怖すぎる絵本「もじゃもじゃペーター」が躾の効果バツグン!
1844年にドイツの医師ハインリッヒ・ホフマンが自分の子供のしつけのために描いたと言われる『もじゃもじゃペーター』。ゾーっとする内容に大人も子供ものぞいてみたくなること間違いなし!
『もじゃもじゃペーター』ハインリッヒ・ホフマン
1844年にドイツのお医者さんが、自分の子供たちをしつけるために描いたとされる絵本『もじゃもじゃペーター』。表紙と題名からするとなんだかコミカルな内容?と思ってしましますが、ところがどっこい(笑)。『世にも奇妙な物語』を思わせるような、不思議で奇妙で子供たちからしてみればゾーーっとする内容になっていますよ。
登場してくる子供たちは、いたずらっこだったり、ワガママを言ったり、親に言われたことを守らなかったりする子供たち。でも、誰かを傷つけたり、特別おかしなことをするわけではありません。
ただ、髪の毛はボサボサ、爪を伸ばし放題だったり
指しゃぶりをしていたり
「このスープ嫌い!」と好き嫌いを言って飲まなかったり。
子供たちなら、よくあることのように思えます。ですが、この『もじゃもじゃペーター』ではそんなワガママは許されません。言いつけを守らないと世にも恐ろしいことが起きるのです・・・。なにが起こるかは、今はご想像にお任せして、実際に絵本を読んで体験してみてくださいね!ゾゾゾッ!!
「トラウマレベル!」と悲鳴が・・・
読んだ皆さんからは、色々な感想が寄せられています。
トラウマレベルに怖い・・・という感想
巷で怖いと評判の絵本『もじゃもじゃペーター』が地元の図書館にありました!さて読んでみると…本当に怖いトラウマレベルですよしつけ絵本の様な位置にあるらしいですが、これは効きそうですよ pic.twitter.com/ijXhpwHUOQ
— 森田トム (@hamtomsora) 2017年6月30日
挿絵は違いますが小学校の頃読みました。あまりの恐怖というか気味の悪いイラストに怯えてしばらく図書館に近づけませんでした。
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一方で、子供たちは意外と好きで何度も読んでとせがまれる人も・・・。
お話の内容がそこはかとなく気持ち悪い、というかお尻がムズムズする感じがずっと最後まで続きます。どこが息子の琴線に触れたのか、何度も読んで欲しいと言われます。
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少し怖い本を、と思って捜したところ目に留まりました。 昔の本なので、言い回しや内容がとても味があり、子供たちも夢中でした。指をちょん切るなど、少し過激な内容ととられるかもしれませんが「はりせんぼんの〜ます」くらいにうけとめて大丈夫と思いました。子供たちの中では、本棚の中でもすこし変わった面白い本となっているようです。何度も「よんで〜」とせがまれます。
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そして、躾やルールを守ってもらうために『もじゃもじゃペーター』を使っている人も・・・
なんで、ドラム式洗濯機の中をのぞけば、奥の方にもじゃもじゃペーターが見えるとか言っておいた。ドラム式洗濯機も危ないから。すぐやめた。ペーター効果が切れたら厄介だなあ。
— 磯兵衛の母 (@nemurimushi) 2017年9月14日
なんと言ったって、怖くも面白い絵本なんです。指しゃぶりをする2歳の孫に読んでやったら、一発で指しゃぶりをしなくなっちゃったのですから。
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恐ろしいほどに効果バツグンですね。
トラウマになってしまっては困るけど、でもちょっと怖い話ってのぞいてみたい。そんな心理を上手についた絵本ですよね。もしお子さんの指しゃぶりで悩んでいる親御さんがいたら、ちょっと読んであげてみてはどうでしょうか。もしかしたら、自分からやめてくれる・・・そんな効果があるかもしれませんよ?!くれぐれも、怖いものが苦手な大人の方はお気を付けください(笑)。
Amazon.co.jp: もじゃもじゃペーター オリジナル版 (ほるぷクラシック絵本) : ハインリッヒ・ホフマン, ささき たづこ: 本