おやつに「和菓子」、いかがでしょうか。
お菓子といえばポテチやチョコ・えびせんなどの「濃い味」が定番、だけど実は“あんこ”の味も大好き! そんなお子さん、多いんですよね。
たまには、ひとあじ違った“やさしい美味しさ”を楽しめる「和菓子」をオヤツに取り入れてみてはいかがでしょうか?
でも「和菓子」って、ちょっとハードル高めな気も。
それならぜひ、和菓子の手作り体験ができる体験型絵本「さわってつくってたべる絵本」をチョイスしてみて。
シュールで可愛いイラストの絵本に、和菓子の「練り切り」手作りキットがついたこのアイテム。
子どもと一緒に「和菓子作り体験」をすることで、
・食育
・想像力
・「できた!」という満足感
全てを体験できるめちゃくちゃステキなものなんですよー!
子どもたちが「和菓子」に触れるキッカケに!
「和菓子」とは、千年以上も昔から日本で作られてきた伝統的なお菓子。あっさりした甘さが特徴的で見た目にも美しいものが多く、各地方によりいろんな種類のものを楽しむことができます。
しかし現代の子どもたちにとって、食べることはおろか目にする機会すらめっきり減ってしまった「和菓子」。
そんな「和菓子」の魅力を多くの子どもたちに知ってもらいたい! と立ち上がったのが、江戸時代から300年続く三重県の和菓子店「(有)小原木本舗 大徳屋長久」の16代目「竹口」さんです。
「どうやったら和菓子を子どもたちに楽しんでもらえるか」を考え、ゆるっと素敵なイラストを描く「つむぱぱ(tsumugitopan)」さんに協力を依頼。行きついたのはなんと「絵本と和菓子のコラボ」でした。
そして完成したのが体験型絵本「さわってつくって食べる絵本」なんですー!
絵本を楽しみながら和菓子作りが体験できる……だと!? そんな楽しいキット、やってみたいジャン~!!!(笑)
……ということで、実際に試してみましたー!
「さわってつくって食べる絵本」、実際に作ってみた!
届いてまずびっくりしたのが、箱の可愛さ! 長女はもう、箱を見た瞬間から爆笑してました(笑)
「和菓子」といえば入れ物などは“淡い色”なイメージあったんですが、これは良い意味で衝撃的です。濃いピンクにポップなイラスト、伝統的な和菓子がなんだかオシャレアイテムに見えてくるッッ!
ちなみに「2さいからの和菓子づくり体験」って書いてあります。え~!? そんなに小さい子でも楽しめるの!? ホントォ~??(うたぐり深いヤツ)
箱を開けると“色つき餡&あんこの「練り切りキット」が2セット”と、メインストーリーとなる“絵本”が1冊。
さっそく読んでみるべし!
まずは絵本を読んでみよう!
ストーリーは、とある「くいしんぼうのおひめさま」のお話。
毎日毎日料理を作って運ぶ“ごぜんばん”たちのイラストからはじまります。もうこの色使いが可愛くてたまりませんね(笑) カラフルでポップだなー!
ちなみに全部ひらがなで書いてあるから、子どもも自分で読みやすい!
しかも保護者がサポートしやすいよう、右下に“ごぜんばん”の説明もありました。親切!!!
「おひめさま」、どうやら食べたいモノがあるらしい
ごぜんばんがせっせと運んでくるごちそうを食べようともせず、「おひめさま」は
「ももいろであまいものがいいの」
と言い放ちます。
「ふん」じゃねぇし! 出されたもの食べろしー!!!(´;ω;`)
そんなワガママなおひめさまが食べたいものを一生懸命考え、次々にプレゼンする“ごぜんばん”たち。健気……!
しかし姫、激怒。違うらしい……
なんとまさかの「巻き物」登場
“ごぜんばん”たちが大テンパりしている頃、なんと「掃除担当のぼうず」が庭で巻き物を発見!
いつから! そこに! 落ちていたのじゃ!?
なんて都合のいい展開~!!!(笑)
よぉし、その「練り切り」、作っちゃおうぜ~!!!
では作ってみよう!
巻き物(というか絵本)に書いてあるレシピは全部で5種類。レベルは
・和菓子職人見習い「葉っぱ」
・駆け出しの和菓子職人「さくら」
・立派な和菓子職人「あやめ」
・和菓子の達人「菊」
・和菓子の神「薔薇」
の5段階です。
絵本に写真付きで作り方が書いてありますが、公式サイトから“作り方動画”を見ることもできるので「職人の手さばき」を先に見ておいてもいいかも!(笑)
キットには2回分が入っていて、「薄ピンクメイン」と「紫メイン」の練り切りが作れます。
オトナの実力、見せてやるぜ!
はりきって私がチョイスしたのは「レベル1:葉っぱ」。いやいや、初めてだからね! まずはレベル1をね! HAHAHAHAHA!!!
冷凍庫から出し、常温に1時間ほど置いた“あん”を丸く整えて準備完了! 作るでー!
本の写真や動画を見てると「とっても簡単そうに、キレイに形作れそう」な“あん”ですが、実際はポロッと崩れたりしてけっこう難しい気が!
「平らにつぶす」ときは、手のひらを使うと比較的綺麗にのばせる気がします!
こねこね~こねこね。気分はまるで“おねんどお姉さん”です……グフフ♡ 楽しいッッ♡
なんだかんだ言いつつ、順調順調~!
“あんこ”を包んで、巻くよー!
巻いたら、「黒文字」と呼ばれる楊枝やつまようじで模様をつけていきます。今回は「葉っぱ」がモチーフなので、葉脈などを描いていきます。
すごーい、自分で言うのもアレだけど、上手!!!(笑)
ものの数分で完成~!
「レベル1:葉っぱ」、完成~!
この「葉っぱ」では、袋に一緒に入っていた黄色の“あん”は使わなかったので、オリジナルで「ひよこ」を作って乗せてみました♡
白い“あん”と薄いピンクの“あん”を合わせたことにより生まれたこの「ほんのりにじみ出るような柔らかい色合い」。
ホントに綺麗で美しいです。まさに芸術……!
手作りってレシピ通りに作るのはもちろん、いろんなアレンジができるから楽しいですよね~!
実際、作業はとっても簡単だったのですが、やはりお手本写真のように美しく作るのはとってもとっても修業が必要! とっても綺麗で美しい和菓子を生み出す「和菓子職人」さん、ほんとスゴイです!!!
「練り切り」、めちゃくちゃ美味しい
全部“あん”で出来ているので、すべて食べちゃえるのが嬉しいですよね~♪
今まさに自分で作りあげた「練り切り」を食べられるなんて贅沢だなーと思いながら、一口パクリ。
こ、こ、これは~! めちゃくちゃ美味しい~!♡♡♡
さっぱりとした甘さで、とっても後引く美味しさ! 「甘いお菓子」にありがちな“口の中に残る甘ったるさ”も全然ナシ。熱いお茶が欲しくなっちゃいます~!(笑)
ちなみに私が一切れ食べた後、あっという間に子どもたちに食べられてしまった……ふぇぇ(´;ω;`)
今後のオヤツの選択肢に「練り切り」が入りましたね……!
もちろん子どもも楽しく作れます♪
うちの7歳&5歳娘たちも、絵本を読んで「練り切り」作りにチャレンジ!
ぶっちゃけ「ちょっと難しいのでは……?」と思っていたのですが……。
7歳長女はとっても楽しそうに、しかも初めてなのにアレンジまでして、プロ職人のような作品に!
4歳次女は、説明だけすればほぼ自分で作業可能(長女がけっこう手出ししてたけど)。とっても上手に作ることができました!
自分たちで作った練り切りを、「モッタイナイ~♡」とか言いつつペロリと完食。2人ともとっても美味しかったようで、「またやりたい~!」と言ってました(笑)
子どもたちが作業する様子は、下の動画でご覧くださいね~♪
元気いっぱいの【ひなこ】とマイペースな【はづき】が、遊んだり・食べたり・作ったり・チャレンジしたりするチャンネルです。
ぜひいろんな“キッカケ”づくりに!
我が家の娘たちは「練り切り」を食べたことがなかったのですが、食べてみるととても気に入ったよう。
絵本も可愛いので何度も読み返しては「ンフフwww」と笑っています(笑)
この「さわってつくってたべる絵本」は、一緒に絵本を読んだり「練り切り」を作って楽しんだりできる“コミュニケーション”のキッカケとして、また「和菓子」という存在とその魅力を知るキッカケとして、大きな役割を果たしてくれそうです♪
「2さいからの和菓子づくり体験」というキャッチコピーですが、
・2歳でも楽しく作れる
・2歳でも食べられる
という面で非常に納得。「自分で何かを作り、それを食べる体験」、ぜひぜひ味わわせてあげたいですね♡
家族はもちろんお友達も呼んで、いろんな“作品”を作ってみても! 可能性は無限大、「さわってつくってたべる絵本」で自由に楽しんでみてくださいね~☆
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