保育園での使用済み紙オムツ『持ち帰り不要』の試みへ!全国のママたちから「うらやましい!」という声多数
オムツ外れ前の子どもを保育園に預けたら、1日分の使用済みオムツをお迎え時に一緒に持ち帰ることになる…コレ、実は意外と知られていない事実なんです。
東京都豊島区では、2018年4月から「認可保育所で預かる子供の使用済み紙おむつを回収・廃棄」する事業を始めるのだそう!
すごいぞ、豊島区!!
使用済みおむつ、持ち帰ってますか?
子どもによって1日の排泄回数はバラバラです。
基本的に小さな子どもだと、ニオイはあまり強くないものの、何度もおむつ替えが必要になるので持ち帰るおむつが大量に。
2歳や3歳のおむつ外れ前ぐらいになると、おむつ使用量はグッと減りますが、ニオイが超絶キツイ!!!
仕事終わりにお迎えに行き、子どもと一緒に使用済みおむつを持ち帰るのって本当に大変なんですよね……。
車送迎なら量やニオイは少々我慢できますが、徒歩や自転車・電車だと周囲への配慮も必要だから本当にツライ!
「使用済みおむつの持ち帰り」は、多くのママにとってかなりの負担になっています。
画期的な試みを進める『豊島区』
そんな中、東京都豊島区では2018年4月から、認可保育所で預かる子供の使用済み紙おむつを回収・廃棄する事業を始めるのだそう!
区が無料で一括処理してくれるので、送迎時のママの負担もグッと減りますね~!
いくつかの私立保育園などでは、使用済み紙おむつを処理してくれるところもすでにあるのだそうです。
豊島区は昨年4月時点で『待機児童ゼロ』を達成。2018年も、認可保育園をさらに10ヶ所ほど増やす予定らしい!!
す…す…すごいぞ豊島区!!!
「子育て環境が整った地域」って、こういう地域のことだよね~!!!
ママツイッタラーからは賞賛の声が
豊島区って、待機児童も0だったの?!
出典:twitter.com
新しい保育園が近所に出来るみたいだし、やるやん!!
頑張って税金払うわ!
こういう事!
出典:twitter.com
保護者も助かる、保育園保育士も個別ボックスに入れなくて良くなるから
効率が良くなる。
これがwin-win!!
いいなぁ~うらやましい
保育園の園児のおむつって保護者が持ち帰る園も多いらしい。まったく知らなかった。理由としては、保育園が捨てるとなると産業廃棄物になって処理費用が高くなるとか。
出典:twitter.com
「豊島区、うらやましい」
「おむつもだけど、何より待機児童ゼロうらやましい」
などなど、実際に負担がかかっているママたちからは賞賛の声が多くあがっています。
また「使用済みおむつを持ち帰る」園があるという事を知らなかった、という方も多くみられました。
何がどうなる?「園でのおむつ処理」
豊島区の認可保育園が「使用済み紙おむつを処理してくれる」のが話題になったことで、さまざまな変化が。
・お迎え時や、家庭でのゴミの量などに関するママの負担が減ること。
・「使用済み紙おむつを持ち帰っているママが多くいる」という事実が、多くの方に知ってもらえたということ。
今後このような取り組みが全国に広がれば、多くのママの育児環境や負担はどんどん改善していくことでしょう。
そして、注目すべきは「おむつ処理を区が一括でおこなうための費用が、予算の時点で約1300万円かかる」ということ。
今のところ約1300万円の費用をかけ、メリットを享受できるのは「認可保育園に子どもを預ける、おむつを利用している家庭」のみです。
この費用の発生源はもちろん税金。
そこに税金を使うより、もっと使い方があるのでは、という意見も見られました。
国民の税金は、みんなの暮らしを良くするためのもの
税金って実はかなりたくさん払っているけど、実際にどのような使われ方をしているのかイマイチ分からない。
本当に活用してくれてるの?おむつ処理のためにそんなに費用をかける必要があるの?もっとみんなにメリットがあるように使ってほしい!
そんな意見が出るのは当然の事です。
今回の豊島区のように、
区「認可保育園での使用済みおむつ、区が一括処理するから持ち帰らなくていいですよ」
ママ「わーーー!!!助かる!!!ありがとうーーーーー!!!」
となれば、とってもとっても分かりやすいですよね。
子どもはこれからの未来を担う宝ものです。
そんな子どもたちを育てるママが毎日しんどい思いをしていては、子どもを伸び伸びと育てることができません。
幅広い年齢層、多くの人たちの意見を聞きながら、これからの日本を良くしていくために「投資的」にお金を使う。
それによってどのような変化が起きるのか?
少子高齢化を迎えた日本が、長いスパンで未来を考えていくことは、これから本当に必要なことです。
豊島区の「子育て環境の改善」が、今後どのようになっていくのか?
豊島区の住民が、どのようなことを感じるのか。
興味深く見守っていきたいですね。