涙の跳び箱10段チャレンジ!
鹿児島の高千穂こども園では、毎年卒園に向けて跳び箱10段を飛んで親御さんたちに披露するというのが恒例行事になっています。10段なんて・・・大人でもそうそう跳べる高さではありません。ですが、その10段を跳ぶために、年少のころからみんなで跳び箱を練習しています。
ある年、卒園を控えた年長の男の子が、お母さんが病気となり、卒園を待たず家族の事情で引っ越さなくてはならなくなりました。
卒園式までいられない彼のために、2月の発表会で10段跳びを披露する場が設けられることになりました。小さい頃から泣き虫で甘えん坊だった男の子。この10段跳びを成功させて、病気のお母さんを安心させたい、という思いを込めて跳び箱を飛ぼうとします。
何度もトライする男の子。しかし、跳ぶことはできません。そんな彼を見て、同級生である年長のみんながとった行動とは?果たして奇跡は起こるのか?
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映像を見たお母さん、泣いて喜んですごく感動していただそうです。この男の子もインタビューで「お母さんが喜んでくれて、とてもうれしく思いました」と答えています。泣き虫だった息子の成長を見て、お母さんはきっとすごく安心したことでしょう。お母さんを大切に想う気持ちと、友達が彼を想う気持ち、すべてがつながりあって起きたこの奇跡。深い愛に心が洗われました。ぜひご覧ください!