オモチャの階段に登っちゃう!?幼児期の”スケールエラー”ってなに?|チッチママ
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オモチャの階段に登っちゃう!?幼児期の”スケールエラー”ってなに?|チッチママ
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うちの1歳半の息子もレゴで作った階段登ろうとします 小さい子向けの大きいレゴなので2段で大きい階段作ったら嬉しそうに座ってくれました(笑)
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うちの1歳半の息子はお姉ちゃんのシルバニアのお家に入ろうとします
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小さい子ってやりますよね。笑
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あとで聞くと、入れる気がしたとか小さくなったイメージで遊んでたとか言ってて、小さい子の発想って素晴らしいって思います。笑笑
スケールエラーといって小さい子は大きさの判断がつかなくて本気で小さい階段に登れるとおもって登っていたり、ミニカーに足突っ込んだりします!大きくなるとしなくなるので今しか見られない行動だと思います!かわいいですよね!
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2歳ころに見られる興味深い行為にスケールエラー(scale error)3)があげられる。
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スケールエラーは,「自身の体の大きさとターゲットとなる対象物との間に極端な大きさの差があるがため,明らかに不可能と思われる行為を対象物におこなおうとする試み(p.58)」(DeLoache,2005b)と説明されている。
「ミニチュアの椅子にお尻をつけて座ろうとする」「ミニカーのドアを開けてそこに自分の足を入れて実際に車へ乗り込もうとする」「ミニチュアのすべり台
に登って滑ろうとする」など自らの体の大きさにはそぐわないミニチュアの玩具に対して,それらの慣用的使用方法に基づいた関わりを試みる行為がスケールエラーである。
54名中25名の対象児に計40回のスケールエラーが確認された。
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また,対象児を3つの月齢群(16─20ヶ月,20.5─24ヶ月,24.5─30ヶ月)に分けてスケールエラーの平均回数を比較したところ,逆U字型曲線の結果が示された。
DeLoache(2005b)は,2歳前後を中心とした逆U字型曲線が示された結果を脳科学の諸成果を引用しつつ,概念的知識と抑制的コントロールが発達的に変化するために生じるものとしている。
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