育児でイライラしてしまう。その原因は?
こんなはずじゃなかったのに…。
育児の理想と現実の差にイライラしたり、思わず涙がこみあげてくるような日もありますよね。
特に一人目の赤ちゃんの育児だと全てが初めての経験。
私も「お母さんらしいお母さんには到底なれない」と、何度涙を流したか分かりませんし、突然家出したくなる時もありました。
なぜ愛する我が子の育児なのにこんなにも育児でイライラしてしまうのか?
ささいなことでうるさいと感じたり可愛いと思えない時があったり、イライラが原因で夫にあたるときがあったり暴言をいったり、私はおかしいのか?育児ノイローゼなのか?
そんな風に思い詰めてはイライラしたり後悔したりと、一人で泣くような気持ちで途方に暮れていました。
私の場合は、思い通りに物事が進まないというのが一番のイライラの原因だったと思います。
私の性格はよく言えば几帳面。
計画をしっかり立てて物事は順序よく進めたいタイプ。
そのため、悪くいうと頭が固いので育児中にイレギュラーが舞い込むとすぐにストレスの影響でイライラがおとずれます。
赤ちゃんが突然泣きじゃくったり、せっかく作った離乳食をこぼしたり…などなど。
赤ちゃんを出産し母親になったとしても、自分自身のもともとの性格が変わるわけではないんですよね。
残念ながらママである皆さんがお察しの通り…。
育児をストレスフリーに常に順序よく進めていくなんて絶対無理!!
育児はいつ何が起こるかわからないので、イライラせず臨機応変に対応していくしか方法がないんですよね。
子育て中は何をするにもママより子ども優先で、なかなか自分だけの時間を作ることが出来ませんよね。
赤ちゃんが寝ているほんの少しの時間だけでも寝て寝不足を解消したい思うのですが、いつ泣いて起きるか分からないので毎日ヒヤヒヤ。当然ストレスも溜まっていきます。
また常に時間に追われ急かされているような状態が続くので、精神的な疲れが毎日どんどん溜まっていくんです…。
パパにとっても待ちに待った赤ちゃんの誕生。妊娠中は夫婦2人で楽しみにして、一緒に乳児用のベビー服を買いに出かけたり、ご飯を一緒に作ったりと心に余裕がありました。
赤ちゃん出産後はわからないことだらけ。新生児育児への不安でストレスがたまっていた私。夜泣きで睡眠不足も重なり体力的にも限界を感じる毎日。
この子育ての辛さをパパに理解してもらいたかったですが、相談したときの夫の自分本位な行動や発言に思わず爆発!
限界を超えた私は、父親としてどうなの?と怒鳴るときもありました。
夫婦喧嘩もこの頃が一番多かった気がします。
育児のイライラ。その解消法は?
頑張り屋のママたちは、いつの間にか周りを頼らないようにする習慣がついてしまっていませんか?
頑張らないのは悪いこと。
周りを頼るのは情けない。
そんな風に自分自身に呪いをかけてしまっているのではないでしょうか。
だからこそまず、その呪いを解きましょう。
育児が辛いのはママが頑張っているからなんです。
ママひとりで頑張るのはもうやめて、旦那さんや実家の家族などにどんどん協力してもらいましょう!
産後ケアなどの外部施設を利用してカウンセリングをうけたりするのもあり。
それでも心配な時は専門医でカウンセリングや薬を処方してもらう手もあります。
ママ自身がしんどい時、イライラが続きストレスが溜まった時は素直に言って発散したっていいんですよ!
旦那さんや実家の家族以外に、自分の気持ちを素直に吐き出せるママ友や友人はいますか?
もちろんパパや両親といった身内に聞いてもらうのもいいのですが、私の場合は家族以外のママと育児の話がしたいなと思うことが多々ありました。
いま思い返して考えてみると、身内に「妻」「嫁」「ママ」「娘」としてではなく、家族以外の友人に私自身として誰かと話がしたいという気持ちがあったのだと思います。
私は以前から体を動かすことが好きなので、パパが早く帰宅して赤ちゃんの面倒を見てくれる時、30分ほどウォーキングする時間を週に1~2回作りました。子どもの育児から少し離れると、イライラしてしまうこと、夫に怒鳴ってしまう出来事などを冷静に見つめ直せる気がしました。気分転換はとても大事。ママの育児ストレスを発散させるには必要な時間だと思います。
自分で抱え込まずに育児を楽しもう
私の息子は現在4歳。元気に保育園に通っています。産後当時の私は育児が思い通りにいかなくてモノを叩くこともありました。
正直なところ、以前は育児を楽しむだなんてできるはずがないと思っていましたが、今は少しづつ「育児を楽しむ」という意味が分かるようになってきました。
育児が辛いと感じている自分自身を認めてあげることで、子どもに対してもありのままでいいと思えるようになったからです。
愛する我が子であっても自分とは別の人。
しんどい時こそ出来るだけ客観的になるように気をつけています。
ママが育児を楽しむためには肩の力を抜くことが大切。
自分ひとりで抱え込むようなことはせず、ポジティブに育児を楽しんでいきたいですね!
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