習い事をする「メリット」
学校以外の学びの場となる「習い事」。学校だけでは体験できない「プラスα」の学びを、じっくり身に付けられるというメリットがあります。
習い事に通う際は、それぞれの「専門の先生」からレッスンを受けることになります。
水泳やピアノなどの“スポーツ系”は体や指の動かし方、さらに上手になるためのレッスンをどんどん受けられますし、“学習系”なら学校で習った事の復習・または予習ができたり、先生に詳しく質問できたりも。
独学や自宅学習では「見えない・フォローしにくい」ところまでしっかり対応してくれるのが“習い事”の大きなメリットです。
習い事の種類によっては、普段あまり会う事のない「他学年の子」や「違う地域の子」と一緒に学ぶ機会も。
小学校で毎日一緒に過ごす「同じクラスの子」以外と関われる機会って実はとっても貴重なんです。
学校の友達関係でちょっと気分が落ち込んでても、習い事の友達と一緒に過ごしたら気分転換になったり、スッキリと解決したり。
視野が狭くなりがちな「学校時代」だからこそ、他のコミュニティを持つということは非常に大切です。
小学生の習い事、おすすめはコレ!
非常にたくさんあり、どれを習おうか悩んでしまいがちな「習い事」ですが、“何のために習うのか”を明確にすることはとても大切です。
野球が好き、ダンスが好き……など子どもに明確な意思があれば話は早いのですが、「好き!」が分からない子も多いですよね。
だからこそ、まず強化するのは「基礎力」!
今後「あれやってみたい!」と思ったときにすぐ行動に移せるような、自信や体力をつけてあげられる習い事を選びましょう!
昔からダントツの人気を誇る、習い事の定番「水泳」。
・全身運動になる
・バランス感覚が身に付く
などのメリットがあります。
また、全身運動+湿気で軽い喘息症状なら改善する可能性もあるのだそう。
普段動かさない筋肉をしっかりと使ううえ、かなり体力がつきます。“とりあえず”やっていても損はナシ!
2020年には小学3年生から「英語」が必修化となり、今までよりもさらにグローバルな環境になることが予想される今の子どもたちの将来。
日本語と外国語は発音の仕方が全然違うので、いくら単語を覚えても、実際の会話ではなかなか通じないことも。
だからこそ“正しい発音で”教えてくれる「外国語塾」などに通うのがオススメです。
現在一般的なのは主に「英語」ですが、今後注目しておきたいのは「中国語」。
2018年は中国初のスマホメーカー「ファーウェイ」や「ZTE」、スマホアプリ「Tik Tok」なども大きな話題となりました。今後も目が離せません!
小学生のうちから外国語に触れておくと、“いざ本気で習得しようと思った時のハードルが低く感じられる”というメリットも。
いろんな言葉のお友達と楽しく話せるから、子どもの中の世界も広がるハズ。
今や計算はスマホや電卓・パソコンでササッと解決する時代。
「そろばん」というと古い感じがしますが、「自分の力で達成する」という自信が身に付きます。
そろばんを習うと、計算の際に“頭の中でそろばんの珠をはじくようになる”といわれます。数字ではなく「珠」で計算するため、イメージをつかさどる“右脳”が使われるのだそう。
NPO法人・国際総合研究機構の副理事長であり脳科学を専門とする河野貴美子氏によれば、
そろばんの有段者には「教科書を暗記する際にページごと頭に入ってくる」人や「年号もさっと憶えられる」人がいるそう。ほかにも、そろばんによって養われた「イメージ力」を活用することが「人間的な思考」「創造力」「ひらめき」につながる
出典:kodomo-manabi-labo.net
とのこと。集中力も養われるそうですよ!
ロボットが多くを担うかもしれない子どもたちの未来は、“自分で考えて動く事”と“行動力”が重要になります。
だからこそ脳全体をしっかり使える「そろばん」は、ぜひオススメ。計算を確実にクリアしていくことで自信がつき、「できる!」が高まります。
現在の習い事は種類豊富!子どもに合ったものを
その他にも
・ピアノ
・習字
・体操
・ダンス
・バレエ
・くもん、学研
・ロボット教室
などなど人気の習い事は非常に豊富です。
もちろん1つしか習ってない子もいれば、3つや4つ掛け持ちしている子も!
本人が「やりたい!」といえば頑張らせたいですが、習い事の時間帯や送迎などが難しければしっかりと話し合い、納得できる方法を選びましょう。
小学生のうちは「経験が大事!」と割り切ってアレコレ体験させてあげるのもいいと思います。
好きかどうかはやってみないと分からない。だからこそ、お子さんとしっかり話し合って選んでみてくださいね~!