1つずつ重ならないよう並べて、ラップをかけて保存します。濡れても傷むのが早まるので、洗うのは食べる直前にしましょう!
2月の旬:その他の食べ物編
あんこう
たまには豪華に、アンコウ鍋なんてどうでしょう⁉2月は、アンコウが産卵の直前で肝が特に美味しくなる時期です。アンコウの身は高タンパク・低脂質・低糖質で良質なタンパク源となります。
コッテリ美味しい肝には栄養がぎっしり詰まっていて、エネルギー代謝を高めるビタミンB2や、貧血気味の人にぜひ摂ってほしいビタミンB12が豊富に含まれています。なんだか元気が出ないときは、アンコウ鍋を食べてパワーアップ!
あさり
今の時期のあさりは、春の産卵を前に身がふっくら大きくなっています。あさりには女性に不足しがちなビタミン・ミネラル類が豊富に含まれているので、旬のこの時期にぜひ食べたい食材です。
あさりはとっても美味しいおだしが出るので、シンプルな味付けで旨味を楽しみましょう♪汁物や酒蒸し、アヒージョ…想像するとお腹が空いてきます!
たまご(鶏卵)
一年中安定して手に入るたまごですが、実は2月が旬って知ってましたか⁉にわとりは、寒くなると栄養を溜め込もうとエサをたくさん食べ、生むたまごの数も減ります。1個ずつのたまごにたくさんの栄養が濃縮されるので、味が濃くなっていて美味しいんですよ!
たまごはタンパク源となる他、体内で作ることができない必須アミノ酸がすべて含まれています。いろいろなレシピがあるので、毎日でも食べたいですね!中でも卵かけごはんは旬の美味しさを一番味わえそうです…♡
旬をいただく美味しいレシピ3選
栄養満点な旬の食材、美味しく調理しないともったいない!ここでは栄養を逃さず、美味しく食べられるレシピを3つご紹介します♪
コクうま♡菜の花×ゆで卵のサラダ
彩り鮮やかで、見た目も豪華なボリュームサラダ♪副菜にするのがもったいないくらい、これだけで栄養満点ですね。
美味しい定番!あさりとブロッコリーの酒蒸し
にんにくプラスで、風味も栄養もさらにパワーアップ!あさりといえば、やっぱりコレです。そのままパスタに絡めても絶対美味しい♡
詳しいレシピ・作り方はこちら
シャキシャキ!れんこん入りつくね
ひき肉に混ぜてつくねにしてしまえば、好き嫌いの多い子どもたちもたくさん食べてくれますね♪タレがしみ込んだ水菜も、モリモリいけそうです!
詳しいレシピ・作り方はこちら
2月は意外と美味しいものがたくさん!旬の食材はどんどん取り入れて
2月が旬の食材って、意外とあるものですね!年中出回っているものも多いですが、旬ならではの味わいは今だけです。栄養も豊富なので、子どもたちにも美味しい旬の味覚を味わってもらってくださいね♪