意外と知らない?「育児」と「子育て」の違いとは…!?

意外と知らない?「育児」と「子育て」の違いとは…!?
参照 : stocksnap.io
『育児』と『子育て』。何気なく使っているこの二つの言葉。どんな違いがあると思いますか?
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目次

〇育児とは? 『育児』=『子育て』? 〇『育児本』と『子育て本』の違い 〇『育児』と『子育て』ネットの反応 〇動物の『育児』と『子育て』 〇人間だからこその『育児』と『子育て』 〇関連記事はこちらから

育児とは? 『育児』=『子育て』?

日常生活でよく使うこちらの二つの言葉。『育児』する、あるいは『子育て』。どちらも自分自身を表現する時に「育児中」や「子育て中」なんて表現したりしますよね。では実際どのような意味の違いがあるのでしょうか?

辞書で調べてみると・・・

『育児』乳幼児を育てること(三省堂 大辞林)

出典:www.weblio.jp

『子育て』子を育てること。(三省堂 大辞林)

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出典:stocksnap.io
つまり、『育児』は一般的に乳幼児、0歳~6歳の小学校入学前までの子供を育てることを指します。一方『子育て』は特に年齢の制限なく、学童期までの時期も含んで「子育て」と呼ぶことが分かります。育てる年齢の対象の違いが、まず定義の中にあるようですね。
また、辞書には詳しく記載されてはいませんが、年齢や対象の違いだけではなく、意味合いのニュアンスの違いもあるように感じます。

『育児本』と『子育て本』の違い

例えば『育児本』と言った時は、赤ちゃんのお世話の仕方や発達段階の紹介など、乳幼児期を親としてうまく乗り切るためのハウツー本が多いですよね。親の知識を学びを促すためのものが中心となっています。

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一方、『子育て』に関する本も多数出版されていますが、そちらは子供のお世話というより、子供の頭や心の成長に親がどうかかわっていくか、というあり方や具体的な関わり方・ノウハウを記した内容の本が多いように感じます。

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『世界標準の子育て』なんて言わると、ついつい気になってしまうのは私だけでしょうか・・・。「世界中の子育てを体系化したノウハウ」。内容はわかりませんが、すごいことが学べそうな魅力的な説明文です。

『育児』と『子育て』ネットの反応

ネット上でも、この二つの言葉の意味の違いについて問う声があがっており、回答が寄せられています。

私の主観ですが、育児とは・・・。赤ちゃんが授乳、ハイハイ、から始まり、生きるための食事、排泄、服の脱ぎ着など社会に出るまでの準備期間で。(動物として生きられるまで)育児休暇が最長1年取れるのはそのせいではないでしょうか。子育ては幼稚園など団体生活へ参加してから成人し自立するまでの期間だと思っています。(人間として生きられるまで)よって、私の中では自立できないニートなどは子育てが終わっていない状態に思えます。かなり親の責任は重いと考えます。

出典:detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
「自立した生活を送れないニートは子育てが終わっていない状態」というのは、新しい視点ですね。そうなると、子育てはいつまで続くものなのでしょうか・・・。

動物の『育児』と『子育て』

さて、人間以外の動物の「育児」と「子育て」について思いを巡らせてみると、面白い問いが浮かんできます。動物にも『育児』や『子育て』という区別はあるのでしょうか?
動物の中で、親が子供の世話をするのは鳥類や哺乳類くらいです。一部魚類の中にも、口の中で子供を育てる魚がいることも知られています。動物の子供たちは、基本的には生まれた時から生きる術をマスターしています。仔馬は生まれてすぐ立つことができますし、犬も歩いてお母さんのおっぱいにたどりつくことができます。もちろ親は餌をあげたり、排泄の手伝いをすることもありますが、その期間は人間と比べて遥かに短いですよね。
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親が子供に教えることと言ったら「どうやって自分の食べ物を確保するか」が中心で、そのために飛ぶ練習をしたり、狩りの練習をしたりします。そして、自分の食べ物を確保できるようになった時点で、子供の自立は終了。個体として自立していくわけです。こう考えてみると、動物には『育児』と『子育て』を分ける期間はほとんどないか、とても短いと言えるでしょう。
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そしてなにより動物たちは、言葉という道具を持たなくても、子供たちの「子育て」が自然とできてしまいます。それぞれが本能として生きる術を持って生まれてきていて、それを上手く引き出すことができるんでしょうね。なぜ人間は「子育て」のハウツー本がここまで必要になってしまったのしょうか?本能にそって子育てしてみると、どうなるのか?考えてみると、面白いかもしれませんよ。
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人間だからこその『育児』と『子育て』

『育児』と『子育て』、似ているけれど少し異なる意味を持つこの言葉。人間だからこそこのふたつの意味を持つ言葉が生まれたともいえます。そんなことに想いを馳せて、長い長い子育て期間を楽しんでもらえれば幸いです。

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