最高の集中タイム「朝時間」で効率アップ。“早起き”を楽しく続ける簡単なコツ!
子どもたちからたくさんのエネルギーをもらうことで、女性はよりパワフルになり、すばらしい仕事ができる!株式会社リクルートエグゼクティブエージェント/森本千賀子が子育てと仕事を両立しながらパワフルに生きるコツをお伝えします。
夜は子どもと一緒に就寝
前回の記事でお話ししたとおり、私は仕事を終えて帰宅した後は、仕事のことは忘れて100%「ママ」として子どもと接します。夜10時〜10時30分頃に子どもと一緒に就寝し、朝3時に起きて家事や仕事をすることを毎日の習慣としてきました。
子どもが寝てから仕事をしようとすると、なかなか寝付かない子どもにイライラしてしまったりして、かえってストレスになるからです。「子どもと一緒に寝てしまう」と決めていれば、子どもとの時間をリラックスして過ごせます。
朝は3時に起きる!
その分、朝の時間に集中!3時に起きて、まずは1時間程度で家事を済ませます。そして、4時頃から、子どもが起きてくる7時少し前まで仕事をします。睡眠を取った後なので、頭はスッキリ。1人で集中できるので、「考える仕事」がはかどります。
家事も仕事も効率アップ!
朝時間をうまく活用できれば、家事も仕事も効率がぐんとアップ。けれど「朝、起きられないんです!」という声をよくお聞きします。
私も最初は早起きがつらかったです。でも、慣れてしまうと苦痛ではなくなります。まずは「習慣づける」ことが大事。私が、早起きを習慣づけられるまで、工夫してきたことをご紹介しましょう。
早起きを習慣づける工夫
●目覚まし時計の工夫 「かけ声」タイプを「足元」に置く
目覚まし時計のアラームは、電子音やベルではなく、「今日もがんばろう!」などの「声」が出るタイプを使います。励まされている気になって、起きる意欲がわきます。
目覚ましは、枕元ではなく足元に設置。これなら、起き上がらないと止められないので、「止めてまた寝てしまう」を防ぐことができます。とはいえ、私も3時起きを始めた当初は目覚まし時計を4つ使い、5〜10分差で鳴るようにセットしていました。最初は目覚まし複数使いからスタートしてもいいと思います。
●「起きたときの楽しみ」を用意する
「起きられた私へのご褒美」として、好きな食べ物を用意しておきます。私の場合は、フルーツやヨーグルト、高級なチョコレートなど。目覚ましが鳴ったとき、「あれが食べられる!」と思うようにすることで、起きるモチベーションが上がります。
また、連続ドラマを録画しておいて、朝、家事をしながら観るという方法をとっていた時期もありました。「ドラマの続きが観たい!」と思えば、眠くても起き上がることができました。
このように、自分が「したい!」「するのが楽しみ!」と思えることを、朝の時間の一部を使ってするというルールを決めておくのは有効です。
●とりあえず身体を動かし、シャワーを浴びる
まだ眠くても、這ってでもベッドから出て、バスルームへ直行。熱めのシャワーを浴びることで、ちゃんと目を覚ますことができます。目覚めたらすぐ、ストレッチやヨガを始めるのもいいのではないでしょうか。
●睡眠の質を高めるために寝具にこだわる
睡眠時間が少なくてもスッキリ目覚めるためには、睡眠の質を高めることが大切。まずは寝具を見直し、ちゃんと自分に合ったものを選びましょう。
マットレスや枕など、さまざまな機能・タイプのものがありますので、そこにはコストをかけることをお勧めします。
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■森本千賀子 (株式会社リクルートエグゼクティブエージェント)
1993年、リクルート人材センター(現:リクルートキャリア)に入社。法人向け営業として新規顧客開拓を行い、入社1年目から営業成績1位、全社MVPを受賞。以来20年以上、トップクラスの業績。現在はリクルートエグゼクティブエージェントに在籍し、経営幹部層の採用支援、転職支援を手がける。12歳6歳の2児の母でもある。
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