【理学療法士監修】マタニティスイミングの効果は?いつからいつまで通うのが一般的?疑問をまとめて解決!|⑯
マタニティスイミングに通おうか検討している方必見!マタニティスイミングに関する疑問をまとめて解決していきます!
目次
①そもそもマタニティスイミングとは?
②マタニティスイミングはいつからいつまでがベスト?
③マタニティスイミングの効果は?
・身体にもたらす効果
・精神面にもたらす効果
④マタニティスイミングをする上での注意点は?
⑤マタニティスイミングの費用は?
⑥まとめ
この記事をざっくり要約すると!
・身体と精神面に好影響
・期間は妊娠16週以降から臨月までが一般的
・個人差があるので必ず医師に相談
「マタニティスイミング」は、妊娠中の運動一つとして注目されています。
しかしながら、マタニティスイミングの効果やいつからいつまでできるかなど、詳しくは知らない方が多いのではないでしょうか。
本記事では、マタニティスイミングに関する疑問をまとめて解決していきます。
そもそもマタニティスイミングとは?
マタニティスイミングは、水中運動をベースとしたプログラムです。
水中は浮力が働いているため、運動時のお腹への負担が少ないので、体に負荷がかかりにくいのが特徴です。
ジムやスイミングスクールによって異なりますが、体温や脈拍、血圧などを測定し、体調などに関するヒアリングをしっかり行いますので、安心してプログラムを受けることができます。
プログラム内容も、クロールや背泳ぎなどの泳ぎがメインのメニューから、水中エクササイズのような水中で体をゆっくり動かすだけのメニューもあります。(ジムやスイミングスクールによって異なる)
また、水中座禅など呼吸法を身につけるプログラムなどもございます。
マタニティスイミングはいつからいつまでがベスト?
マタニティスイミングは、かかりつけの医師の許可が必要です。必ず医師に相談しておきましよう。
始める時期は、一般的に安定期に入る妊娠16週以降が参加条件とされている場合が多いです。
終了する時期は、一般的に臨月ごろまでが多いようですが、個人差があるので、かかりつけの医師とよく相談して決めることをおすすめします。
またマタニティスイミングはレクリエーションと言われているほど、楽しくリラックスして行うものです。もし、ストレスを感じた場合は無理しないようにしましょう。
マタニティスイミングの効果は?
では、マタニティスイミングを行うことでどのような効果が得られるのでしょうか。
精神面や身体の面で、さまざまなメリットがありますので、それぞれ紹介していきます。
① 身体にもたらす効果
マタニティスイミングは、妊娠期の運動不足による体重増加を防ぐことができます。
レッスンを受ける前に体重測定を行うケースもあるので、体重管理に役立ててください。
また体重増加を防ぐ以外にも、以下のような効果が期待できます。
・血行促進による「肩こり・腰痛や足の冷え・むくみ」の防止
・リラックス効果
・ 呼吸法の習得
・適度の運動による食欲不振防止
② 精神面にもたらす効果
マタニティースイミングは、同地域の妊婦さんが集まります。レッスンをきっかけに、妊婦仲間ができる機会となります。
気の合う妊婦仲間と会えるのも楽しみのひとつになります。
妊婦さん同士で、不安や悩みを共有し合うことで、不安解消やストレス解消に繋がります。
また出産後にベビースイミングへ一緒に通ったりと、長い付き合いになることもあるそうです。
マタニティスイミングをする上での注意点は?
重複となりますが、前提として、必ず始める前にかかりつけ医師に相談しましょう。
切迫早産等の心配がないかなど確認し、運動が悪影響を与える危険性がないこと確認してから始めましょう。
レッスンを受けるジムやスイミングスクールに、メディカルチェックが行われるかを確認しておくことも必要です。
現場に助産師さんがいる施設を選ぶのも良いでしょう。
また体の冷えには気をつけましょう。水温が30度前後が一般的です。
他にも、プールサイドでの転倒に気をつけたり、体調が悪くなったらすぐに中止しましょう。
マタニティスイミングの費用は?
マタニティスイミングの料金は、通う頻度やレッスンの内容によって異なります。
無理なく通える日なども先に考えておきましょう。
料金相場は、週に1回で6,000円〜8,000円、週2回で7,000円から9,000円程度です。
また、入会金や水着などの初期費用がかかることも考慮しておきましょう。
詳しくは、施設に確認してみることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
マタニティスイミングは、身体的にも精神的にも良い影響を及ぼしてくれます。
定期的に通うと効果を実感できますが、無理をすると逆効果になってしまうので、自分にあった通い方をしましょう。
まずは、お近くのジムやスイミングスクールに相談してみましょう!
本記事の監修メンバー
・水泳歴20年のアドバイザー「渡邉氏」
・「愛知県水泳連盟医科学委員」の理学療法士「川本氏」
水泳の魅力を知って体験に行こう!