トイレトレーニング、いつから始める?開始時期、進め方のコツ。お役立ちグッズも駆使して楽しく覚えよう♪
子どもが1人で、排泄ができるよう練習するトイレトレーニング!(通称トイトレ)
「何歳から始めるの?」「どういう風に進めていけばいい?」など、悩みが尽きない問題でもあります。
ポイントやコツをおさえながら、上手に進めていけるよう頑張りましょう♪
トイレトレーニングの開始は親と子どもにとって大事な課題。
私もトイレトレーニングにはとっても苦労しました!
完全に外れたのは、3歳8か月ごろ…かなり遅くまで四苦八苦していましたが、そのおかげでいろいろな対処法も学べた気がします。
これからトイレトレーニングを始めるにあたって「何歳から始めればいい?」、今まさにトイレトレーニング真っ最中で「どういう風に進めればいい?」「お役立ちグッズが知りたい!」というみなさんに向けて、経験談を交えながらポイントやコツをご紹介していきます♪
トイレトレーニング開始時期は何歳?
私の親世代は「オムツをとるのは早ければ早いほうがいい!」という考え方の時代だったようで、1歳半を過ぎた頃から「まだおまるは買わないの?」と聞かれた事があります。
でも今は、年齢ではなく子どもたちのそれぞれの発達に合わせて無理なく…という進め方が主流なので、とにかく焦らず!子どものペースに合わせて、のんびり楽しくやっていきましょう♪
■トイレトレーニングを始める年齢・時期の目安
大体、1歳7か月から1歳8か月を過ぎた頃、にトイレトレーニングを始めるのに必要な発達に到達するというのが一般的な考え方です。
だからと言って、1歳7か月からトイレトレーニングをしよう!というわけではありません。
・1人で歩ける
・名前を呼ばれて返事をする
・大人の問いかけに「うん」「はい」「いや」など、意思表示ができる
…などができたら、トイレトレーニングをする段階まで子どもが成長しましたよ〜という目安。
「うちの子はもうできそうだな?」と思えばいつでもスタートしてしまって大丈夫!
でも、親子共に負担にならないようのんびり発達を待ってもいいと思います。
我が家の子どもは言葉のやり取りがちょっと怪しかったので、2歳過ぎからちょっとずつ進めていきました。
周りのママやパパに聞いてみても「2歳から2歳半くらいにはじめたよ!」という意見が多いですね♪
トイレトレーニングを開始できる発達の目安
トイレトレーニングを始めるには、年齢よりも子どもの発達の目安を見極めるのが大事☆
その他に、注意して見ておきたい発達の目安をご紹介します。
子どもの様子を見ていて、これらができるようになってきたな!と思ったら、年齢にはこだわらずトイレトレーニングを開始してもいいかもしれません♪
○支えがなくても、1人で座る事ができる
しっかり薄わっていられないと、トイレの便座やおまるに座った時にぐらぐらして倒れてしまうとケガをしちゃうかもしれません!
おもちゃの乗り物や、キッズチェアなどに座っている様子を観察しておきましょうね♪
○意思疎通や大人の真似ができる
「おしっこが出る」と大人に伝えられると、トレーニングがとってもスムーズに進みます!
もし言葉ではなく、ママやパパにジェスチャーで伝えられればそこから初めてもいいようです。
○おしっこの間隔が1.5時間から2時間ほどあく
「子どもが膀胱におしっこをためていられるかどうか」の目安。
だいたいこのくらい間隔があくようになると、トイレにたどり着くまでの「ちょっと我慢して〜!」にも対応する事ができます。
それまでは尿意を意識できていたとしても、膀胱におしっこをためていられないのでオムツに出すんですね。
トイレトレーニングを開始するおすすめの季節は?
トイレトレーニングを開始するのに適した季節は、初夏から夏の気温が上がってきた頃!と、言われています。
・子どもがトイレでのんびり脱ぎ着をしても、体が冷える心配がない
・薄着になってくるので、服の枚数が減って子どもだけでも脱ぎ着しやすい
・おもらしなどで服を汚しても、服も薄手のものが多くすぐ乾くので洗濯しやすい季節
これらの理由で、あたたかい季節の方が一緒にトイレトレーニングする親としても楽ですね♪
年齢や発達のタイミングで、寒い季節になってしまった…という場合でも、大丈夫です!
確かに脱ぎ着は大変なのですが…トイレでおしりを出していても冷えないよう、便座カバーを使ったり便座ヒーターを入れたり、足元に小さな暖房を設置したりという方法もありますよ。
我が家は本格的なトイレトレーニングが真冬になってしまったのですが、小型のヒーターで乗り切りました!
トイレトレーニングの進め方&お役立ちグッズ
さて、それではトイレトレーニングの進め方と、その段階に合ったお役立ちアイテムをご紹介しますよ〜♪
①トイレを楽しい場所にするために、子どもが入りやすい雰囲気を作っていく
子どもにとっては、トイレはそれまで家の中で縁がなかった場所。
ちょっと「入りにくい」「怖い」と思っているかも?
そこで、子どもがスムーズに入っていける環境を作ってみましょう!
・子どもが気に入っているキャラクターのポスターを貼る
・子ども向けのマットとタオルを揃える
・キャラクターもののトイレットペーパーで興味を引く
まずは「トイレは明るく、楽しいところ」と子どもに思ってもらうところから始めてみましょう。
我が家は誘う時に必ず、スマホで子どもが気に入っている曲を流しながら入場していました(笑)
②トイレは「排泄をする場所」だという事を理解し、興味を持ってもらう
動画やDVD、アプリなどを見せて「トイレは排泄をする場所」「すっきりして気持ちがいい」などを理解してもらうことも大切です。
絵本は、持ち歩けるし寝かしつけの時にも読んでもらえるので、オールマイティに活躍してくれますよ!
「そろそろトイトレを始めてみようかな…」そう思ったらまずは、絵本の読み聞かせから始めてみませんか?トイレトレーニングをスムーズに進めるために大切なのは、お子さんが自分からトイレに行きたくなるように促すこと♪今回は「トイレに行ってみたい」そんな気持ちを育む絵本5選をご紹介します!
③実際にトイレへ行き、大人の真似をして便座に座ってみる
トイレトレーニングを始めたばかりでは、実際に座ってもすぐ排泄はできないと思います。
大人の真似をして座ってみて、イメージを掴んでもらうのが大事!
起床時、外出前、お風呂の前など、生活リズムの中で区切りのいいところでトイレに誘ってみてください。
だんだんと子どももリズムを掴んでくれるはず!
トイレに座ると言っても、いきなり大人と同じように座らせてしまうとトイレに落っこちてしまいます!
子どもが好きなキャラクターの補助便座などを用意して、楽しい気持ちで座る練習からはじめましょう。
いろんなキャラクターの補助便座があるので、子どもに選んでもらうのもいいですね〜!
お気に入りのキャラクターで、トイレトレーニングを盛り上げましょう!
④必要に応じて「おまる」も検討を!
トイレトレーニングを始めると「おまる」が必要かどうか、迷うパパ・ママもいるはず。
こんな場合には、おまるを検討してみましょう。
・早めにトイレトレーニングを始めたお子さん
まだ身長も低く、補助便座があってもトイレに座るのが大変そうな場合
・いきなりトイレに座るのは怖い!というお子さん
家の中で安心できる場所で用を足せるので、オムツ以外で排泄する事に抵抗がなくなるようです。
おまるは後処理が大変ですが、補助便座にもなる「多機能おまる」で、徐々にステップアップしていくと無駄がないですよ♪
⑤漏れる前に「おしっこ」や「トイレ」と言える感覚を一緒に掴んでいく
生活リズムの区切り事や、そろそろ前のトイレから2時間くらいたったかな?と思ったら、トイレにうながしてみましょう。
もし、おしっこやうんちが出たら、たくさんほめてあげて♡
ちょっと大げさなくらいがいいですよ(笑)
何度か成功したら、子どもも漏れる前に「トイレ」と言えるようになってきます。
失敗しても責めずに、成功したらとにかくほめる!
成功した経験を増やしていって、自分からトイレで排泄できるよう根気よくつきあいましょう。
⑥トイトレ用布パンツにチャレンジしてみる
トイレでおしっこの成功率が高くなってきたら、昼間はトイレトレーニング用の布パンツにトライしていきましょう!
お漏らししてしまう事もあるかもしれませんが…成功するまで気長に気長に。
夜は長時間トイレに行けないので、まずはトイレにうながしやすい昼間から!
トイレトレーニング用のパンツはクロッチの部分が分厚く、お漏らししても洋服が濡れにくくできています。
いつものおむつとは違い、いろんなデザイン・キャラクターものがあるので、子どもの好みに合わせて一緒にパンツを選んでもいいですね!
⑦外出時、寝る時にもオムツをはずしてみる
外出時に布パンツにトライするなら、いく先でのトイレの場所を把握しておくといいですよ!
電車やバスに乗る場合は、乗車前に布パンツにパッドをつけておくと安心。
着替えもマストですね!
寝る時にパンツにするのは、なかなかハードルが高いです。
朝トイレに行く習慣ができたり、おむつが濡れていなければ、夜も布パンツにチャレンジしてみましょう!
その時に、おねしょパッドを併用したり防水シーツを利用するとより安心ですね♪
お昼のおむつがはずれても、夜のおむつがはずれないと悩んでいるママもいますよね。お昼と違って寝ている間のおしっこは、有効なトレーニングの方法がありません。がんばるほどママにも子どもにも負担がかかってしまい逆効果になることも。ここではできるだけ楽に夜のおむつがはずせるタイミングと方法をご紹介します。
これらをクリアしていけば、オムツは卒業!
晴れてトイレでの排泄が日常になります♪
トイレトレーニングのコツ 4カ条!
トイレトレーニングのコツ①失敗しても叱らない!
失敗した時に叱ってしまうと、子どもにとって「トイレ=いやな場所」という印象になってしまうかも。
失敗したことよりも成功した事をほめてもらえれば、次もスムーズにトイレに向かいやすいですよ!
後片付けなどを考えると、ついついイラッとしてしまうのですが…
とにかく、叱らず成功した事をたくさんほめてあげましょう!
トイレトレーニングのコツ②踏ん張りにくければステップを利用する!
我が家はなかなか、トイレでうんちが成功しなかったんですが、その理由が「足元がぶらぶらしていて力が入りにくい」事だったんです。
それに気づいてからは、足を開いた状態でふんばれるステップを用意して、私もしゃがんで首元にしがみついてもらいました。
足も体も支えがあるとふんばりやすいようで、次第にトイレでうんちができるようになりましたよ〜!
トイレトレーニングのコツ③うまくできたらごほうびシール♪
トイレでの排泄に成功したら、1枚ずつシールを貼っていくと子どものやる気もアップ!
台紙さえ用意しておけば、シールは100均の事務用品でも大丈夫(笑)
ダウンロードして印刷できる台紙を活用してみるのも、お手軽でオススメ!
ダウンロードはこちらから!
トイレトレーニングのコツ④周りの子どもの進み方と比べない!
私は遅々として進まないトイレトレーニングに焦りまくって、保育園でも「今日はどうでしたか!」と相当前のめりでした…
周りの子がどんどんオムツを卒業していたので、かなり危機感を感じていたんですよね〜
その時に保育士さんから「一生オムツじゃなきゃいいんだから、周りを見ないで〇〇ちゃんのペースに合わせよう」と言ってもらえたんですよね!
焦りで頭がいっぱいの時に、この言葉がけっこうガツン!ときました。
「これから先、オムツじゃない人生の方が長いんだから数ヶ月くらい差があってもいいかあ〜」と、周りと比べずのんきにしてみるのもいい手ですよ!
私はこれ以降とっても気楽になって、のーんびり進める事ができました♪
親がイライラ、ピリピリしていると子どもも敏感に察してしまいますよね。
みんなんで楽しくのんびりと!が、1番のコツかもしれません♡
トイレトレーニングは子どものペースに合わせてゴールを目指そう!
トイレで排泄が成功すると、子どもにとっても大きな自信になります!
一緒に喜んで、盛り上げて、楽しくゴールできるよういろいろと工夫をしてみてくださいね☆
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