「乳児用液体ミルク」使ってみたいママは“8割”!メリットやデメリット、日本での発売の予定は!?
海外ではメジャーなものの、日本では販売されていない「乳児用液体ミルク」。ママの負担をかなり軽減&災害時の備蓄用品として、現在かなり注目されています。なんと日本でも近々発売される予定なのだとか!待ち遠しいですね~!!!
「乳児用液体ミルク」とは
「乳児用液体ミルク」とは、すぐに飲める状態で販売されている赤ちゃん用ミルクのこと。
日本では販売されていませんが、海外ではとてもポピュラーな商品です。
2016年にアメリカ在住のタレント「里田まい」さんがブログで液体ミルクを紹介したり、同年の熊本地震や2018年の北海道地震の際にはフィンランド製の液体ミルクが支援物資として送られたりして、便利なアイテムとしても災害用備蓄品としてもママたちからかなりの注目を浴びていました。
そして2018年8月8日、ついに厚生労働省による基準の改正・施行により「乳児用液体ミルク」の国内製造・販売が可能になりました!
液体ミルク、成分は?
現在日本で作られている「粉ミルク」は、牛乳成分にプラスして赤ちゃんに必要な「ビタミン」や「ミネラル」などを配合しています。液体ミルクも内容は同じですが、やはり“液体での保存”を考えると少し内容は変わってくる可能性も。
しかし国内で製造・販売されれば厳しい基準をクリアすることになるので、粉ミルクと同じように安心して使うことができます。
「液体ミルク」に関するアンケート!ママ“699名”に聞きました!
「株式会社ベビーカレンダー」では、699名のママに対して「乳児用液体ミルク」に関する意識調査をおこなったそう。
その結果、多くのママが「粉ミルク」に関しての不満や「液体ミルク」に関しての期待を持っていることが分かりました~!
【Q1】乳児期の赤ちゃんの栄養は何ですか?
「母乳のみ」が38%なのに対し、「母乳&ミルク混合~完全ミルク(完ミ)」は62%という結果に!
かなりのママたちがミルクを使っているようですね。
ということは、62%のママたちが毎回「調乳して粉ミルク溶かして適温にして飲み終わった哺乳瓶洗って消毒して」ってやってるって事……!!!
本当に本当にお疲れ様ですよ……!!!(泣)
【Q2】乳児用液体ミルクが販売されたら、使ってみたいと思いますか?
「液体ミルク」を使ったことがない、というママに対して上記の質問をしたところ、なんと77%のママたちが「使ってみたい」と答えたそう。
分かります!分かりますよー!!!
【Q3】どんなときに、乳児用液体ミルクを使いたいと思いますか?
ダントツ1位だったのがやはり
・災害用の備蓄、避難グッズとして(58.8%)
でした。
地震や大雨など、災害が非常に多い日本。赤ちゃんが一緒だと、まず心配なのはミルクとオムツです。
液体ミルクが備蓄できれば本当に安心。一刻も早い日本での販売が待たれますね。
2位以下には
・お出かけするとき(48.4%)
・夜間の授乳(17.3%)
などが並びます。
夜間の調乳は本当にツライ!液体ミルクなら枕元に置いておけば、すぐに飲ませてあげられますもんね~!
ママの睡眠時間だって、グッと増やすことができます。
粉ミルクや液体ミルク、メリットやデメリットは?
【粉ミルク】
【デメリット】としては上記の結果のように、
・哺乳瓶などの手入れが面倒
・調乳に時間や手間がかかる
がダントツ。
また、疲れている保護者が計量・調乳するため、
・分量のウッカリ間違い
・お湯の温度が高すぎるためのヤケド、低すぎるための“溶け残り”の心配
などもあります。
【メリット】としては…………?
粉ミルクの……メリット…………????(錯乱)
【液体ミルク】
液体ミルクの【メリット】としては、
・誰でも簡単に飲ませられる
・おでかけの際、哺乳瓶やお湯や粉などを持ち歩かなくて良いので荷物が減る
・哺乳瓶の洗浄・消毒の手間が不要
・めちゃくちゃ時短
などがあります。
【デメリット】としては
・粉ミルクよりも値段が高い
くらいでしょうか。
商品にもよりますが、滅菌処理された液体ミルクは未開封なら1年ほど保管できるそう。
粉ミルクは缶を一度開けると早く使いきらなきゃいけないけど、液体ミルクはその都度開けて飲ませるからコスパも良し。
「飲み残しは廃棄する必要がある」のは粉ミルクも同じだし……あれ?液体ミルクのデメリットってほとんど無くない??
日本初の乳児用液体ミルク、2019年春に発売!?
2018年の基準改正により、2019年春には「江崎グリコ」から日本初の乳児用液体ミルクが発売されると言われています。
スムーズにいけば、液体ミルクの発売はもう目の前!!!
いったいどれだけのママたちが楽になるのでしょうか!?
期待しかありませんね~!楽しみです!!!
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