「家庭の危機」の片鱗が見える?何気ない日常を繰り返すことで、じわじわと深まっていく“夫婦の溝”。
子どもは夫婦の間に授かる宝もの。
しかし妊娠・出産などは女性にしかできないことであるために、心身の変化のない男性はどうしても「父親」としての自覚が生まれにくいのかもしれません。
「家庭」は全員でつくっていくもの。“思いやり”が不可欠なんです。
あるパパが見かけた、「食事をする家族」
2児のパパである「ひといく @Tales of 育児中(@elletrfy)」さんは、ラーメン屋さんで子ども2人連れの家族を見かけたそう。
そしてその光景を見ながら、“危険なアラートが鳴っている”印象を受けたのだそうです。
お昼にラーメン屋さんで子供二人の家族がいました。旦那普通に食べる。奥さん妹抱っこして兄に食べさせる。旦那食べ終わりスマホ。だいぶ経って兄が食べ終わってから奥さん食べ始める。兄飽きて走り回る。旦那スマホ。
— ひといく@Tales of 育児中 (@elletrfy) 2018年3月3日
他所のご家庭ですが、私には危険なアラートが鳴っている様な気がしたのです。
ありがちな光景ですよね。
パパが普通に食べてスマホ、ママが子どもたちに食べさせながら自分の食事は後回し。
この様子だと、こういう流れはこの家庭では“当たり前”のことなのかもしれません。
しかしママが実際にどう思っているのか?それはママ自身にしか分からないこと。
夫の態度も全て受け入れて、妻が子どもの世話も当たり前のようにやっているのかもしれないし、反対に「妻への配慮が全くない夫」に対する妻の気持ちは少しずつ離れていっているのかもしれません。
「離婚」は急には起こらない
最近耳にすることの多くなった「熟年離婚」。
夫からすれば「妻が急に離婚を切り出してきた」と感じる人が多いよう。
しかし、妻が離婚を切り出すのは長年積もり積もった“不満・ストレス・あきらめ”が限界を超えたから。実は「第一子を出産した頃」からストレスや不満を抱えつづけ、数十年我慢する方もいます。
いかに世の夫が妻の事を気にかけていないか、大切なパートナーであることを忘れてしまっているかが分かりますよね。
「思いやり」と「コミュニケーション」が重要
“結婚”とは、お互いの人生にともに寄り添い、一緒に未来をつくっていくパートナーであると決める大切な誓いです。
決して「家族内の誰か1人に全てを負担させ、自分が楽に生きられるようにする仕組み」ではありません。
子どもがいない時ももちろんですが、子どもが生まれてからはもっともっと夫婦で協力していくことが必要になります。
自分が家族の生活費を稼いでいる場合でも、自分が家事育児などを全て請け負っている場合でも。
「自分がやっていない部分を相手がやってくれている」からこそ、毎日があります。
大切なのは、お互いに感謝の気持ちを持ちながら、もっと良い環境にしていけるように日々コミュニケーションをとること。
“不満を我慢し、溜めて溜めていきなり「ドカーン」と爆発させる”のは、効果があるように見えて実は一過性のものになりがち。
驚きと勢いでその時は直しますが、喉元過ぎれば熱さを忘れてしまうんですね。
思ったことはすぐに伝え、直してくれたらすぐに「ありがとう」と感謝の気持ちを言葉にしましょう。
不満を積み重ねるより、感謝の気持ちを積み重ねるほうが、家族みんなが幸せに過ごしていけるはずです。
自分の態度を改めることは、今日からすぐにできること!
ぜひぜひ今日から、もっともっと素敵で幸せに過ごすための積み重ねを始めてみましょう!
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