当たり前のことに感謝を…!話題のお話『あかちゃんおうさま』に考えさせられる【おすすめ絵本】
ある国に赤ちゃん王様が生まれました。赤ちゃん王様にはお世話をしてくれる人が3人もいましたが、ある日を境に・・・。
「おい、オレは王様だぞ!」
ある国に生まれたあかちゃん王様は生まれてすぐ王様になりました。王様なので、ごはんを食べさせてくれる人、トイレのお世話をしてくれる人、なんでもほめてくれる人が周りにいて、あかちゃん王様はそれが『当たり前』だと思っていました。

しかし、王様が大きくなってくると、ひとり、またひとり、とお世話をしてくれる人が出て行ってしまいます。あかちゃん王様は「おい、オレは王様だぞ!」と暴れますが、誰も聞いてくれません。
さらにあかちゃん王様が大きくなると、なんと住んでいたお城からも追い出されてしまうのです。途方にくれてお城の前で泣きながら眠る王様に、話しかけてくれる人がいました。

「おい、やることがないなら、働かないか?」もちろん働いたことのない王様は「働くってなんですか?」と尋ねます。「そんなことはしらねぇ。ほらいくぞ!」そこから、さらにあかちゃんおうさまの物語は展開していきます。そして、長年働いて身体が動かなくなってしまった王様の周りいるのは・・・?
「泣いた」「感動した」「考えさせられた」の反応が多数
読んだ人たちから「感動して泣いた!」という報告が相次いでいます。
あかちゃんおうさま良い話だ!朝っぱらから泣かされるとは!
— まの吉 (@manokari) 2015年11月17日
今朝のてれび絵本めっちゃ泣ける…(´;ω;`)あかちゃんおうさま
— illustrator pai (@pai02) 2014年7月17日
@tsubuyakifumika 新番組初めて聞きましたが、'あかちゃんおうさま'しみじみとしました
— RyutaPoinT (@ryutapoint) 2012年4月6日
ちょっと最後の方涙出そうになった
感動するだけではありません。苦難を乗り越えながら成長していくあかちゃん王様の姿を見て、人生にとって本当に大切なことは何なのか、深く考えさせられたという感想も寄せられています。
あかちゃんおうさまの一生が描かれたお話です。お世話されることが当たり前と思うあかちゃんおうさま。成長と共に心に変化が。うちの子たちも今はお世話されることが当たり前と思っていることでしょう。自分の周りに人がいてくれること、お世話をしてくれることに感謝することはまだまだ先かなーと思いながら読みました。私自身も大人になってから、そして親になってからのほうが周囲のことを考えるようになったと思います。
出典:www.ehonnavi.net
この絵本は、ただかわいいだけでなく、何かもっと深いことを伝えようとしてくれている絵本です。あかちゃんおうさまが、産まれて、老いていくまでを描いているのですが、何が大事なのかを考えさせてくれる絵本でした。幸せって、どういうことなのかなーって・・・。3歳の娘にはどう伝わっているのかはわかりませんが、何かが彼女の心に残ってくれるといいなと思いました。
出典:www.ehonnavi.net
「あかちゃんおうさま」たったいま、ラジオの朗読で泣いてしまった。当たり前のことなんて、何一つないんだよね。 http://t.co/xpjodSIWあかちゃんおうさま-そうえんしゃ・日本のえほん-のぶみ/dp/488264231X
— kentarouster (@kentarouster) 2012年4月6日

当たり前にあると思っているものが突然失われた時、初めて人は「当たりまえ」「当然」なんてものはないんだ、と感じるのでしょう。そして、改めて「当たりまえ」のものがいかに尊いものであったか、感謝するのではないでしょうか?この絵本を読んで、ぜひ「当たりまえ」のものを失わないですんでいることに、感謝をしてみてくださいね。