【育児を不安に感じるのは何故?】一児の母が考える原因と解消法。育児中の孤独感は一体どこからやってくる?
出産前は希望でいっぱいだったはずの子育て。
しかし実際に始まってみると、慌ただしい毎日をこなしていくのでやっと…というママも多いのではないでしょうか?
育児を楽しみたい気持ちの前に立ちはだかる「不安」
この不安感の原因は一体何なのでしょうか?
はじめての育児は分からない事だらけ
不安で一杯いっぱいだった妊娠から出産まで無事乗り越えたと思ったら、落ち着く暇もなく赤ちゃんの育児がスタート。
我が家の息子は現在4歳。今は自分の思ったことや感じたことを言葉にして伝えられますが、生まれたばかりの乳児は、突然泣く、離乳食を食べない、なかなか寝つかない、など育児の中で困ったり不安に思うことばかりでした。。自分の思いを伝えられない子どもは激しく泣いて自己主張しますが、パパやママから見れば不安になることも育児ではしばしばあります。
育児で不安になるのはなぜ?
育児に対して不安を感じたことのないママはきっといないはず。
愛する我が子の育児に不安を感じてしまう根本的な原因は何なのでしょうか?
母親として子育て経験がないから
何もかも初めての育児。
か弱い赤ちゃんを守らなくてはいけないプレッシャーは、想像以上に大きいものです。
家族が増えることで食事、家事、仕事、お金の使い方など日々の生活が大きく変わり肉体的な疲労が増加。なかには共働きのパパママも多数います。さらにあらゆる全ての決断をしなくてはならないという精神的な負担もあります。
「母親として・・・」「父親として・・・」という想いが強い真面目なパパママほど、その責任感に押しつぶされそうになってしまうのではないでしょうか。
子供が世界の全てになってしまう
周りのお子さんと比べてしまったり、将来のことを悲観しすぎたりと、ちょっとしたことで心がザワザワ。
育児中は赤ちゃん中心の人生で、つい自分自身を見失ってしまいがち。
子どもが世界の全てになってしまうママの気持ちもよく分かります。
お母さんの育児疲れ=悪いこと?
育児に疲れたと感じても旦那や実家の親にすら相談できないというママも多いはず。
しかしどんな人間でも24時間赤ちゃんに合わせた生活は疲れるもの。眠れない時もあるので無理はありません。
弱音を吐いたり愚痴をこぼしたりするのは決して悪いことではありません。
子どもを大切にしているからこそ、疲れたり悩んだりするんですよね。
子どもの気持ちが理解できない、わからない
「自分の子どもなのにどうして気持ちが分かってあげられないんだろう?」「どうして育児が上手くできないの?」といった気持ちが毎日続くと、ストレスやイライラが溜まってしまい、私って本当にダメな母親だ、と思うことが私もありました。母親としての自分を責めてしまいがちです。
母親が育児で感じる不安の解消法とは?
ママ一人で抱え込まない
仕事が忙しいパパに「助けて」が言えない気持ちはよく分かります。
しかし「ちょっとひとりになりたい…」その気持ちがひとつのサイン。
一人で抱え込むのはやめて、パパや実家など頼れる相手にはどんどん相談したり悩みをきいてもらいましょう。
もちろん話を聞いてもらうだけでも心は落ち着きます。
「辛い…」を口に出しても大丈夫。自分の想いを口にするだけで考えがまとまったり、すっきりすることもあるはずですよ。
ママ友と知り合えるコミュニティー
児童館や公園で、同じく子育て中のママさんと交流があるだけでも気持ちはとても楽になるものです。
挨拶程度のお付き合いから徐々にコミュニケーションをとっていけるといいですね。
また、気軽に育児について話ができる相手がいないママにとってインターネットでの情報は非常に心強い存在。
中にはママ同士で交流が出来るようなものもありますので、積極的に利用してみてはいかがでしょうか?
気分転換できる時間を作ろう
毎日赤ちゃんと一緒にいると安心できる時間が少なく、気が張ってしまいがちです。
たまには旦那さんや祖父母に協力してもらい、リラックスできる自分の時間を作ってもいいと思います。
私は子供が新生児のとき、パパに協力してもらい趣味のウォーキングを週1日、2時間程度行ってました。
これだけでも自分を冷静に振り返られる時間が出来き、前向きに育児と向き合えた気がします。
子供の成長はあっという間。今の育児を楽しむために
赤ちゃん時代の育児は、大変さが永遠に続く気さえしますよね。
でも、子どもの成長は本当にあっという間で、やがて親元を離れていきます。
今は大変かもしれませんが「なんでもっと抱きしめてあげなかったんだろう」「なんでもっと話を聞いてあげなかったんだろう」と将来後悔しないよう育児を楽しんでほしいと思います。
とはいってもママだってひとりの人間。孤独な状態では不安感を拭うことは出来ません。
育児を楽しむためにはママの気持ちの安定がなにより大切。
そのためにも不安な気持ちを一人で抱え込まず、周囲を頼ることを忘れないでくださいね。
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